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きのう夕方からきょう明け方にかけてを中心に北海道と岩手県で記録的な大雨となりました。 2日前からの降り始めの雨量が多い所では8月1ヶ月分ほどに匹敵する所もあります。 29日0時からきょう午後7時までの雨量 岩手県 久慈市下戸鎖 278.5ミリ 岩泉 248ミリ 宮古市刈谷 226.5ミリ 北海道 上士幌町ぬかびら源泉郷 328.5ミリ 中札内村上札内 278.0ミリ 新得町4条 234.0ミリ 帯広 129.5ミリ 雨は止んでいますが、しばらくは土砂災害や河川の増水に警戒・注意が必要です。 なぜこのような大雨となったのでしょうか。 それは上空の強い寒気と台風に伴う暖湿気がぶつかったためです。 昨夜の衛星画像では、特に台風の北東側で雨雲が発達しているのが分かります。 さて、私ごとではありますが、きのうからきょうにかけて宮城県の松島周辺に滞在していました。 きのうは午後から急に雨風強まり始めて外に出るのが危険なほどでした。 しかし、きょうはというと… まさに台風一過の晴天。 特に被害も出ませんでした。 ただ、松島湾は穏やかなように見えて、外洋に近づくほど波が高く荒れていました。 北日本ではあすにかけても波のやや高い状態が続くので注意が必要です。 |
気象(台風)
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大型で強い台風10号は先ほど岩手県大船渡市付近に上陸しました。 今後、台風は速度を上げながら北西方向へ進んで、あす未明には日本海に抜ける見込みです。 これからは東北北部や北海道西部でも大荒れの天気となります。 注目したいのは暴風域の広がり方。 中心よりも北側や東側に偏っており、より広い範囲を暴風域に巻き込みそうなんです。 あすにかけて予想される最大風速(最大瞬間風速) 東北地方 35メートル(50メートル) 北海道地方 30メートル(45メートル) 東北南部でもピークを越えたとしても、まだ吹き返しの風があるので 引き続き強風に十分な注意が必要です。
また、局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、大雨となる恐れがあります。 あす夕方にかけて予想される雨量(いずれも多い所) 北海道地方 200ミリ 東北地方 150ミリ 土砂災害や河川の増水に厳重に警戒してください。 雨が止んだ地域でもしばらくは地盤が緩んでいたり河川が増水していたりするので警戒が必要です。 |
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台風10号は強い勢力を保ちながら、あす昼頃に東北に上陸する可能性が高くなっています。 もし、東北に上陸すれば1951年の統計開始以降初めてのこととなります。 本州付近では台風はほとんど南から北へ動くため、東日本以西が初の上陸点と なって東北は“通過”することが多いのですが、突然向きを変えて東北が初の上陸点と
なることはまずないんです。
あすは北日本で大荒れとなり、東日本でも荒れた天気となりそうです。 予想される最大風速(最大瞬間風速) 東北地方 35メートル(50メートル) 北海道地方 30メートル(40メートル) 関東地方 23メートル(35メートル) 北陸地方 20メートル(30メートル) 東海地方 18メートル(30メートル) あす夕方にかけて予想される雨量(いずれも多い所) 東北地方 350ミリ 関東甲信地方 200ミリ 北陸、北海道地方 150ミリ 暴風や大雨に警戒が必要です。 また、今は大潮の時期であり、
台風による吸い上げ効果と強風による
吹寄せ効果により特に三陸で高潮の危険性が高くなります。
猛烈なしけとなりますし、海岸には絶対に近寄らないでください。
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午後6時現在、 大型で非常に強い台風10号は日本の南を1時間におよそ30キロの速さで北東へ進んでいます。 中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は65メートルとなっています。 衛星画像で見ても綺麗な渦を巻いていて眼もはっきりとしています。 今後はやや勢力を落としますが、それでも暴風域を伴ったまま北上し、 あさって30日には東北へ近づく恐れがあります。 今回の台風の特徴は広い範囲で影響が及びそうであるということです。 寒気の流入によって台風は次第に温帯低気圧に性質を変えていきますが、 その過程で強風や大雨の範囲が拡大する可能性があるのです。 よく台風の西側は影響が小さいと言われています。 これは台風を押し流す風(南風)と台風自身の風(北風)とが相殺し風が弱まるためです。 しかし、今回は性質が温帯低気圧に近いためそうとも限りません。 台風の西側にあたる関東でも強い風に注意が必要となります。 また、上空寒気と台風に伴う暖湿気の影響で雨雲が発達し大雨となる恐れも。 当初の予報に比べると進路が東にずれて関東から逸れているようにも思えますが、 影響は大きいということをどうか忘れずに台風対策を早めのうちに行ってください。 |
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午後6時現在、台風10号は南大東島の南にあり、 中心気圧945hPa、「非常に強い」勢力となっています。
日本近海でここまで発達したのは海水温の高さにあります。 しかも比較的水深の深い所まで高いというのがポイントです。 海面付近の海水温が高いだけならば、台風自身が海水をかき混ぜるため水温が次第に下がり、 ある程度のところで発達が抑えられます。
ところが、現在の沖縄近海はこのように水深50メートルでも海水温は30℃近くもあるため、 海水がかき混ぜられずどんどん勢力を増していくのです。
台風はこのあとも発達を続けて、27日には「猛烈な」勢力となる見込みです。 そして来週前半には東日本に接近、上陸する恐れが出てきました (さすがに「猛烈な」勢力でということはなさそう)。
相変わらず予報円が大きくまだまだ不確実性を伴っていますが、 進路次第では関東は再び大荒れとなるかもしれません。
今後の情報に十分ご注意ください。 |



