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火山

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きょう午前1時46分頃、阿蘇山が爆発的噴火を起こしました。
阿蘇山自体は活発な活火山なので小規模な噴火ならそこまで珍しくもないのですが、
やはり爆発的噴火となると話が違ってきます。
爆発的噴火は1980年以来36年ぶり。
今回は「あーまた噴火ね」では済まされない事態で、噴火警戒レベルが「2」(火口周辺規制)から
「3」(入山規制)に引き上げられました。

噴煙は一時火口から11000メートルまで上昇し、雨雲レーダーでも噴煙が確認できました。
イメージ 1

イメージ 2

午前1時40分には何も映っていませんが、
噴火直後の50分には阿蘇市の南にのびるエコーが出ています。
これは雨雲ではなく、噴煙に含まれる火山灰などの粒が反射して映っているのです。

イメージ 3

そして2時10分になると上空の風により噴煙は大分方面に流されました。
さらに噴煙は薄まりながらも東へ流されて愛媛県内でも降灰が確認されたそうです。


イメージ 4




ふもとの阿蘇市では大量に火山灰が降り積もり、農作物にも影響が出ています。
こういった状況のなか西から雨雲が接近しており、このあと阿蘇地方でも雨が降り始めるでしょう。
降雨によって火山灰が固まってしまうことが懸念されますので、早めの除去をお願いします。
もし道路に積もったままだと火山灰を含む泥水が排水溝をふさいで冠水する恐れも考えられます。



イメージ 2

(阿蘇山 先月撮影)

きょう午前10時前に阿蘇山が噴火を起こしました。
噴火には大きく分けて「マグマ噴火」「マグマ水蒸気噴火」「水蒸気爆発」の3種類がありますが、
今回はマグマが地下水と接し膨張した水蒸気によって生じる噴火「マグマ水蒸気噴火」の
可能性が高いとみられています。
今年5月に噴火した口永良部島もこのタイプでした。

噴煙は一時火口から2000メートルの高さまで上昇し、火口付近では大きな噴石も確認されています。
この噴火を受け、気象庁は噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」に引き上げました。
午後3時の時点でもまだ噴火は継続しており、噴煙は火口から800メートルほど。
こうなると心配なのが周辺地域への降灰です。



イメージ 1



上空の風が南東で噴煙は北西方向へ流れるため、山の北西側は特に注意が必要です。
仮に午後9時まで噴火した場合、阿蘇市や南阿蘇村ではやや多量の降灰が、熊本県山鹿市、菊池市、
合志市、菊陽町、高森町、大分県日田市では少量の降灰が予想されています。

火山灰が厄介なのは単なる砂ではなく、よく見るとガラス質で尖っているということ。
健康な人でも火山灰を吸い込むとのどの痛みや咳を伴うことがありますし、呼吸器系の疾患がある人は
気管支炎などの障害が起こる恐れも。
また、目に入ると目の角膜を傷つけることもあります。
やや大量の降灰が予想されている地域では、
出かけるときゴーグルやマスクなどを着用すると安心できるでしょう。




活発な桜島

イメージ 1





私事ごとながらきょうは鹿児島に来ています。
きょうの鹿児島は桜島の頂上が雲に隠れていることからも分かる通り天気が思わしくありません。
朝は激しい雨の降った所もありました。


さて、桜島といえば2週間前に噴火警戒レベルが「3」から「4」へ引き上げられました。
ただ、このところはマグマが火口近くに上昇する兆候はなく、また火山性地震も減少していることから、気象庁はあさってから噴火警戒レベルを「4」から「3」に引き下げる見通しです。
とはいえ、これは決して安全を意味するのではありません。
きょうは3回にわたって小規模な噴火を起こし、噴煙の高さが500〜800メートルに達しました。
桜島は普段から活発な火山です。
引き続き警戒を要するでしょう。
15日に火山性地震が急増し、噴火警戒レベル4まで引き上げられた鹿児島・桜島。
16日以降火山性地震は減る傾向にありましたが、きょう未明にごく小規模な噴火を
起こしているのが確認されました。
引き続き火口から3キロ以内の地域では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や
火砕流に厳重な警戒が必要です。



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ところで、実は桜島のすぐ近くにもっと恐ろしい火山があるのをご存知でしょうか。
それは姶良(あいら)カルデラです。
姶良カルデラは、南北23キロ、東西24キロにもおよび、現在の鹿児島湾北部にあたります。
桜島はカルデラの外輪山で、いわば子供のようなものなんですね。

姶良カルデラの規模は半端じゃないです。
今から2万9千年前の破局噴火では、1991年の雲仙普賢岳噴火時の40万倍にあたる
4000億立方メートルの火砕流が四方八方に広がり、半径70キロの範囲が覆いつくされたとされています。
また、火山灰が東に流されて関東地方でも10センチの降灰があったんだとか。

気になるのは、今後カルデラが破局噴火を起こす可能性があるのかどうか。
今後100年間に起こる確率は約1%とされています。
かなり低い値のように思われるかもしれませんが・・・
阪神淡路大震災前日にも「兵庫県南部を震源とする大地震が今後30年以内に発生する確率は1%」と
言われていました。
つまり、阪神淡路大震災前日における30年発生確率とカルデラ破局噴火の確率はほぼ同程度なんです。
もし2万9千年前と同規模の噴火が起きれば、700℃の火砕流が南九州の市街地を襲い、
700万人以上が死亡し、火山灰などで北海道東部や沖縄を除いた1億2000万人が被災すると
言われています。


ここまで脅しのように書いてしまいましたが、99%起こらないと考えるのではなく、
1%でも起こる可能性はあるということを念頭に入れておく必要はあるのではと思います。

画像は桜島観光ポータルサイトより
http://www.sakurajima.gr.jp/sakurajima/001323.html
午前9時59分、鹿児島県の口永良部島で爆発的噴火が起きました。
これを受けて気象庁は噴火警報を発令し、
噴火警戒レベル「3(入山規制)」から「5(避難)」に引き上げました。


噴火警戒レベルについて
【レベル5(避難) 】:危険な居住地域からの避難が必要
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立ち入り規制等。
状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。

過去、噴火警戒レベルが「5」まで引き上げられたのは
1986年の三原山噴火と1991年の雲仙普賢岳噴火の2回のみ。
雲仙普賢岳の噴火では6月3日に1回目の火砕流が発生した以後も2回にわたり発生しています。
1回目の火砕流では森林や200棟近くの家屋が消失し、
住民を守った消防団の方々など43人が亡くなりました。


火砕流とは、火山の噴火に伴い、高温の火山灰やガスが一団となって
高速で斜面を流れ降りる現象のことで、そのスピードは時速100キロ以上、
温度は摂氏数百度〜1000度にも達すると言われています。
破壊力が極めて高く通過した箇所のほとんどのものを焼き尽くします。
そういった意味では溶岩流よりも恐ろしい存在なのです。


今回の口永良部島での噴火も火砕流が発生しましたが、
幸いにも集落とは違う方向に流れたため、人的被害は確認されていないとのことです。
ただ、雲仙普賢岳と同じように活発な活動を続け、火砕流の発生する恐れがあります。
しばらくは帰島の難しい状況が続くのではないかと思われます。

イメージ 1





現在、日本列島には110の活火山があります。
火山の噴火を予知するのはほぼ不可能ですが、
一人一人が普段から意識を高めておくことは間違いなく可能です。
特に活火山の近くにお住まいの方は、「もし噴火したら災害どうなるのか?」を
想定しておくことが大切でしょう。

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