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(霧島山・新燃岳のようす) 霧島山・新燃岳は今月13日午後5時45分ごろに爆発的噴火を起こし、一時噴煙が 上空約4000mにまで達しました。 それ以来活動はやや落ち着きつつあります。 今月22日大きな噴石に対する警戒範囲を4kmから3kmに縮小されました。 よって、立入禁止区域は火口から3kmとなりました。 しかし、噴火警戒レベルは依然としてレベル3のままです。 今後も噴火を起こす可能性があります。 今回の巨大地震の直後から地震の活動が活発になった活火山が少なくとも13あります。 地震が増えた火山 日光白根山 焼岳 富士山 箱根山 伊豆大島 新島 神津島 鶴見岳・伽藍岳 阿蘇山 九重山 中之島 諏訪之瀬島 焼岳周辺では11日から1週間で350回以上の地震が発生しました。 1ヶ月前にも焼岳周辺で地震が多発しました。 詳細はこちらの記事をご覧ください。↓ http://blogs.yahoo.co.jp/panthanwatch/1973816.html 巨大地震によってマグマだまりが揺さぶられたり、マグマだまりにかかる力が変わったりすると 地震が増えることがあるそうです。 過去に巨大地震後に火山周辺で地震が増えたことがあります。 1707年の東海、東南会、南海地震が連動した宝永大地震(M8.4)の49日後に富士山が 大噴火を起こしました。 さらに2004年のスマトラ島沖地震(M9.1)発生後、数ヶ月間に10以上の火山の活動が 活発化し、1年4ヵ月後にインドネシア・ジャワ島のメラピ火山が噴火を起こしました。 これら13の活火山は今後1〜2ヶ月ほどは要注意です。 明日(31日)から新潟焼山、焼岳、伊豆東部火山群に噴火警戒レベルが導入されます。
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火山
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ハワイ諸島ハワイ島の南側にキラウエア火山という世界遺産として有名な火山があります。 富士山の約13倍の大きさです。 キラウエア火山は山の斜面がなだらかな盾状火山なのに対し、富士山は山の斜面が山頂ほど急で麓ほど 緩やかな成層火山です。 キラウエア火山は1983年から28年間噴火を続けています。 海に出た溶岩は島の面積を81万m^2も拡大したといわれています。 実はキラウエア火山は観光スポットとしてとても人気があります。 かなり危険な観光スポットに思えるかもしれませんが、さほど危険ではありません。 噴火といえども桜島のようにモクモク噴煙を上げているわけではなく、マグマのしぶきや溶岩が連続して流れる非爆発的な噴火です。 これはハワイ式噴火といわれています。 ハワイ式噴火は飛散物が遠くに飛ばないため安全です。 運が良ければ2番目の動画のように溶岩ギリギリにまで近づくことができます。 但し、当然のことながら溶岩に触れてはいけません。 キラウエア火山にはペレという女神が住んでいるといわれています。 女神ペレはあまりに美しすぎて出会った男性全てを魅了します。 しかし、中身に問題があります。 とても負けず嫌いで強い相手にはひるまず、弱い相手には容赦しません。 さらにあまりに身勝手すぎて思い通りにならないとすぐに火山の怒りを爆発させてしまいます。 ハワイには数々の神様がいるといわれていますが、女神ペレはハワイの中で最恐といわれています。 噴火による人身事故が非常に少ないのは女神ペレが噴火の前の人の身となり、噴火を事前に人々に警告 していたためといわれています。 キラウエア火山の溶岩は持ち帰ってはいけません。 なぜなら、溶岩は女神ペレの体の一部だからです。 もし、溶岩を持ち帰ってしまうと災いが起こるといわれています。 (個人的には世界遺産であることが大きな理由な感じがしますけど・・・) キラウエア火山が噴火活動が活発化する兆候があります。 5日の噴火でブウ・オオと呼ばれる火口原が110mほど崩落しました。 さらに150回の小規模地震が観測されました。 これとは別に火山東側の地表に長さ490mにわたる亀裂が表れ、約20mの溶岩が噴出しました。 また、ナパウと呼ばれる別の噴火口も噴火しました。 この噴火で火山散策路とナパウ噴火口のキャンプ場と周辺道路が閉鎖されました。 しかし、火山活動は約2.4kmほど離れた安全な場所でなら見ることができます。 今回の噴火も女神ペレのお怒りでしょうか。 今頃どこかで女神ペレは人の身となって人々に警告しているのでしょうか。 それにしても新燃岳の噴火、NZ地震、今日の三陸沖の強い地震(震度5弱)、キラウエア火山の噴火など 今年に入ってから自然災害が多いですね。 まさか天変地異の前触れ? |
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火山灰の積もる量(予想)
今月3日を最後に爆発的噴火は起こしていません。 しかし、まだ火山活動は続いており今後も爆発的噴火を起こす可能性があります。 明日(10日)夕方から明後日(11日)明け方に新燃岳周辺でもまとまった雨が降る見込みです。 このため、土石流の発生する恐れがあります。 土石流に警戒が必要です。 富士山といえば日本一高い山です。 とても美しくて雄大な山です。 でも、外観とは裏腹に活火山であることを忘れてはいけません。 新燃岳から火山活動が連鎖し、次は富士山が噴火するのではないかといわれています。 今回の新燃岳の噴火は「太陽活動の停滞」が関係しているのではないかと言われています。 太陽活動停滞期は太陽から吹き出して太陽系全体を保護する太陽風が弱まります。 すると、高エネルギー粒子である銀河宇宙線が大気を突き抜け、大量に地球に衝突します。 銀河宇宙線はマントル内で超臨界状態となり、マグマを刺激して火山噴火の引き金になるケースがあります。 新燃岳はたびたびニュースになっていますが、新燃岳から南に40kmほどのところにある桜島はあまり ニュースになっていません。 でも、桜島も火山活動が活発化しています。 昨年の過去最多の896回の爆発を記録しました。 そして、一昨日(7日)の午前8時過ぎには1年4ヶ月ぶりに爆発的噴火を起こしました。 昨年2月3日に南硫黄島近海の海底火山である福徳岡ノ場から噴煙が上がっているのが 確認されました。 昨年からインドネシアのムラピ火山は大噴火が続いています。 新燃岳・桜島・福徳岡ノ場・ムラピ火山には共通点があります。 それはどの火山もフィリピン海プレートにあります。 福徳岡ノ場はフィリピン海プレートの東縁、ムラピ火山は南縁にあります。 そして、北縁にあるのが富士山です。 なので、東縁や南縁に続き北縁である富士山も噴火の可能性があるわけです。 富士山はこの1万年の間で100回以上噴火を起こし、そのうち大噴火は4回です。 その一つが1707年の宝永の噴火です。 宝永の噴火の際、富士山周辺には火の玉が降り注ぎ、火山灰は江戸に達し、数センチ積もりました。 火山灰は10日以上も降り続け、昼間でも薄暗いほどでした。 昨年4付のアイスランド噴火の10倍の火山灰が降ったとされています。 もし、今、富士山が宝永噴火のような噴火を起こしたら首都圏はどのようになるのでしょうか? まず、溶岩流は富士山周辺のみとなりそうです。 しかし、火山灰の影響はかなり受けそうです。 富士山周辺では火山灰が50cm、東京都心でも2〜10cm積もると予想されています。 こうなると航空網が麻痺するだけでなく電車や車がとまって大混乱となりそうです。 これにより物流が完全に途絶えます。 電気・ガス・水道のライフラインも停止します。 蓄積した火山灰の重みで倒壊する家屋は約280万〜700万戸、洪水で約400万〜1万1000戸が浸水、 土石流による全壊は1900戸予想されています。 試算では大量の火山灰による被害総額は2兆5000万に上ると予想されています。 過去の他の火山による被害に比べて巨額です。 これは噴火の規模が大きいうえ、首都圏は人口密度が高く、経済活動も活発なためです。 |
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霧島連山・新燃岳は依然として活発な火山活動が続いています。 30日(一昨日)には高原町の一部の地域、513世帯1158人に避難勧告が出されました。 今日(1日)の午前8時には26日、27日、30日に続いて4度目の爆発的噴火が起きました。 このとき噴煙の高さは火口から上空2000m付近にまで達しました。 この爆発的噴火により九州の広い範囲で空振が観測され、窓ガラスが割れるなどの被害が相次ぎました。 窓ガラスが割れて負傷者も出ました。 さらに、爆発的噴火が起きた際に飛ばされたと思われる70cm×50cmの噴石が火口から3.2km離れた森林で発見されました。 この噴石による落下痕は直径6m、深さ2.5mでした。 これを受け、気象庁等は大きな噴石に対する警戒範囲を火口から約4kmに拡大しました。 産業技術総合研究所は今日、26日から27日にかけての噴火の噴出物の量が推定で7000万トンに達すると発表しました。 これは52年前の噴火の約9倍の量で、過去最大規模の噴火であった享保噴火と同程度の量です。 また、マグマだまりのさらに深くの地下からマグマの供給が続いている可能性が高いため、噴火が長引く 可能性があります。 今後も引き続き大きな噴石や火山灰に注意が必要です。 明日(2日)になると新燃岳の上空の風は次第は西風に変わる見込みです。 このため、風下にあたる宮崎市などで降灰する可能性があります。 アメリカ北西部にイエローストーン国立公園というところがあります。 自然遺産に登録されています。 しかし、実はイエローストーン国立公園の地下深くにはある恐ろしいものが眠っています。 それは火山(イエローストーン)です。 しかも、ただの火山ではなく世界最大級の火山・スーパーボルケーノです。 スーパーボルケーノとは過去に大噴火を起こし、地球環境に大きな影響を及ぼした火山を指します。 スーパーボルケーノのマグマだまりには凄まじい量のマグマがあります。 地下深くからのマグマ供給が続くとマグマだまりの圧力が高まって、周辺の岩盤に亀裂が入ります。 この亀裂はマグマだまりの直径と同程度の巨大リングを形成し、そこから極端に熱せられたガスや火山灰が 超音速で噴出し、巨大な泡のような塊となって成層圏上部にまで達します。 他の火山とは比べ物になりません。 インドネシアにあるトバ火山もスーパーボルケーノです。 トバ火山の最後の噴火が約7万4千年前で火山灰によって日光が遮られ、地球の気温が5℃低下し、 人類の大半が死滅したという説があります。 一方、イエローストーンの最後の噴火は約64万年前で噴火山灰は上空約3万メートルに達し、噴出物は アメリカ西部一帯を覆いました。 イエローストーンが大噴火する兆しが出てきました。 イエローストーンのカルデラは2004年以来、今までに無い速さで上昇しています。 過去3年間、地表面は約7.6cmの速さで隆起しており、これは1923年に調査を始めて以来、最速です。 イエローストーン国立公園の地下約9.7kmのマグマだまりが数年で、どんどん膨張しています。 もし、大噴火すればアメリカの国土の2/3ほどが火山灰に埋もれる恐れがあります。 大噴火すると破壊力は1923年に噴火したセント・へレンズ火山の約1000倍といわれており、溶岩は空にまで吹き上がり、植物に壊滅的なダメージを与えて、1600km離れた地域まで約3mの厚さの火山灰に 覆われる恐れがあります また、太陽光を遮って地球全体にも影響の及ぶ恐れがあります。 寒冷化も恐ろしいですが、もっと恐ろしいのがオゾン層の破壊です。 但し、近いうちに噴火するのかどうかは不明です。 (上の動画は大噴火した際のシュミレーションです。ナレーションは英語ですが、映像だけでも大体は 理解できると思います。) 一方、なかには今回のカルデラの隆起は正常なものとみなしており、噴火の前兆では無いと主張している 専門家もいます。 今までに何度もカルデラの隆起は起きているということが根拠です。 熱塩海洋循環もそうですが、基準がないものは正常か異常かは判断しがたいです。 猛暑や厳冬は基準(平均気温)があるので判断することができますけど。 |
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昨日(26日)朝から宮崎県と鹿児島県の県境にまたがる新燃岳が断続的に噴火しています。
現在のところ警戒レベルは「3」のままです。 噴煙の高さは一定ではありません。 昨日の午後7時前に噴煙の高さが火口から2000mほどに達しましたが、その後は徐々に噴煙の高さは 400mほどと低くなりました。 しかし、今日(27日)の午後3時40分頃に52年ぶりに爆発的な噴火を起こし、噴煙の高さは火口から2500mほどに達しました。 このように噴煙の高さは高くなったり低くなったりします。 なので、噴煙の高さが低くなっても油断禁物です。 噴火の影響は九州地方北部にまで及んでいます。 今日は九州地方の広い範囲で空振(くうしん)と呼ばれる現象が起きました。 空振とはマグマやガスが急激に放出されると、空間の急速な体積移動で空気中を波動が伝播する 現象のことです。 空振が起きると住宅の窓ガラスやふすまが揺れます。 昨日夜から火山灰や煙が吹き上がる際に摩擦で生じる火山雷というのが確認されています。 火山雷は通常の雷よりも雷鳴が短いです。 動画中の稲光のようなものが火山雷です。 依然、北西の風が続き、風下に当たる都城市で降灰が観測されています。 冬型が緩まないと火山灰は止みません。 明日も冬型が続きます。 噴石などに注意が必要です。 |



