全体表示

[ リスト ]

◇大11 入選85

加賀市 鈴川優希



イメージ 1
29香イ28角同香、ロ27飛、同香、同玉、26飛、同玉、29香、28角、同香、ハ27飛、71角ニ44香同角成、同歩、27香、同玉、26飛、同玉、29香、28角、同香、ホ27銀、35角、同桂、16と、36玉、37歩、同玉、7336玉、46角成迄33
イ他合は16と、36玉、46と以下。角合はこの時同角成と取る為。
ロ他合は16と、36玉、37歩、(飛合はこの時同飛成として26とを防ぐ為)35玉、36香以下。
27他合は16と、36玉、45角、35玉、26角以下
ニ同金は17角、15玉、71角成以下
62合は17角、15玉、62角右成以下。
35香・桂合は(銀・金合は同角、同玉、17角以下)16と、36玉、45角以下
27飛合は37角、36玉、47と、45玉、36角以下
27歩合は16と、36玉、37歩、35玉、46角、45玉、36角迄
37角は37角、36玉、47と、45玉、36角、44玉以下不詰
作者―小駒図式ですが、いきなり大駒の連続合が飛び出します。意味付けは変化(a)(b)のように単純明快です。26飛と呼び戻した後、もう一度同じ手順を繰り返してみると、持駒が香→角に変換されました。
  ここで(A)71角が攻方の好手で、例の浦壁氏の93飛と同じ系統の遠打です。同金ならこの金が手に入るので詰みます(初形で1枚だけ不自然に配置された金ですが、実は不要駒です)。そして合駒も2枚角が連結することになって詰みます・・・が、44合だけは71~44角と生角のまま行くしかないので、この手順では詰みません(ちなみに44香合は積極的意味付けです)。したがってこれは同角成と取るしかなく、同歩となって再び香を手にします。そこでもう一度26~29香を繰り返しますが、今度は44に歩がつり上がっているのが相違点。(d)の変化で44に逃げられなくなっていることに注目してください。よって変化中の36角を防ぐための27銀合が最長です。
  あとは収束ですが、空間に35角と捨てるのが決め手となります。最後46角成のところで、46と、37玉、35と迄の味悪な最終手余詰があるのが珠に瑕で、玉方59飛でも置けばいいのですが、小駒図式でなくなってしまう上に、結局46と、37玉、47とで駒は余らないとはいえ最終手余詰は防げないので、これで妥協することにしました。
  制作期間はほぼ3年で、ようやくまとめることができました。採用して頂けたら嬉しいです。
☆序奏も無く、いきなり29香で合駒読みになりますが、合駒特定は簡単でイにあるように46に効かすために28角の中合が必要で、次の27合はロで37歩に同合駒とした時に26に効かすことが出来る飛合となります。6手目27同玉とした局面で26飛としてもう一度29香とするのが面白い手順で、何ともう128角合〜27飛が繰り返されました。ただ2度目の27飛合では27他合とする変化があります。ここで27他合だと、16と、36玉に45角と打って詰みます。12手目27飛合とした局面では、もう香は無く同香とは取れないので工夫が必要です。ここで37角とすると、紛れAにあるように44から逃げられてしまいます。正解は最遠打の71角で同金は17角以下質駒になった金を取って詰みます。また、62合や53合ではニにあるように17角以下その合駒を取りながら馬が作れるので詰みます。かといって35合では同角成若しくは16とという手順で詰みます。そこで44香合となります。44香合の場合は17角から開き王手をした場合は馬にならない為詰まないので同角成、同歩となります。すると角を香に交換したことにより3度目の29香、28角合の手順が実現します。ところが今度は28同香とした時に27飛合だと44歩となっている関係でホのように37角以下早いのです。そして44歩になっていて変化ハの45角が打てないので別の詰方が必要になります。そして変化ホの27歩合手順の最終手36角を取る為に27銀合が正解です。こうされると37角という手も27飛合の変化ホ最後の36角が取られるのでダメです。そこで35角という妙手が決め手。同玉が17角ですので同桂の1手。以下は16と以下46角成迄となります。
☆小駒図式から角中合飛車合が3回繰り返される(最後は銀合ですが)が、その変化が持駒や玉方配置の変化により微妙に変わって行くのは実に見事な構成です。玉方44歩にした為飛車合が出来なくなり銀合をし、従前の45角で詰ます変化が出来なくなったので35角の妙手が必要になる。何故このような纏め方が出来るのか、教えて欲しいものです。
☆気になる点としては、61金は実は無くても作意は成立します。捨駒遠打を発生させる為の不要駒とも言えます。なので、
山〇誠―角飛連合を繰り返す離れ業に目を見張る。不動の61金配置の意味は遂に分らず。
☆という鋭い方も居られました。
☆作者は最終手余詰が気になっているとのことですが、私以上の世代だと全く気にならないはず。今の人は潔癖症ですねえ。
☆兎に角好評しかなく、作者の3年間の苦労は報われた傑作だと思います。
池〇俊哉―角飛二段合による香⇒角への持駒変換の連続であるが、結果的にやりたいのは44歩の形にする退路ふさぎ。謎解きを含んだ構成が素晴らしい  
今○健一―2度の角合飛合から始まって、角の遠打、3度の合駒と見処が一杯。若武者、鈴川君、大活躍の図ですね。
海〇王―意外と難しくなかった。6一が金だったので7一角を発見できた。
加〇孝志―イヤ、込入った手順。変化読み合の肌触り、疲れました。中合が生きました。
川〇敏嗣―三度にわたる29香打の威力が絶大なのに驚き。
小〇徹―52とを金には出来ないんですね。61金が目立ちます。
小〇邦明―変化の46とに備えた28角合、変化の37香に備えた27飛合の連続合の繰り返しは勿論、71角打が物凄い絶妙手で、それに対する玉方の受けも17角打の角が馬に成れない場所が最善という双方すばらしい手があって感動。
斎〇博久―香の下段打からの趣向だが、合駒の豪華さが素晴らしい。
須〇卓二―この大技を3回繰り返すのも凄いがその合間に入るキーの部分もレベルが高い。
鈴〇彊―29香の攻めしかないが、28角の中合続いて飛合と豪華な合駒からスタート26飛と捨てまた29香、角を入手飛合のときに17角の筋を考え71角が浮かぶ。同金なら1715玉の時71角成だ。44香合が最善香を入手26飛から29香が復活3度目で流石の玉方もギブアップ。見事な収束でした。
占〇亭―香2枚の変換マジック。スマートに表現していますが、かなり苦労されたのでしょうね。
竹〇政秀―収束だらける1531手非限定。
竹〇健一―受け方はこれが最善なのかな?面白い構想で、もっと長くできそうですね。
中〇照夫―いかにも合駒読みといった初形。角・飛の連続不利合駒でびっくり。ミニ趣向的な繰り返しが見事。最後は銀合の破調でとことん考えさせられる。
永〇勝利―まさか29香からの手順が三度も出てくると思いませんでした。二度目までと思い、収束悩んでしまった。凄い。
西〇かな―殆ど手付かずです。(無解)
福〇徹彦―取れない71角に44香合で、もう1回繰り返せる。非常にシンプルに出来ているけど、シンプルなものほど作るのが難しいのでしょうね。
松〇成俊―なんでこんな手順が成立するのか不思議
水〇修―71角に44香合はシビレました。
和〇登―金を質駒化する71角は斬新な構想



.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事