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◇大3 入選●回
 柏市 波崎 黒生
作品名「直列」
イメージ 1
74角、イ65飛合、同角、18玉、14飛ロ同龍、63角ハ54桂合、同角上、27桂合、17金同玉、27金、18玉、16金、54龍、同角成、27飛、同馬、同玉、
17飛、36玉、46飛、35玉、37飛、24玉、44飛、23玉、35桂、22玉、27飛、33玉、43飛成、同銀、23飛成42玉、43龍、51玉、52銀、62玉、74桂、71玉、61銀成、同玉、63龍、51玉、62桂成42玉、43龍迄49
イ他合39金打1863角打以下
56飛合は同角1815飛同飛6345合同角行1727金打1816金上以下
 47飛合は同角1827角以下
15歩合は3627桂合同角17182638桂以下
54歩合は同角行27桂合同角1716金打以下
作者―74角に対して65飛合なら14飛で、56飛合なら15飛で13龍を移動し2枚角を繋ぎます。
☆初手普通に92角だと8339金打1881角成63合で龍の横利きにより詰まない。そこで74角だが、18玉と逃げると63角打と2枚角を繋いで打てるので同龍同角成と馬が出来て龍の防御網を破ることが出来る。そのため63角打で馬を作らせないために、中合が考えられるが通常の合では直に39金打でやはり馬が出来る。進退窮まったかに見えるが、中合が飛であれば、今度はその縦利きに合駒が出来、直に39金打ではなくて、取る一手になる。ただ飛の中合は47は簡単に詰むが6556のどちらに中合するのが正しいかは不明である。仮に56飛合とすると、同角18玉の局面で72角と打っても63に合をされて詰まない。戻って最初の74角に対して18玉だと詰むのは龍の利きに対し角の利きが多かったから詰んだのである。そこで飛車の中合された場合に、その飛車を使って龍と角の交点の位置をずらすというのが本作の深遠なる構想なのである。具体的には56飛合だった場合には、15飛とし、65飛合だった場合は14飛で詰ますのである。そこが決まると、56飛合は変化イの手順で早いので、65飛合が作意で、以下14飛同龍63角とすれば、54の地点は攻方の数が多くなり手を進められるのだが、63が交点の場合は馬が簡単に出来るが、54の場合は63の角しか馬に出来ないので、54桂合同角行27桂合という秘術を尽くした受けを行う。これに対して、同角だと、又龍の利きが復活するので、今度は17金で龍の利きを再度ずらそうとし、同玉と応じることになり、27金以下ようやく収束に入る。収束に入っても流石、波崎氏で、ソッポ金や、更に飛車の横利きを通すための27飛合、そして止めの飛車捨て、これでもかという追い込みは、実に見事というしかない。
☆本作は角の連結を防ぐ飛中合を行い、それに対して飛捨てをして更に角の連結を狙う構想作なのだが、私が感心したのはそれ以降で、最後まで飛車(龍)の横利きを通そうとする玉方に対して、それをそらそうとする攻方の虚々実々の攻防が最後まで行われることで、テーマがより生きるという構成になっていることである。構想作はかくありたいものである。
今〇健一―角が主役と思っていたら、中盤からは飛が主役に代わります。捨合、金のソッポと盛り沢山の趣向が一杯。
小〇悦勇―命題の直列そのままに飾り気も無く74角と遠打を打つ。然し、この理由付けは余りお目にかかれない。狙いを阻止せんと65飛合で応戦、さらばと14飛から63角と打ち初志貫徹、華やかな構想は序盤で略、終了する。中盤以降は簡潔に纏めたかったが、作者が選んだ手順が最善なのであろう。
加〇孝志―序の攻防は見事、収束一寸流れたが81桂の顔も立て一件落着は見事な幕開け。
賀〇屋―面白いのだが物足りない。冗長の感有り。
神〇薫―序は見応えある応酬ですが、18手目27飛合以降はさすがにこの作者でもまとめきるだけでアップアップだったということでしょうか。
国〇秀旗―歩頭に飛車の中合や龍頭に飛車捨てなど派手な出だしに度肝を抜かれる。不動駒の数と収束の地味さはちょっと気になるが、A進呈に値することは疑いない。ところで16金の開王手はそっぽ金と言っていいのでしょうか?
斎〇博久―後半追い詰となったが、守備の81桂が2度働いた。
須〇卓二―角筋と飛筋の攻防は不思議な世界を醸し出す。もっと短く纏めたかったかもしれない。
鈴〇章夫―74角から14飛は気持ち良かったが、後半は変化複雑でくたびれた。
鈴〇孝太郎―丁々発止の前半、疑心暗鬼で追った後半。本譜では「直列」の意味が分らず、まだ疑心暗鬼ですが、詰める側としては、27飛合で角合の変化手順ぐらいが前半の余韻が残って良いと思いました。
鈴〇彊―飛合2回、桂合3回益に見事な応手が続き、最後は玉の空中遊泳もあり十分楽しめるものでした。(誤答)
武〇静山―当然と思われた92角は続かず、しばし迷路に入る。
竹〇健一―序の10手くらいが勝負。しかし途中も変化が結構難解。飛を二枚とってからも難しいが、収束がもったいない・・・
永〇勝利―序盤の派手な(でも大味でなく精密な)飛車の捨て合いと後半の2枚飛車による追廻からの意外な収束と異なるテイストをいくつも楽しめる(あるいは苦しめられる?)作品。詰まるところ、半期賞クラスの好作と思います。
名〇健将―序の20手。先に72角、63桂合で14飛に同龍ならしめたものだが、15歩合とそうは問屋が卸ろさない。結局3枚目の桂は得られずに20手を終えて、ここからが本番と取り組む。ここからも、焦点捨合は有効?無効か?で悩みました。最後右下で49手駒余り順を見つけて大喜び。52龍迄49手と推察しています。(解き終えて)受賞級には届かないか?(Bを付ける人が居そうなので)変化・紛れは多岐に亘るが、前半20手と後半29手に違和感がある、位相転換するのはこの局面を境に逆算・順算をしているからなのでしょうね。
野〇賢治―窮余の一策、飛の捨合にはじまる大駒の乱舞は圧倒的。後半、やや地味になるのは仕方がない。
凡〇生―これは難しい。変則合に頭がグチャグチャになりました。
和〇登―序奏の攻防は新鮮な順。
総評
今〇健一―ビックなお年玉、有難うございます。このごろは、大きくなった孫連中を捕まえて、今度はお爺ちゃんが、お年玉を貰う番だよ言っていますが、未だ、孫連中からお年玉を貰ったことはありません。何時になったら貰えるのかな?それを楽しみに長生きしよう、です。
岡〇行晃―大②糟谷祐介氏作(看寿賞ものですね)大感動です!解けた時は、、、思わずうれし涙がこぼれ落ちた、、、凄く自分を、、、ほめてやりたい、、、だって一週間近く考え続けたものですから、、、。
小〇悦勇―選題の言葉に誘われて解図に苦闘するも、解後の満足感は創作に勝る。特に大3の構想(遠角)は私も数年前に発見?密かに作品化を目指していた。(入玉図は考え付かなかった、ヤラレタと感心する。)
佐〇司―新年早々2問もタイムアウト、今年も先が見えてしまったようです。
鈴〇彊―三題ともそれぞれ色合いの違いがあり素晴らしい作品でした。2011年の1月号を飾るに相応しいものでした。感謝申し上げます。
水〇一―二十数年ぶりに解答します。詰将棋学校は小学校から順に解図し大2考慮中に、時間切れになりましたが、1題のみ解答します。六十過ぎての解図再開。手が見えなくなりましたが、今年はできるだけ解答参加いたしますので、よろしくお願いいたします。
【全題正解者】
今〇健一  加〇孝志  柿〇桂古 賀〇屋   神〇 薫 日〇通博 国〇秀旗
小〇 徹 斎〇博久 須〇卓二 鈴〇章夫 高〇武夫 竹〇健一 躑〇     永〇勝利
野〇賢治 福〇 努 凡〇生 宮〇慎一 吉〇清二 和〇 登
【当選者】誌代1ヵ月分入帖
躑〇   

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