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日本海沿岸に発令されていた津波警報や津波注意報は解除されました。 岩手県や宮城県沿岸に3mを超える津波が到達する恐れは低くなったため、発令されていた 大津波警報は津波警報に引き下げられました。 しかし、それでも1m前後の津波が到達する恐れがあります。 1mというと木造家屋の一部が破壊されるほどです。 また、その他太平洋沿岸に発令されていた大津波警報や津波警報は津波注意報に引き下げられました。 引き続き太平洋沿岸の方々は警報や注意報が解除されるまで海岸や河口に近づかないでください。 被災地(岩手、仙台、福島)にとって風や雨、さらに乾燥は敵です。 空気が乾燥していると火災が発生しやすくなります。 現在、被災地にも乾燥注意報が発令されています。 さらに乾燥に加えて風が加わると火が広がりやすくなって大惨事になりかねません。 この先しばらくは高気圧に覆われて風は弱く穏やかに晴れる見込みです。 ただ、最小湿度が30%代まで下がって空気の乾燥した状態が続きそうです。 ガス使用中に強い揺れを感じたらガスの火を消してください。 そして、強い揺れによって地盤が緩んでいるところに雨が降ると土砂災害の恐れがあります。 これを受け、気象庁は大雨警報・注意報の発令基準を引き下げました。 被災地は16日(水)に雪や雨が降る見込みです。 今回のように大きな地震が発生し、甚大な被害が出るとよくデマが流れます。
関東大震災や阪神淡路大震災の際にもデマが流れました。 とくにラジオやテレビのない避難所では、ひとたびデマが流れてしまえば、多くの方々がデマに 流されてしまいます。 避難の際にはほぼ正確な情報が入手できる携帯ラジオがあると安心です。 もうすでにデマが流れているようです。 みなさんのところにこんなメールは届いていませんか? 「千葉の石油化学コンビナート火災が原因で有害物質が雨などと一緒に降るので注意。」 |
地震
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今日(11日)の午後2時46分ごろ三陸沖を震源とする大きな地震がありました。 マグニチュードは8.8と推定されています。 この地震で各地に大津波警報、津波警報、津波注意報が発令されています。 もうすでに津波が押し寄せた地域が多くなっています。 今回の大地震は気象庁が「東北地方太平洋沖地震」と命名しました。 |
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今日の日付が変わった頃から岐阜県飛騨地方で地震が多く発生しています。 飛騨地方で起きた地震のみをピックアップしてみると・・・ 時刻 最大震度 02時19分 震度4 02時20分 震度1 02時23分 震度2 02時49分 震度1 02時59分 震度2 03時24分 震度1 03時31分 震度1 04時07分 震度2 04時40分 震度1 04時49分 震度1 05時38分 震度4 05時44分 震度2 06時01分 震度1 06時05分 震度1 06時09分 震度1 06時41分 震度1 06時43分 震度1 06時48分 震度1 08時21分 震度1 09時48分 震度3 11時23分 震度2 12時13分 震度1 13時19分 震度1 19時55分 震度1 21時47分 震度3 並べてみるとすごい回数ですね。 有感地震(震度1以上)が24回発生しています。 無感地震(震度0)も含めるとさらに多いです。 この地震による目立った被害や負傷者は今のところでていません。 なぜ岐阜県飛騨地方で地震が多発しているのでしょうか? それは群発地震です。 群発地震とは似たような大きさの地震が比較的狭い地域にある期間集中的に発生する現象のことです。 火山帯の近くで発生することが多いです。 確かに飛騨地方にも乗鞍岳などの火山があります。 群発地震が発生しやすいのが伊東沖や茨城沖など。 長野県松代では1965年8月から1970年末までに640000回の地震が発生しました。 やはり群発地震でした。 上図は京都大学防災研究所付属地震予知センター上宝親測所によって決定された微小地震の 震源分布図です。 期間は1977年5月から1995年3月までの約18年間で、マグニチュード1〜5ほどの4万回の地震です。 丸印の位置は地震の位置を、大きさはマグニチュードを表しています。 地図を見ると飛騨地方北アルプス脊梁部や跡津川断層に地震が集中して発生していることが分かります。 北アルプス脊梁部ではしばしば鳥帽子岳、乗鞍岳、焼岳などで群発地震が発生しますが、御嶽以北では 大きな地震は発生しません。 この地域の地震は深さ8km以浅と周辺の地域よりも浅いことが特徴です。 通常、日本列島では地震は上部地殻内の深さ20km以浅で発生します。 これは、深さ20kmほどで温度が300〜400℃に達し、地殻を構成する花崗岩が断層ズレ破壊を 起こさないためと考えられています。 北アルプス脊梁部の場合、近くが周辺に比べ熱く、すでに深さ8kmほどで温度が300〜400℃に 達しているのです。 なぜこんなに周辺の地域よりも熱いのでしょうか? もし、マグマ溜りが地下直下にあるなら不思議ではありません。 この地域の群発地震は奇妙なことに震源が移動しています。 たとえば1993年6月から1994年1月にかけて槍ヶ岳から焼岳周辺で激しい群発地震が発生しました。 震源地の移動=マグマや熱水の移動なのではないでしょうか。 北アルプス脊梁部には重力異常があり、北アルプスの地下にはかなりの熱水を含んだマグマがあるのでは ないかと考えられています。 このマグマの運動が群発地震につながっていると考えられています。 なお、今回の群発地震は東海地震との関連性はありません。 東海地震と今回の群発地震では震源が違います。 東海地震の震源は駿河湾です。 |
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緊急地震速報の仕組み 今朝(17日朝)も強い寒気の影響で全国的に厳しい冷え込みとなりました。 今朝、氷点下まで下がった地点は昨日ほどは多くはないものの752地点でした。(920地点中) 東京都心も昨日(16日)に−1.1℃まで下がったのに続き、今朝も−0.2℃まで下がり、 2日連続の冬日となりました。 東京都心で冬日が続いたのは2006年2月以来約5年ぶりです。 日中は東・西日本の太平洋側で10℃前後まで上がりました。 今日は北よりの風が強く吹いて気温以上に寒く感じられましたが、明日(18日)は北よりの強い風が 収まるため東・西日本の太平洋側は日向では暖かく感じられるかもしれません。 しかし、冬型が緩むとはいえ完全に緩むわけではないので北日本の日本海側や北陸地方では雪の降りやすい状態が続きそうです。 阪神淡路大震災から今日で16年となりました。 この大地震で6434名の方々が亡くなられました。 このうち多くの方がタンスなどの家具の下敷きとなり亡くなられました。 この大地震以降、耐震・免震構造への取り組みが大きくなりました。 さて、地震というのは予知できるものなのでしょうか? よく地震予知と間違われるのが緊急地震速報。 緊急地震速報とはP波と呼ばれる小さな揺れをとらえ、震源地や地震の規模(マグニチュード)を 推測し、S波と呼ばれる大きな揺れが来る数秒〜数十秒前に発表するものです。 しかし、地震予知とは地震波が発生する前の予知のみを指します。 なので、緊急地震速報は地震波が発生した後の予知なので、地震予知とは違います。 まず、直下型地震は予知は不可能です。 勿論、一年以内に地震が起こるとかあいまいな予想はできますが、地震が起きる直前に予知することは不可能です。 地震予知で有名なのが動物の異常行動や地震雲。 ハトは脳の中に方向を知る磁石のようなものが備わって、これが帰巣に役立っていますが、地震の前に丸と強い電磁波が発生し、方向感覚を狂わします。 地震雲とは近くの衝突によって強い電磁波が上空を通過して発生する異様な形の雲のことです。 地震雲についてはこちらの記事をご覧ください↓ http://blogs.yahoo.co.jp/panthanwatch/397371.html 阪神淡路大震災直前には地震雲や動物の異常行動は勿論、夕焼けが血のように赤かったという目撃談も 多数あります。 しかし、これらに科学的根拠は一切ありません。 なので、このような現象が現れても地震が予知できたとは言い難いです。 では、地震予知は不可能と言い切れるでしょうか? 実は東海地震はある程度予知できます。 日本列島を囲む大きなプレートが沈み込む駿河トラフと呼ばれるエリアは過去90〜200年間で大地震が発生しているため東海地震発生の恐れがあります。そこで、静岡県に観測機器を設置し、常時監視しています。 ただし、東海地震も必ず予知できるわけではありません。 震源域の一部が地震の発生前に剥がれ、ゆっくりとすべり落ちる前兆すべりという現象があります。 気象庁はこの前兆すべりをとらえようとしています。 しかし、沖合いで前兆すべりが発生したり、前兆すべりの規模が小さかったりすると前兆すべりを とらえられないことがあります。 そして、地震発生にいたる場合もあります。 備えあれば憂いなし。
地震は日々の備えが大切です。 |
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昨日(21日)夕方から今日(22日)明け方にかけての日本列島は珍しいこと尽くしでした。
3つ珍しいことがありました。 ・1つ目は皆既月食が北海道で観測されたこと 本来なら全国で観測できるはずでしたが、残念ながら厚い雲に覆われた地域が多くなり鮮やかに観測できたのは 北海道のみでした。 しかし、北海道以外にもウッスラと観測できた地域もあるかもしれません。 ・2つ目は関東地方南部を中心に雷雨に見舞われたこと 関東地方で冬場の雷は珍しいことです。 発達した低気圧がかなり接近したりするか、寒冷前線が通過しない限り冬場に雷雨に見舞われることは殆どありません。 ・3つ目は東海地方から西の太平洋側・奄美・トカラ列島・伊豆諸島・小笠原諸島に津波注意報が出されたこと 今回はこの3つ目の地震に話題を絞ります。 今日午前2時20分ごろ父島近海でマグニチュード7.4の大きな地震がありました。 父島や母島では震度4の揺れを観測しました。 小笠原諸島父島では午前2時53分に20cm、さらに午前3時11分に30cmの津波が観測されました。 神津島で午前3時29分に10cmの津波が観測されました。 そして予想到達時刻を大幅に過ぎましたが、午前5時32分に八丈島で60cmの津波を観測しました。 その他三重県尾鷲市、和歌山県那智勝浦町や串本町、高知県土佐清水市、鹿児島県の種子島や奄美大島 など各地で10〜20cmの津波を観測しました。 今日の午前7時20分に各地の津波注意報は解除されました。 幸いなことに被害は一切出ませんでした。 今回震源地となった小笠原諸島周辺は太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈みこんでいるため地震多発地帯です。 通常、プレートの境界で大きな地震が発生しますが今回の地震は珍しいことに太平洋プレートの内部で大きな地震が発生しました。 今回は北東ー南西方向に引っ張る力が働いて垂直に動く正断層型でした。 ちなみに我が国の内陸地震は中部地方から西日本は横ずれ断層型が多く、北日本では逆断層型が卓越していると言われています。 さらに今回はプレートが沈み込む前に海底の浅い場所で発生したアウターライズ地震でした。 アウターライズとは海溝軸の海寄りにかけて存在している海洋プレートが地形的に隆起している場所です。 アウターライズの浅い場所で発生したら正断層型地震、深い場所で発生したら逆断層型地震となります。 これは、海洋プレートが陸地プレートに沈み込みを開始するアウターライズ付近でプレートが下向きに 曲げられるため、浅いところでは伸張応力が、深いところでは圧縮応力が作用するためです。 しかし、アウターライズ地震は発生することが比較的稀のため頻度などは現在でも不明です。 今後しばらくは小笠原諸島ではマグニチュード6クラスの余震が発生し、津波が発生する可能性があります。 おかげさまで訪問者数1万人突破できました。 |





