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最も餌付けを受けやすい、オナガガモ♂ (写真は本文と直接の関係はありません) 「過剰な餌付けによって、繁殖期まで居残るカモが増え、その結果として多くの雑種が生まれている」という説はここ数年でかなり広まってしまったが、本当にそうか? 私もこのことに関しては思うところがあるので、素人ながらちょっとまとめてみたいと思う。 問題点は3つ (1)カモの雑種は、言われているほど多いのか? (2)餌付けと雑種には本当に関連があるのか? (3)餌付け自体に、それほど問題があるのか? 上のブログで紹介されている記事の出典はこれ http://www.nationalgeographic.co.jp/animals/special_article.php?special_topic_id=1&episode_no=5 プロナチュラリスト、佐々木洋氏による記事の要旨 東京都心部には多くの野鳥が生息しているが、それらの中には雑種の鳥が見られる。 2007年4月には、ハクセキレイとセグロセキレイの交雑個体と思われる野鳥を確認している。 カモ類の交雑は、マガモとカルガモ、ヒドリガモとアメリカヒドリの組み合わせを筆頭に多くの例がある。過去に不忍池でトモエガモとオナガガモの交雑個体などを目撃している。 それら雑種の個体数は、年々増加しているが、発見数が多いワースト3は、不忍池、石神井公園、浮間公園で、いずれも野鳥に餌をやる人が多い。 交雑が起きる理由は、繁殖地が近いため、両種が非常に近い間柄であるため、という理由のほか、日本における人間からの過剰な餌づけが考えられる。 本来は種類ごとに固まって冬を越しているはずなのだが、人間による過剰な餌やりによって、さまざまな種類のカモが狭い範囲に集中してしまい、種間交雑のチャンスが増えていると考えられる。この記事は、巷間流布されている説をほぼ踏襲したものだ。 この説が流布するに当たって大きな力になったのが、2007年から始まった東京都の「餌やり防止キャンペーン」であることは言うまでもない。 その少し前にこういう新聞記事が出ている。 2007年3月15日 読売新聞の記事より抜粋 「マルガモ」と呼ばれるカモが東京に出現している。頭はマガモのオス特有の鮮やかな濃い緑色、嘴の一部や羽の色はカルガモそっくりだ。マガモとカルガモという2種類のカモが交雑してできた個体、それがマルガモだ。 不忍池や清澄庭園では、約10種類のカモがひしめき合い、マルガモを始めとするさまざまな雑種が生まれている。カルガモとヒドリガモ、マガモとオナガガモなど、組み合わせも多彩だ。日本野鳥の会東京支部が昨年行った調査では、都内で少なくとも29羽の交雑種が確認されている。 その後、東京都のキャンペーンに沿った多くの類似記事やテレビ報道と内容はほぼ同じである。 「メタボガモ」といういかにもマスコミ好みの用語も生まれ、一種の都市伝説になった。 この伝説は伝播するごとに大げさになり、 「交雑が進んで、今や純粋なカルガモは存在しない」 という言説までもが現れた。 問題点1 カモの雑種は言われているほど多いのか? マガモとカルガモ、ヒドリガモとアメリカヒドリの雑種に関してはよく観察されている。 ただし、前者についてはマガモではなく、アヒルかアイガモである可能性が高い。 後者については近縁種であり、繁殖域もある程度重なっていることから、交雑が多いことは実際に観察されている。 ただしアメリカヒドリは、東京都内の公園で餌付けに群がるほど個体数はいない. トモエガモとオナガガモの雑種も事実確認されているが、この両種も繁殖域が重なっているので、ある程度交雑があることは理解できる。 だが、少なくとも関東地方においては、トモエガモの個体数は少なく、餌付けされている可能性も少ないので、この組み合わせを餌付けのせいとするのは筋違いだろう。 また、前段で「ハクセキレイとセグロセキレイの交雑個体」という、少なくとも餌付けには関係ないと思われる例が出てくる。 写真がないので、交雑と判断された理由がよくわからないが、4月と言えば幼羽が観察される時期であり、これらの幼羽は紛らわしい個体が多い。 また読売新聞の記事中、カルガモとヒドリガモという注目すべき組み合わせが出ているが、実際に存在するかどうか疑わしい。 事実だとしても相当珍しい個体だと思う。 実際には、カモ類の雑種というのはほとんど観察されていないのではないかと思う。 唯一例外的なのはいわゆる「マルガモ」である。 この雑種については私も以前記事にしたこともあるので、若干責任を感じるのだが、これらの雑種のほとんどはマガモが関係したものではなく、アヒルかアイガモだろうと思われる。 その理由として、マガモとカルガモは繁殖域が異なり、殊更この組み合わせが多い事情は見当たらないのに、アヒル・アイガモは、通常公園などでカルガモと一緒に見かけることが多く、繁殖期も渡りをしない種類であるから、国内で雑種を作っても不自然ではないからである。 「マルガモ」を見かけるのは、アヒル・アイガモが多い都市部の公園であり、山奥の湖沼などではほとんど見かけないことからもそう判断して良いと思われる。 先の新聞記事にある「東京都内で29種」という数も、ほとんどがこれ(と、少数のヒドリとアメヒの雑種)だとすれば、別段不思議な数字ではない。 問題点2 餌付けと雑種には、本当に因果関係があるのか この問題を考えるに当たって、予備知識として最低限必要だと思うのだが、カモ類が皆餌付けされやすいわけではない。 一般に餌付けを受けやすいカモは オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ の5種類である。(他にハクチョウ類、オオバン、ユリカモメがある) これに対し、 マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ などはほとんど餌付けされない。 餌付けが雑種の原因であるのならば、 ■上記オナガガモ以下の5種同士が繁殖期まで居残り、国内で異種間の繁殖をした証拠。 ■オナガガモ以下の5種と、通常国内で繁殖するカルガモとの交雑。 のいずれかが相当数観察されるはずである。 結論から言うと、そのような雑種はほとんどいないに等しい。 ネット上を検索しても、そのような写真はほとんど出てこない。 雑種が多い証拠として引き合いに出されるのは、やはりマガモとカルガモの雑種である。 また、佐々木氏の記事の中には「カモ類は、本来は種類ごとにかたまって冬を越しているはず」 という記述。 上記の新聞記事にも「約10種類のカモがひしめき合い、マルガモを始めとするさまざまな雑種が生まれている。」 との記述がある。 これは通常カモ類を観察している立場から見ると、ちょっと首を傾げたくなる記述である。 私が通常観察している、茨城県内各地を例にとると ■霞ヶ浦(土浦市) マガモ、ヒドリガモが圧倒的に多い。 カルガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オカヨシガモが見られ、ミコアイサ、ホシハジロは少数。 9〜10種類程度 ■乙戸沼 ヒドリガモが圧倒的に多い。 オナガガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オカヨシガモが比較的多い。 カルガモ、コガモ、ミコアイサ、ホシハジロは少数 マガモ、トモエガモ、アメリカヒドリ、スズガモが稀 9〜13種類程度 ■宍塚大池 マガモ、コガモが圧倒的。 ハシビロガモ、ヒドリガモ、カルガモ トモエガモなど、その他は稀 ここは比較的種類が少なく、5〜6種類 ■涸沼 スズガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモが多い。 マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ミコアイサ 稀にホオジロガモなど 8〜9種類 以上のように、大体10種類程度が混じっているのが普通である。 餌付けを行うと、先に挙げたオナガガモ等が支配的になり、他のカモ類は逆に少数になる。 こういうことは、バードウォッチャーならば普通に観察していることであり、餌付けが雑種を生む原因になっているという説は相当無理があるように思われる。 問題点3 餌付けは本当に問題なのか ここでひとつ紹介したいのは、「東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)支援・鳥類学研究者グループ:JOGAの第10回集会「ガンカモ類外来種の現状と対策及び今後の課題」の中で発表された、「新潟県瓢湖におけるカモ類の雑種についての報告」 である。 要旨 新潟県瓢湖には、毎冬ハクチョウ類約3500羽、カモ類約15000羽が渡来しているが、その中に種間雑種が現れた。 オナガガモとトモエガモの雑種は少なくともこれまでに4例、2007年にはヨシガモとヒドリガモの雑種が渡来した。 アヒルとカルガモの雑種3羽も観察された。これは当初マガモ×カルガモと考えていたが、細部を検討した結果、アヒルとの交雑である可能性が高いと判断された。 水原町では管理事務所が与える以外は給餌を禁止していたが、1995年から観光協会が販売する餌を自由に与えて良いこととした。 このことによって、一般見学者にはこれまで以上に親しまれるようになった反面、持参したパンなどを与える人が後を絶たず、ニワトリ、アイガモやアヒル、ガチョウなどが捨てられたり放されたりして来た。 瓢湖で繁殖するカルガモは少ないが、雄だけのアヒルはアイガモやカルガモの雌を求めて雑種を作る可能性が高く、こうした状況の中でアヒル×カルガモが生まれたものと考えられるが、アヒルやアイガモを放置しておくことは人工的に雑種を作ることを助長するものと考えられる。この報告によれば、15000羽ものカモ類が越冬する瓢湖において、雑種と思われるカモは過去に数例観察されているに過ぎない。(ここでは餌付けが行われているにもかかわらず) しかも、餌付けと関連づけることが出来そうな雑種は、ここでも「マルガモ」だけであり、冷静な観察によってアヒルとの雑種である可能性が指摘されている。 私は餌付けについて、全面的に肯定しているわけではないが、都市公園などで限定的に行われている行為について、そんなに目くじら立てて禁止するほどのものではないと考えている。
餌付けをするのは日本人だけではなく、ヨーロッパでも冬季の餌やりは普通に行われている。 むしろ上の報告にもあるように、家禽類の管理不十分にこそ問題があるように思える。 私のフィールドでも、アヒルやニワトリを捨てる人が後を絶たず、可哀相だからと餌をやる人がいて、その結果どんどん増え、そうなるとさらに捨てる人が出てくるなど、悪循環に陥っている。 そのような状況の中でアヒルとカルガモの雑種が見られるようになり、餌付け批判の波に乗って、餌付け主犯説が出てきたものと思われるが、その根拠はいずれも薄弱で見当違いと言わざるを得ない。 野鳥への餌付けに関しては、本当に野鳥にとって害があるのか、科学的に検証する必要があると思われるが、最近では鳥インフルエンザ対策の一環として餌付け禁止の方向に走る傾向が出てきたようだ。 言うまでもなく、鳥インフルエンザは深刻な問題であり、軽々に論ずることは出来ないが、論拠は変わっても「餌付け禁止」という方向だけが一方的に敷かれている状況に、何か納得できない気がしてならないのである。 |
エサやり防止キャンペーン批判
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メタボガモ報道に対して色々批判を加えてきました。 報道というのは、得てして言いっぱなしであとのフォローがないので、最近はあまり話題になりません。 間違った知識だけが流布して、そのあとはその「事実」が一人歩きしてしまう。 「UFO騒動」とか「血液型占い」のような例もあり、批判を加える側としては無力感や徒労感だけが残ります。 報道というものを鵜呑みにしてはいけない、むしろ報道する側が特定の人が言うことを鵜呑みにしてしまう傾向があるのだ、ということを今回の騒動で実感しました。 まあそれほど大それた話題ではないのですが、今日「yahooニュース」にこんな記事がありました。 ”ポーランドの郵便配達、カタツムリよりも遅いと「実証」” http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000712-reu-ent [ワルシャワ 24日 ロイター] ポーランドの郵便配達はカタツムリにも劣る遅さであることが「実証」された。IT関連の仕事に従事するMichal Szybalskiさんは、1月3日に速達扱いの手紙を受け取ったが、手紙が投函されたのは昨年12月20日。そこで、配達がどれほど遅いかを検証することにした。 地元紙によると、Szybalskiさんは手紙が届くまでに要した時間を294時間、自宅と差出人との距離を11.1キロと算出、そこから手紙の届く速さが時速0.03775キロだったと割り出した。一方、カタツムリの「歩行速度」を測ったところ、時速約0.048キロだったという。 ヒマネタとして面白い記事ではありますが。。。 数字に敏感な人には引っかかるところがあるのでは? 実はこの記事の下に「カタツムリの体のしくみ」と題するHPへのリンクがあります。 http://www006.upp.so-net.ne.jp/maimai/htmpage/tukuri3.htm このHPによれば、カタツムリの速度は時速約5mであると書いてあります。 それが正しければ、カタツムリの歩行速度は時速0.005キロとなり、Szybalskiさんの主張は一桁間違っていることになります。 ちょっと計算して見れば 時速0.048km=秒速13.3mm=分速800mm ですから、単純に考えても過大な数字です。カタツムリが1分間に80cmも移動できるとはとても思えません。 時速0.005km=秒速1.4mm=分速83mm あたりは妥当な数字でしょう。 こういう数字に関しては、私はすぐにピンと来るのですが、職業柄かも知れませんね。 数字(というか単位)に疎い人はこういうケタの間違いを犯しやすい傾向があります。 ちなみに、この記事では12/20に投函して1/3に届いたことになっていますが、それだと最低でもまる13日=312時間以上はかかっているはずで、294時間の根拠は意味不明です。 要するにかなりいい加減な記事で、普通こんなニュースを流したら笑われると思うのですが。
新聞とか通信社も、もう少し検証して書けばいいのに。(yahooも) 例の「メタボガモ報道」と似たようなことだと思うのです。 |
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東京都による「エサやり防止キャンペーン」についてこれまで批判を加えて来たが、何度も言うように私は野鳥に対するエサやりを無条件に容認するわけではない。 ただ、荒唐無稽としか思えないことを、あたかも事実であるかのように捏造し、強権的に押さえ込もうとする行政当局の態度と、無批判かつ興味本位に伝えるだけのマスコミに怒りを覚えるのである。 ・・・・・・ 今回のキャンペーンを支えている”事実”は、「エサやりが原因でカモが太りすぎて、飛べないカモが多くなり、渡りに支障が出て来た。」というものであるが、これはほぼ100%事実無根で、荒唐無稽と言ってよい。 冷静に考えると笑い話のようであり、思うに鳥のことを知らない誰かが思いついた話か、アヒルを太ったカモと勘違いしたのか、はたまた悪質なデッチ上げか、どれかだろうと思う。 これがマスコミに乗ると”事実”になってしまう過程は、デマが広がる仕組みとして非常に興味深い。 私はテレビをあまり見ないので、これがどういう伝え方がされているのかはよく知らないが、伝聞によれば思ったとおりの報道であるらしい。 ネットで検索して見ると、テレビでの報道内容として「通常の1.5倍も体重が増えたカモ」と、具体的な数字が出て来た。 これは最初はなかった数字であり、これもデマが広がるときにはよくある現象で、デマに関する一種の研究対象になるかも知れない。 ・・・・・・ 今回のキャンペーンの特徴は「カモがかわいそうだ」という視点で語られていることである。 同じ「エサやり防止キャンペーン」でも、ドバトに対する同様のキャンペーンは、ドバトを減らそうというのが目的だったので、本質的に意味が違う。 行政が純粋にカモのことを心配してくれるなんていうことは信じられない。 このキャンペーンを胡散臭く感じる理由のひとつである。 カモに対するエサやり攻撃の副産物として、ユリカモメに対する誹謗中傷が非常に多いのは見過ごせない。 ユリカモメに子供が襲われた、という苦情が絶えないなどという話がどこから出て来たのか、本当に理解に苦しむ。 ・・・・・・ カモの渡りが遅れている、ということの根拠に、4月になっても居座るカモが多い、というようなことが言われているらしいが、とんでもないことである。 4月に見られるカモなんて珍しくも何ともない。 以下は私の観察結果から抜粋したものである。 2004年 4/29 谷津干潟 オナガガモ ハシビロガモ ヒドリガモ 5/7 MF(土浦市内)コガモ 5/8 谷津干潟 コガモ オナガガモ 5/12 宍塚大池 コガモ 5/21 宍塚大池 コガモ 2005年 4/24 浅川大池(長野県) マガモ コガモ キンクロハジロ 4/28 MF(土浦市内)コガモ 4/30 谷津干潟 コガモ オナガガモ 5/7 裏磐梯高原 マガモ コガモ ヒドリガモ 2006年 4/28 宍塚大池 コガモ ハシビロガモ 4/29 谷津干潟 コガモ アメリカコガモ ヒドリガモ ハシビロガモ 5/12 MF(土浦市内)コガモ 2007年 4/27 宍塚大池 マガモ コガモ 4/28 三番瀬〜谷津干潟 コガモ ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ スズガモ 上に挙げた場所はいずれも餌付けがされていない場所である。 比較的遅くまでいるカモは、餌付けされないコガモが多いということは以前も書いた。 普通のバードウォッチャーならばこの程度の記録はすぐ出せるだろう。 東京都環境局には、残念ながら鳥を日常的に観察している人はいないようだ。 「渡りが遅くなっている」という主張が4月を基準に語られている限り、その論理は破綻しているといわざるを得ない。 ・・・・・・ 予期せぬ雑種が多く生まれているという主張も根拠がない。 カモというのは雑種が生じやすい種類であるが、東京都が言うように餌付けの影響で生じる雑種というのならば、 カルガモとオナガガモ カルガモとヒドリガモ などの雑種が多く観察できるのでなければ説得力がないが、このような個体は私の知る限り存在しない。 手元の図鑑にあるのは マガモとカルガモ マガモとオナガガモ トモエガモとオナガガモ などの雑種である。 マガモとカルガモの雑種は俗にマルガモと呼ばれ、比較的多く見られるが、マガモではなくアヒルあるいはアイガモである可能性も高い。それならば国内で繁殖した可能性もある。 その他の組み合わせにしても、カモ類の繁殖地はほとんどが海外であり、餌付けが原因で国内(特に不忍池)で雑種が繁殖したと見られる証拠は何一つない。 この「雑種」に関する東京都の主張はほとんど意味不明である。 思うに東京都環境局の担当者はカモのことを全く知らず、アイガモの類いを野生のカモの雑種と勘違いしているのではないか。 以上、エサやり防止キャンペーンの欺瞞性について書いてきたが、集中キャンペーンとしては終了した模様である。 春になればいつものようにカモたちは渡っていくだろうし、夏まで居残るオナガガモはほとんどいないだろう。 東京都の主張が嘘であることは明らかになるが、その時には世間の関心はあるまい。 第一、東京都は「キャンペーンが功を奏して、カモたちが渡れないという状況は回避された」と言えるわけだから、私たちに勝ち目はないわけだ。 今後どのように推移するかは不透明だが、今年を代表する漢字のように<偽>に対しては<偽>と主張する姿勢は変えないつもりである。 ・・・・・・ |

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「あまり深入りしたくはない」と言いながら、あまりに荒唐無稽な話が蔓延していることに黙っていられないので、もう少し書かせていただく。 というか、ツッコミどころが多すぎて書かずにはいられない、というのが現状だ。 下はスポニチに載った写真である。 ”不忍池に飛来しているオナガガモ。“脂”がのってそうだ…。右下は通常のマガモ” という説明があるが。。。 異なる種類の鳥を並べた時点で、比較写真としては落第だが、それはさて置いて。 何度も言うようだが、このぐらいの見え方はカモとしては普通である。 首を縮めた個体と伸ばした個体の写真を並べて、「こっちはこんなに太っている」という言い方を見ると、この新聞は読者をバカにしているとしか思えない。 裸の人とダウンジャケットを着た人の写真を並べて「こっちの人はデブだ」と言っているようなものだ。 ついでに言わせてもらうと、写真のサイズが小さくて判然としないのだが、「通常のマガモ」とある写真はカルガモではないか。少なくとも種類ぐらい調べてから出した方がよろしくないか? オナガガモの太って見える写真を探しているのだったら是非私に声をかけて欲しかった。 いくらでも提供できたのに。 軽々と飛べる鳥なので申し訳ないのだが。。。 土浦市内で撮影 ※なお、前後の記事抜きだと誤解を受ける恐れがあるので、ちょっとひとこと。
私は野鳥へのエサやりに対しては推進派ではなく、若干疑問を持っているところもあるが、少しぐらいなら問題ないのでは?という立場だ。 ただ巷間流布している、太ったカモが飛べない云々の荒唐無稽な報道を批判しているだけである。 |

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