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大3 入選●回
 京都市 金子義隆
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53歩成3433桂左成、45玉、34角、5575飛成イ65香合54と、同玉、43角成、63玉、64歩、62玉、52馬、同玉、72龍、62飛、63歩成、41玉、A31銀成、同玉、21桂成41玉、32成桂、ロ同玉、62龍、43玉、53龍、34玉、24飛、同玉、33龍、14玉、13桂成、同香、34龍、24歩、25金迄39
65歩合は54と、同玉、43角成、63玉(45玉は65龍、55銀、54馬、46玉、55馬、47玉、67龍、57歩合、56馬、37玉、57龍以下)以下作意と同様に進み21手目71龍、51歩合、31銀成、同玉、51龍、41香合、32歩、同飛、同成桂、同玉、34飛以下詰み
 65桂合は54と以下、作意と同様に進み、29手目53と、34玉、33飛、45玉、65龍、55合、57桂以下
ロで32同飛は同龍、同玉、33飛、42玉、53飛成、32玉、33龍、21玉、12香成以下同手数駒余り
Aで71龍は61歩合で逃れ。(玉方香先香歩の意味付)
作者―二歩禁を回避するための玉方香先香歩が主題です。左辺に駒を置かず、合駒を限定できたので及第点かなと思います。
    昨今は明確な狙いも無く、なんとなく駒を捌いて、収束に大駒捨ての入るトータルバランスの良い作品が多い。だが金子氏の作品には必ず明確なテーマがある。纏まりが良いだけの作品の対極にあるのが金子氏の作品であり、私が尊敬する作家の一人である。
    本作の主眼は変化イ及び紛れAで判るように、二歩禁回避の玉方香先香歩である。つまり、8手目に65歩合だと、変化イ中71龍に対し、61歩合が二歩の為に出来ない。したがって、65香合として、61歩合を出来るようにするという構想である。
    でも歩合や桂合をしても作意順と同様の手順でも詰んでしまう(解答としては変別で誤答)のが大きな弱点だと思う。私自身が解いた時も歩合の変別解だったので、狙いが判りませんでした。
    8手目の合駒読みが複雑なため、解答者にも狙いが伝わり難かったようです。予想はしていましたが、主にこの合駒部分で14名もの誤解者が出てしまいました。
今〇健一―2度も裏を掻かれた。8手目の香合、誰だって歩合から考える。2歩禁に感心。26手目、同飛が直観、ここでも見事に騙された。やっぱり、金子さんは難解派。
S〇―8手目の合駒が問題だが、香合の意味付けが後に歩合をするためだけでは、狙いとして弱いと思う。
加〇孝志―暑い夏汗をかきながら解く。狙いは8手目の合いの変化、一つづつ考えました。
柿〇桂古―72の飛が主駒になり、玉をうまく追っている。
小〇理―上に逃すまいと理性ではわかっていても、やっぱりひるむ。65の合駒が桂か香か最後まで悩んだ。
斉〇博久―変化が本手順になったという感じ。
須〇卓二―65の合駒が何か・・・ぱっと見では判断出来ないだけにしっかりとした読みが必要だ。香とは・・・びっくり。
鈴〇彊―62飛合とされて攻めが切れたかと思いましたが、ここからよく攻めが続きましたね。
武〇静山―変化が複雑(75飛成に対する合駒や43角成に45玉とかわす手)なので変化読み省略と勘がたより。
竹〇健一―詰みそうな筋がこれしかないから意外に簡単だったかも。。。
躑〇―8手目の香合限定が狙いでしょうか?
中〇照夫―場外乱闘に持ち込む前半が難しく悩ましい。後半はあと一歩のもどかしさに悩む。13桂の消去がテーマということか。
永〇勝利―途中まで、自陣に良く利く65角合が作意とい信じて疑いませんでした。手数を数えたら、違ったんです。(フフフ、歩合だとは間違えませんよ。)
那〇清―いきなり囲いの外に追い出す導入部は抵抗感がある。中盤入玉させて詰ます変化もあり、感心しました。
野〇賢治―75飛成に対する合駒選択が全体に波及するので集中精査したが、ウエイトがかかりすぎて全体的な印象はむしろ薄れてしまった。
凡〇生―65香合で合っているのでしょうね。
和〇登―8手目の合駒が奥深い一着。26手目応手に関連しているとはすごい作。
    総評
今〇健一―今期の大学、始まる。担当教授も利波偉先生に替わりました。構想?作が2題に、捌きの作が1題。難易程良くの出題でした。この分なら、ヘボな私でも、なんとか皆さんに付いて行ける?  落第しないように、頑張ろう、です。
s〇―自作にAをつけて他作がBとは、我ながらずうずうしいですな(笑)
岡〇行晃―それぞれに個性ある楽しい選題集と思う。大①の序盤や、大②の駒手順とか、大③の複雑さに感動!
加〇孝志―頑張ってください。大学は難と易が入りまじりテーマが必要となります。
須〇卓二―担当業務大変でしょうが頑張って下さい。新しい企画なども楽しみにしています
鈴〇彊―利波さんの大学担当就任おめでとうございます。細い攻めが切れそうで続いていく緻密さが持ち味のカラーが大1から大3まで出ているのかなと感じています。
躑〇―担当交代されたんですね.大変だと思いますが頑張ってください.
中〇照夫―解答者としてもできるだけ作品のテーマが理解できるように努めていきたいと思います。
名〇健将―いきなり素晴らしい選題です。大2・大3はあきらめかけた程で、27日に漸くひらめいて感動できた。
凡〇生―体調が思わしくなく、休む時があるやも知れませんがよろしく。担当カンバッテ下さい。
若〇丸―新担当に期待します。
【全題正解者】
赤〇秀雄 今川〇一 s〇 
岡 〇樹 岡〇行晃 日〇通博
小〇 理 斎〇博久 躑〇   
中〇照夫 永〇勝利 野〇賢治
福〇 努 三〇周治 柳〇克佳
和〇 登
【当選者】誌代1ヵ月分入帖
躑〇   
 

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◇大2 入選●回
 高知市 竹村孔明
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51歩成、31玉、41と、同玉、51馬、31玉、42馬、同玉、53桂成イ31玉、42成桂同玉、12飛成、43玉、52龍、44玉、55龍、43玉、53銀成、32玉、42成銀、22玉、21と、同玉、51龍、22玉、32成銀、同玉、44桂、22玉、A42龍、11玉、12歩、21玉、32龍迄35
イで32玉は12飛成、22金、42成桂以下早い
52龍・62龍の非限定あり。
作者―64銀の捌きが狙いで、それに52歩と45桂の邪魔駒消去をつけてみました。ただ出来上がりを見ると、45桂の消去の方がポイントになっているかもしれ
ません。
    詰将棋には易しくても楽しめる作品、そして易しくてもナルホドと思わせる作品があり、本作品はそれに当る作品であろう。
    初手普通に51馬と進めてみると、作意順の52龍が指せなくて詰まない。従って52歩を成捨てて置く。そして9手目にいきなり12飛成だと、今度は作意順の55龍の時に35玉と抜けられてしまう。だから、45桂の消去まで必要になる。以下は銀を捌いての詰み。作者の意図した銀の捌きよりも、邪魔駒消去の方が印象に残るが、解いて楽しいので、その辺はどうでも良いことなのだ。
    簡単なはずでしたが、、、。
和〇登―油断大敵。十手目の応手は32玉ではなく31
☆なんということか、十手目32玉とするケアレスミスに解答強豪を含む9名の方が沈みました。
今〇健一―捌きが主体で、変化も易しく、楽しく解図。      毎月、こういう肩の凝らない作品を1題くらいは、      出題をお願いします。
s〇―52歩はともかくとして、初形では上部を押さえているように見える45桂が邪魔駒とは気付きにくい。
加〇孝志―駒を取らせる手順にリズムが有り楽しい。素直な作とも言える。
柿〇桂古―邪魔駒消去だが、どれが邪魔駒かを見極めて順に捨てる。
国〇秀旗―駒がよく捌けて気持ちよいのだが、収束が少々物足りない。
小〇理―龍が縦横無尽に活躍できる舞台づくりが肝要。
小〇巧―ちょっと冗長な感じがする。
斉〇博久―45桂の邪魔駒消去がテーマだと思うが意外性がある。
須〇卓二―駒を連続活用して捨てる手が多く実に流動的。45桂の邪魔駒消去も必要駒に見えるので効果抜群。
鈴〇彊―55龍で1歩入手するまでの攻防は見事でした。
武〇静山―51馬が鋭い一手だが終盤流れ気味。
竹〇健一―45桂が邪魔と気付くまでの勝負…配置がうまいと思いました!
詰〇人―と金を捨てるのが筋らしく見えます。馬と桂を捌き12飛成が巧い手順。
中〇照夫―45桂消去の伏線がテーマ。最後に龍が消えないのが残念。
永〇勝利―12飛成〜52龍〜55龍の構想は新鮮。そのために桂馬が邪魔駒とは、想像もつきませんでした。53銀成〜42成銀〜44桂の収束もオシャレ。
名〇健将―63とを捨てる序8手と決めつけてしまい、あと一歩届かず悶々。戻って51馬が正解と気付いてからは一気でした。桂捨てもいいアクセント。
那〇清―まず45桂を消さなければならないのだが、消してからもそう簡単ではない。
二〇卓郎―あと一歩足りない変化が多く、時間がかかりました。
野〇賢治―桂を消しておく必要性をカモフラージュするような崩し手順。52歩が取って付けたようなのでリズムに乗り切れないもどかしさを感じた。
凡〇生―45桂を後生大事にしていて苦労しました。邪魔駒だったんですね。
宮〇慎一―捨てる駒あれば拾う駒あり。

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  大学
 
   担当 利波 偉
 
◇解答者総数 42
◇全題正解者 16
誤無ABC※平均
①芹田 修20261121 2.61
②竹村孔明95111601 2.40
③金子義隆14712801 2.60
 ※は無評価です。
☆詰将棋は、同じテーマでも作る作者が違えば、当然仕上がりが全く違う。今回の大1・大3は玉方香先香歩を扱っていても、意味付け自体が異なっている。その違いも楽しんでいただけたら、と思います。
◇大1 入選●回
 川崎市 芹田 修
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15桂、24玉、23桂成、同玉、15銀、27龍、78馬、67香合同馬、同龍、26香25歩合同香、13玉、23香成、同玉、24歩、13玉、12と、同玉、21馬、同玉、32銀、11玉、12歩、同玉、23歩成、11玉、21銀成、同玉、32歩成、11玉、22と寄迄33手。
作者―玉方香先香歩です。配置は広がっていますが、龍と馬のリーチの長さを利用して、無駄な駒を置かずに狙いを実現しました。手数の長さの割りに軽く、物足りなさは残るかも知れませんが、最後は綺麗に捌けるので解後感は良好だと思います。
    最初に目が付くのが、78馬であろう。以下同龍、15桂、24玉、23桂成、同玉、15銀、25歩合、同香、13玉、23香成以下作意順で詰む。しかしながら、同龍のところで、34歩合とし、15桂、14玉、69馬、58歩合、25銀、15玉で逃れてしまう。どこがいけなかったのだろうか?そこで初手に戻って、15桂、24玉、23桂成と桂を先に消去してみる。以下15銀に対して27龍と取ることになり、そこで78馬と引いて見ると、前述の紛れ手順で出来た34歩合が無効となり、67に合をすることになり、龍を遠ざけつつ合駒を稼ぐことが出来るようになる。先ず、歩合をしてみると、以下同馬、同龍、2413玉、12と、同銀、14歩と打てて詰む。そこで主眼の玉方香先香歩が出現することになる。つまり67香合とすれば、今の手順で14歩が打歩詰になって、逃れるという寸法である。だが、今度は合駒が香だったので、26香と離して打つことが出来、25歩の中合が必要となり、香を歩に打ち換えれば収束にはいることが出来るようになる。
    本作の巧みなところは、龍位置を変更させ、合駒の打場所を変えさせることであり、そのことにより玉方香先香歩に持ち込むというところにある。元々の出発点は香を打って合駒をさせるところだと思うが、それを玉方香先香歩に持ち込めるという作者の嗅覚及び、それを実現してしまう作者の技術力は確かで、見事な作品に仕上がっている。
 
今〇健一―危ない!78馬に67歩合。綺麗に詰んで、手数は27手。おかしいなぁ、大学での手数は31手以上のはず。これで、妙手の香合を発見、ヤレヤレ。名作。
作者―自作ですが出来がいいのでAです。(笑)
加〇孝志―間違い易い作。変長でなければ旨くカモフラージュ、大道棋的味有り(大学だから手数がおかしいと思った)
柿〇桂古―打った桂をすぐ成捨て、24桂の邪魔駒を消し、玉を狭い檻より出さない様に攻める。
神〇薫―舞台装置含めて新しさは感じないので仕上がりが気になるところ、序4手は気がきいているが、収束はどちらかといえば流れたように感じる。
 小迫清美さん作(ジャーナル,83.03)の表現のほうが好みだが、知っているからそう言うのであって、捌ききるこの収束を選択した作者の気持ちも判らないではない。
ただ中田さん作(『中田章道 短編詰将棋代表作』第99番)といった最近の作例もあり、どうしても比べてしまいますね。
吉〇慎耶―手数の関係もあって香合は見破りやすい。
国〇秀旗―香先香歩から例の収束で驚くところは何もないが、伝統に根差した作品もそれはそれで魅力的なものである。
小〇理―いろんな狙いが予想されましたが、そうですか、不利合駒ですか。
小〇巧―見事な詰上がり。67の龍が泣いている?
斉〇博久―67香は意外性がある。
佐〇司―序さえクリアすれば後は既成手順。
昭〇三十六才―27手詰かと思いきや、中合があった。
須〇卓二―受方香先香歩の狙いを的確に表現しています。
鈴〇彊―序の23桂成捨てと中盤の23香成捨てがポイントでした。
武〇静山―手数が31手以上と分っていなければ、完全に間違っていた。
竹〇健一―うまく創るもんだなぁと感心しますね〜
中〇照夫―不利合駒、玉方香先香歩。表現は至ってシンプルで収束も小気味良い。
永〇勝利―取るのに、歩より香の方が不利になるとは!危うく見落とすところでしたが、手数がヒントに。
名〇健将―67香合を発見、これが大学出題だったことに安堵する。2003年9月大7村田登亀雄作を思い出した。
那〇清―全体的に素直な作だが、手数を延ばす8手目香合がうまい。
野〇賢治―誘致と打開を遠い合駒選択に託して易しいけれど実に好感の持てる作品です。
凡〇生―序奏の桂消去もさる事ながら延命策の香打合で気に入りました。
宮〇慎一―最後はと金二枚で詰み上がり。玉を下段に落す雪隠詰め。
若〇丸―初め大学の手数より短かったので誤答に気付く。好形で巧くできた。
和〇登―打歩詰誘発を問う、78馬の合駒に感動。

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 詰将棋パラダイス社のご好意により、結果発表月の翌月以降に結果稿の転載許可をいただきました。
全短評を一部伏字で載せてゆきたいと思います。また記事は元原稿で推敲前ですので、解説が一部異なっている可能性もあります。
 短評の転載をお断りの方は、メールをしてくださいまうよう、お願い申し上げます。即刻削除いたします。

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詰将棋パラダイス11月号大学及び大学補講の配置に誤りはございません 。
安心してご解答ください。

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