|
初手は▲3四桂だが、これが角道を止めて打ちにくい。
代わりに▲3三金と打っても、△同香なら▲3二金から詰むが、△同金で詰まない。
これが第一の罠。
▲3四桂に△3三玉は、▲2二角と打ってしまうと△2四玉と逃げられて捕まらないが、▲4二銀不成△4三玉(△4四玉は、▲3五角)▲6五角と角のリーチで捕まる。
▲3四桂△同香▲3一角△同玉までは一直線だが、次が悩ましい。
銀で金を取って、△同玉なら▲5三金と、三段玉に三枚金あれば金の埋蔵量で詰む。
問題は、△2二玉と逃げられた時に、▲4二銀成と▲4二銀不成とどちらが利いているか?
常識からすれば、3三の地点に利かして不成としたい。
しかし、それでは詰まない。
これが第二の罠。
上部へ逃げ出した時、▲3四角成から詰ますので、押さえるべきは、3三の地点ではなく4三の地点。
さらに上部を塞いだ後、▲3二角成の手段がなければ詰まない。
したがって、▲4二銀成△2二玉の後、▲3二成銀や▲3二金では詰まない。
あらぬ方向から飛んでくるような▲1三金が正解だから詰将棋は面白い。
|
詰将棋・推理将棋
[ リスト | 詳細 ]
|
何より将棋シーンが豊富です。 成瀬慎司(窪田正孝)が年輩の男性と将棋を指すシーンでは、見事に「石田流高美濃▲5七角型」の堅陣に組んでいます。 しかしよく見ると▲9九の香車が▲8八に移動していますね。 別のシーンでは、高野茂巡査(三浦友和)が、将棋が強い慎司の父(モロ師岡)に金頭桂の筋で頓死しています。 坂上学九段(!)作五手詰め ▲2二角以下 中村真(!)作五手詰め ▲1二銀以下 ▲1四飛以下 主人公は、窓際の一番後ろの席で、慎司の背中を壁にして、授業中に新聞の切り抜きの詰将棋を睨みつけているJKです。 将来、豪華客船で将棋好きなアラブの富豪と偶然出会って油田を賭けた勝負をする時に備えるためです。 慎司「そうか、そういうことを考えながらやれば、将棋も楽しいんか。」 杉下希美(榮倉奈々)「それくらい野望が大きくないと、つまらん現実に飲み込まれるやろう。」 そして二人は、「野望リスト」を交換します。 「まっすぐな水平線が見たい」などと これぞ純愛♪
|
|
化学の参考書に妻木貴雄さんの名前があって驚きました。
予備校の先生かと思ったら、筑波大学附属高等学校で副校長をされているそうです。 |
|
七手詰の傑作です。 大きな舞台装置でのイリュージョンをお楽しみください。 |
|
意外性を追求したのが詰将棋です。 山中龍雄作7手詰 「巧い」の一言。 |



