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きょうの東京は、きのうまでの予報では雨だったのに思いのほか晴れました。 これは、“隠れ高気圧”が粘ってくれたためと考えられます。 地上天気図では高気圧の中心がだいぶ本州から離れていますが、実は専門的な天気図(高層天気図) で見てみるとリッジと呼ばれる小さな高気圧が一部まだ残っていたのです。 湿度も40%代まで下がりカラッとした暑さになりました。 しかし、リッジも抜けてこの時間はだいぶ雲が増えてきました。 これは湿った空気が流れ込み始めている証拠。 この湿った空気が雨雲の原料となり、あすは関東でも広い範囲で雨で、 しかも上空には強い寒気が入るため激しい雷雨となる所もありそう。 落雷や突風にも注意してください。 また、梅雨前線が刺激されることで起こる雷雨ではひょうを伴うことはほとんどありませんが、 このような上空寒気による雷雨は上空から地上にかけて比較的気温が低くなるため、 ひょう害がしばしば発生します。 ちょうど2年前に東京都三鷹市で大量のひょうがまるで雪のように降り積もったのは記憶に新しいところ。 http://matome.naver.jp/odai/2140361826268412901 このときほど不安定な状態にはならない見込みですが、少しひょうが降ったりしただけでも農作物のみならず 車のボンネットなど様々なものがダメージを受けるので注意が必要です。 黒い雲が接近してきたりゴロゴロ雷鳴が聞こえてきたら、それはすでに危険エリアに入っています。 頑丈な建物の中にすみやかに避難するようにしてください。 |
気象(夏)
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本州は高気圧と高気圧に挟まれるかたちとなっています。 こうなると、相対的に気圧の低い場となるので、天気が崩れやすくしばしば不安定現象も発生しやすくなります。 上空には冷たい空気が流れ込んでおり、さらに南からは暖かく湿った空気が流れ込んでおり、 あさってにかけて広い範囲で大気の状態が不安定となる見込みです。 室戸市佐喜浜で1時間に41ミリの激しい雨を観測したりと高知県内で特にこの時間は雨脚が強まっています。 これは、湿った空気が山にぶつかって持ち上がっているため。 山沿いであればあるほど激しい雨、あるいは1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る恐れがあります。 あすにかけては西日本や東北で発雷確率が高くなるのですが、 あさっては関東でも高まり、特に内陸部は60〜70%とかなりの高確率です。 何かある、と今のうちから心づもりをしておいたほうが良いかもしれません。 いつどこで落雷や突風といったシビアな現象が発生してもおかしくない状況があさってにかけて続きます。 十分に注意し、雷雲の近づく兆しがある時は安全な屋内に避難してください。 |
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北日本を中心にこの時期としてはかなり強い寒気が流れ込んでいて、
北海道では季節外れの雪の降った所もありました。
しかし、寒気の影響を受けているのはなにも北日本ばかりでなく、東、西日本も・・・。 各地とも気持ちの良い青空が広がっていますが、風の冷たさが気になるところです。 さすがに気温自体はそこまで低くなく25℃を超える所が多くなる一方、 北風が強めに吹いている状況です。
そのため、気温のわりに特に日陰では肌寒く感じられるかもしれません。 お出かけの際は気温に騙されることなく、羽織るものがあった方が良さそうです。 そして今夜からあす朝にかけては底冷えとなりそうです。 風が収まり穏やかに晴れるため、放射冷却が効きます。 本州でも山沿いはブルーとなっているとおり、あす朝は一桁の冷え込みとなり、 場所によっては5℃以下、さらには氷点下の「冬日」の可能性もあります。
八十八夜の別れ霜も九十九夜の泣き霜もとっくに過ぎましたが、霜が降りるかもしれません。 農作物の管理にはくれぐれもお気をつけください。 |
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暦からおよそ1か月遅れて、きょうから気象の世界でも夏がスタートしました。
衣替えを済ませた方も多いと思いますが、北は服装に注意が必要です。 というのも、北海道にはこの時期としてはかなり強い寒気が流れ込むのです。 北海道の東で低気圧が発達。 冬型の気圧配置に近いかたちとなり、寒気が引き込まれるわけです。 あす朝には850hPa0℃の寒気が北海道にかかっています。 これは、標高1000メートル以上で雪が混じり始め、1500メートルを超えてくると 完全な雪になってもおかしくないようなレベルの寒気です。 上川中部や紋別・北見地方の標高の高い所を中心にあす朝にかけて雪が降り、 うっすら白くなる可能性があります(量は少なく交通障害が起きるような大雪になることはないでしょう)。 また、平地でも雪の降る可能性こそ極めて低いものの、 かなりの寒さとなり日中も4月上旬〜中旬頃の気温となりそうです。 先日はフェーン現象により3日連続(20〜22日)で30℃を超えた北見ですが、 あすの予想気温は最低3℃、最高7℃の見込みです。 マフラーやコートが必要なほどで、夏物ならぬ冬物をタンスの奥から引っ張りだしてこなければ ならなくなるかもしれません。 ちなみに、これまで気象台で観測された史上最も遅い雪は1941年6月8日で、網走と根室で降りました。 いくら北海道とはいえ、この時期に雪の話題はとても珍しいことなのです。 |
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午後2時現在の東京都心の気温は16℃で4月上旬並み。 きのうのこの時間より10℃も低く、より一層肌寒く感じられるかと思います。 この季節外れの肌寒さはオホーツク海高気圧が原因です。 高気圧から吹き出す冷たい空気により気温がほとんど上がりません。 このように今週は5月以降すっかり出番がなくなっていた寒気に翻弄されることになりそうです。 この時間は、東北を中心に寒気の影響で大気の状態が不安定となっており、 秋田県と青森県の県境付近で雷雲が発達しています。
両県には竜巻注意情報が発表されていて、いつ竜巻が発生してもおかしくない危険な状況です。 雷雲が近づく兆しがあれば、屋内に退避して安全確保に努めてください。 (気象庁発表 31日12〜15時の発雷確率) あすは、さらに不安定エリアが広がります。 発雷確率は北海道から東北の広い範囲で60%以上とかなり高く、 きょう以上に雷雨の危険性が増しそう。
急な強い雨や落雷、突風には十分な注意が必要です。 |



