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僕たち釣り人にとっての雨。 「渇水気味だな〜」と、釣れない理由を雨が降らない事にして。 「増水してるわ。」と、釣れない理由を雨が降りすぎた事にする。 そろそろ「雨」も怒り出すかもね・・・ それが理由かどうかは分からないけれど、前夜からの車中泊は屋根に叩き付ける雨がうるさい。 でも、幸いに朝起きてみると辛うじて雨は止んでいる。 上流は増水してるだろうから下流に行ってみるか・・・ ダムの放水さえ無ければ釣りも可能かも・・・ その答えは「大正解」。いつものチャラ瀬が丁度良い感じなっている。 コーヒーを沸かすのも面倒で、パンを口に放りこみ、急いで釣りの支度をする。 雨でリセットされた川は、岩魚にとっても週末の釣り人達からのプレッシャー解放されたよう。 僕のフライをためらう事無く咥えてくれる。 小気味良く釣れ続ける途中、1尾の岩魚を見つけた。 岩の横でユラユラ。 僕のブラックパラシュートを1投目・・・無視 2投目・・・無視 3投目・・・咥えた。 でも、食いが浅く乗らない。すると彼はまた元の位置へ。 4投目・・・無視 5投目・・・無視 6投目・・・無視 7投目・・・いい奴だ。お前さん。 10時を周って太陽が出始めて、少し蒸し暑くなってきた。 釣果にも満足したのか、朝慌ててコーヒーすら飲めなかった事がとにかく気なる。 何故か頭から離れない。 とにかく頭から離れない。 車で携帯電話が繋がる所まで降りて行き。コーヒータイム&少し早めの昼食。 釣り場のコーヒーってなんで旨いんだろう。 もともとコーヒーは好きだけど、タバコを辞めてからさらにその傾向が強くなった気がする。 カフェインを体に注入して、ボーッとしてた頭がシャキッとする。 増水は気になるけれど、昨日のポイントの上を釣りたくなってきた。 荒れた林道を走り出すと、昨日は無かった水溜りと小さな岩が、昨晩の雨の強さを物語っていた。 30分走ってアスファルトの道。 すると、前方に自転車を押すフライマンが1人。 こんな所まで来て、ポイントが被るのはお互い嫌だよな。 話し掛けて見ようと近づいて行く・・・そして、思わず出た言葉が・・・ 「何やってるの???」 この人もこの川に来ていたのは知っていたけれど、まさか自転車漕いでココまで来てるとは・・・ 下から1時間掛けて自転車漕いだ事・・・ 朝から居るけど釣果があまり良くない事・・・ カモシカが邪魔だった事・・・ 太股が攣った事・・・ 疲れた事・・・ 全てが笑い話になって僕の耳に入ってくる・・・やっぱこの人もアホだわ・・・(笑) 僕は上流に入る事を告げ、昨日尺を獲った辺りを教えて別れた。 確かに渋い。水は昨日よりやや多いが、それより気になるのは水が冷たい。 魚は開きにも出てなく、昨日とは別の川のよう。 あまり得意では無いのだけど、白泡の中をでっかいフライを叩き込んで様子をみる。 反応は出始めたのだけど食いが浅い。 頭の中ではポイントを変えるか、竿を納めるか考え始めていた。 「そろそろ止めようかな」と思うと魚が釣れる。悪循環・・・ そんな時間が暫く続き、やっと程よい退渓場所を見つけポイントを変える決心が出来た。 「あれ?自転車がないな・・・」 荒れた林道を再び30分走り、ゲートまで戻るとあの人が着替えていた。 大体考えてる事が同じだな。 僕もウェーダーを脱ぎ、今日の釣りを終了する事にする。 「温泉行く?」 大体考えてる事は同じだな。
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釣行記2009
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足跡・・・ 川を遡行していて足跡を見つけると憂鬱な気分になる。 先行者・・・昨日?今朝? でも、今日の足跡は違う。 昨日まで、多くの友がこの川を歩いたはず。 関東の・・・東海の・・・楽しかったのだろうなぁ〜〜 足跡は二人分。綺麗に並んでいる。 「さては、あのポイントを狙ったな・・・」 一つの足跡が振り返って少し戻ってきている。 「誰かが良いポイントを見つけて、大声で呼んだのだな・・・」 そんな事を考えながら釣りあがって行く。 テンポ良く釣れてくる岩魚と、仲間の足跡で飽きる事無く時間が過ぎて行く。 この川のアベレージは22〜23cm。たまに25cm位の良いサイズが混じる。 確たる理由がある訳ではないけれど、フライをワンサイズ大きなものにしてみた。 今日の釣りはサイズが欲しいと思っていたから。 もう少し大きいのを・・・ 今季初の尺物。今年も何とか釣る事ができた。 ブッシュの覆いかぶさった淵を、ダウンで狙ってみた。 フラッタリングで誘い出そうと思ったのだけど、運良く巻きに乗っかってフライがユラユラ。 下からゆっくりと、心優しき岩魚が僕のフライを食べてくれた。 淵を上からダウンで狙っているので、一瞬取り込みを考えてみる。 「引き上げるしかないよなぁ〜」 今日は6Xにしていた事が幸いだった。 でも、ティペットを太くにしたのはこの為ではなくて、フライのロストを少なくしたかったから・・・ まぁ〜結果オーライとしましょう。 数を釣りたいとか、大きいのを釣りたいとか、天然を釣りたいとか、景色を楽しみたいとか、 色んな釣りたいがあると思う。 僕は全てが欲しい・・・ 素敵な景色の中で、天然の大きな魚を、沢山釣りたい。 そんなワガママを聞いてくれる川があると思った。 でも、川は気まぐれ。 午前中良かった川が、午後沈黙してみたり。 昨日良かった川が、今日悪かったり。 だから釣りは楽しい。 仲間と川に感謝しつつ、まだまだ足跡を追っかけて釣り上がってみる事にしよう。
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今日は夕方だけ釣りが出来そう・・・ 行き先はどうしよう。いつもの庄川にしようか、それとも・・・ 白川は間違いなく僕のホームグラウンド。 今年もblogにアップはしてないが、今年も嫁の実家の前で30分とか竿は出していた。 昨年より漁協が放流方法を成魚放流主体から稚魚放流主体に変わって、 何となく昨年あたりから良い噂を耳にしなくなってきた。 ならば、自分の目で確かめに行こう。 噂は本当なのかもしれないな・・・ PS. 放流方法が変わったのと、僕の大好きな場所が禁漁区になったおかげで、さっぱり分からなくなっただけの事なんで、皆で釣りに行って釣り券買って、来年の放流資金を増やしてやって下さいな。 この飛騨川漁協。年々放流量が減ってるからね・・・
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今日も先週と同じ渓へ行ってみた。確かめたい事があったから。 歩いて30分、先週より少し下から入渓してみる。 先週と違うのは時間。6時半には林道を歩きだす。 しかし寒い。Patagoniaのキャプリーン1の長袖TシャツにオーガニックコットンのTシャツ。 心なしか早足になって体を温めようとしている。 確かめたい事。もちろんこの川にはどの位魚が居るのか。 暫く釣れない区間があって、釣れる区間があって、 良く分からないが、釣れるポイントでは2・3つの反応がある。 でも、ここぞと言うポイントでも釣れない区間は全く釣れない。 釣れる岩魚は全て21〜22cm。これも僕の中での疑問の一つ。 小さいのは釣れないが、サイズアップもしない。 昨年の稚魚放流の魚なのだろうか。 岩魚の数が二桁になったのでコーヒータイムにしよう。 インスタントではなく、ちゃんと豆のコーヒーが飲みたかった。 なので、一杯分をサランラップに包み、シェラカップで湯を沸かし、マグカップにコーヒーを落とす。 もう少し、荷物を軽く出来れば助かるのだけど・・・ 今日使った竿は、TIEMCOのBushMaster。 初めてラインを通してみた。 と言うのも、実はこれ職場の後輩の。 彼は今、会社を辞め司法書士になる為に猛勉強中。 それまでは僕が預かると言う事で、昨年僕の手元にやってきた。 まぁ〜彼が司法書士に受かる可能性はかなり低いんで、ほぼこの竿は僕の物。 しかし、この6feet3inchって短いなぁ〜〜 人気のある竿だけに、やっぱ良く出来てるね〜〜投げてっ楽しい。 でもやっぱ、7feet6inchの竿を持って来るんだった・・・(笑) 午前の釣りはサイズは出なかったものの、数は出てここの川の魚の数はそこそこ居る事が分かった。 もう少し通ってみて、傾向と対策を考えてみようと思う。 PS.あっ!イブニングもやりましたよ。釣れるには釣れたけど、記事にするほどの事もないので省略。
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道の駅での車中泊。昨年末に買ったマットのおかげで随分快適になった。 そのせいでは無いと思うのだけど、4時半に目覚めるはずがすでに8時。 でも昨日の頑張りが効いたのか、歳のせいか、寝袋から出れずにウダウダ。 ようやく寝袋から這い出して、ロールパンと魚肉ソーセージをコーヒーで流し込んだ。 「帰っちゃおうかな」 あまり気が乗らない。この時間では目的の渓は遅いだろうし・・・ 「ならば歩くか」 思いも寄らないアイデアが浮かんだ。 偏光グラスを外すと、緑と青が鮮やかに目に入ってきた。 聞こえる音は、川のせせらぎと鳥のさえずりと熊鈴だけ。 一気に体中に釣る気が充満する。 「よし、30分歩いて入渓しよう」 10分後、ついさっきの決意が無謀だったと思い知らされる。 体中の毛穴から汗が噴出し、サウナに入ってるような気分にさせられる。 30分後の渓相。 この景色に会いに来たのだよね。 が、入渓時の藪漕ぎで、Nalgenの500mlのボトルを落としたのに気付く。 この場合、命>水>釣り竿の順番で大事な物。 結局、藪漕ぎをもう2回して命の水を発見する。どっと疲れが出てきた。 釣りをする気分になるまで河原でしばし休憩をする。 この渓流は僕の中ではNo.1のお気に入りの場所。とにかく渓相が抜群にいい。 全ての自然が残っていると言う訳ではなく、人が行った植林や林道建設が程よく景色に重なり合っている。人間が共存する場合この自然との調和が大事な訳で、決して手を入れない事が自然保護だとは僕は思わない。 釣りを始めて間もなく、日陰の岩陰で可愛い岩魚が釣れた。 「今日は日陰だな」 日の当たる場所や開きは程々にして、日の当たらないポイントを探して丹念に釣る。 入渓した時間が時間だけに太陽は真上から覗き込んでいる。よって日陰は木が覆い被さって投げ入れづらいポイントばかりになる。自業自得とはいえ時間の掛かる釣りになってしまった。 でも、釣果は労力の割には芳しくない。 イメージでは、淵と言う淵から9寸クラスの岩魚が飛び出して尺が数本。 現実は、忘れた頃に22〜23cm岩魚が釣れる程度。 お昼のアンパンと魚肉ソーセージを食べながら、温泉に浸かっている自分を想像する。 いよいよ渓相も山岳渓流っぽくなってきて、ティペットを短くして、 木の覆い被さったポイントで・・・ やっぱ23cm。 結局この日、6尾の岩魚と出会ったけれど、イメージしていた尺岩魚とは程遠い結果に。 帰りの林道で1人のフライマンと出会う。彼はこれから入渓するらしい。 僕の釣果を聞いて首を傾げる。 入渓点まで戻って来た時に、大事に取って置いたNalgenのボトルに残っていた100mlの水を全て飲み干す。 行き30分。帰り45分。歩いた分の駄賃には程遠い釣果だった。 幸か不幸か、温泉から上がるとヒョウ交じりの土砂降り。みるみる本流も水量が増えて行く。 この土砂降りの中、林道を歩いて帰るのは辛すぎる。自分の幸運にまだまだ捨てたものでは無いと思った。 それより、林道で別れたフライマンは大丈夫だろうか。 もしや大釣りでもしてたとしたら・・・僕は不幸だな・・・
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