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時々怖い夢を見ることがある。
たいていの場合は、これは夢だと気付いて、
本格的に怖くなる前にやり返したり、意識を集中させて目を覚ましたりするが、
中には非常に恐怖心を受ける手強い悪夢もあった。
取り敢えず私的な完全復活に向けて新しく、短めの小説っぽい読み物を、
気が向いた時に投稿してみることにしました。
オカルト的な話しって信じる?
内容にもよるけど、例えば幽霊とかって本当に存在するのか?と考える場合、
一応有ると思うのと、有り得ないでしょ!って思うの、
両方の線を同時並行的に考えたりすると想像力が溢れて、
発想力が良くなっている気がする。
if(もしも)から次のif(もしも)が次々と派生してゆく。
例えば宇宙人って存在するの?って思ったら、まぁ人とは言えないだろうから、
存在するとしたら地球外知的生命体って言い方になるとは思うけど、
ここでは便宜上それを宇宙人って言うことで話しを進めよう。
まず存在しないならしないで問題無いから気にしないで良いし、
話しが広がらないので、存在していると考えてみる。
映画やマンガとかだと、高度な文明を持った宇宙人が地球に侵略して来たり、
既に地球人に紛れて我々と同じ様に生活していたりするが、
地球に関係してこようとする宇宙人の目的はなんだろう?
侵略が目的だとすれば、宇宙空間を旅して地球まで来れる高度な技術を持っているのだから、
問答無用で不意をついてさっさと制圧してしまうのが一番手っ取り早いはずだ。
もしかすると人類の記憶や研究の及ばない程の太古の時代には、
宇宙人による侵略があって、今まで地球上に存在した生物達は大量絶滅され、
その後に住み着いた地球外生命体達は、地球の環境に合わせて進化とか退化を繰り返し、
高度な技術や文明の記憶を無くしていったかも知れない。
地球に住み着いた宇宙人達は地球に適応し、いつしか時は流れ、
地球上の生物として違和感が無いものとなり、その内に元々は他の惑星や宇宙から来てた、
という記憶を忘れて、また痕跡も消えていったという説もあるだろうが、
ひとまず今回は今という現在進行形の状況に話しを戻そう。
我々人類よりも明らかに高度な技術や文明を持つであろうはずの、
彼らはなぜ侵略という荒っぽい手法を取らない、或いは取れないのか?
幾つかの可能性を出してみる。
〇 侵略というその手法では意味が無い場合。
地球上の環境をなるべく守りたいと思う優先順位が非常に高い?
〇 侵略出来ない抑止力が存在する。
例えば宇宙人達にも出星別の幾つかの種族や勢力があって、
一つの勢力だけで地球を独り占めするとなると利害関係の問題から、惑星間の宇宙戦争といった、
より大きな争いに発展して巻き込まれるリスクが高く、手が出せない。
或いは国連とかの様に、宇宙人達の間でも惑星や宇宙間での共通の取り決めがある?
〇 侵略する価値が無かったり関心や興味が無い、関わる気が無い。
関わって来ないのなら存在しないのも同然なので、心配して不安になる様な問題も無い。
実際はこんなもんだろうと思うし、
既に地球上の生き物や人間に紛れこんで地球上で暮らしているのなら、
人類に対する敵意は殆ど無く、共存しようとする意識が高いのだろう。
そう考えたら宇宙人の存在について、怖がったり不安を抱く要素が無くなるな。
逆に共通の目的意識を持って問題を共有し、
協力して解決しようと思うような事も有るかも知れない。
宇宙人と人類とで地球上の環境を良くしようとしたり、
共通の敵に向かって共に立ち向かうとか…。
って、
宇宙人達と人類や、さらに地球上の他の生物達も合わせて、
それら全ての、共通の敵の存在?
それってどんなもんだよ。
ちょっと笑いそうになりながらそう思って、
ふと、昔見た怖い夢を思い出した。
もしかしたら心当たりがあるかも知れない…。
それは、虚空に浮かぶ暗黒の惑星だった。
ん、なんだ?
と思った瞬間、その惑星上にその惑星と同じくらい巨大な恐竜の骨が現れ、
ティラノサウルスの骨らしき、それが顎を持ち上げて咆哮したのだ。
怨念のような凄まじい敵意を振りまいてきた。
と思った瞬間、私は恐怖しながら目を覚ました。
あれは死の惑星だった。
その惑星は自分の中に、生物達がいなくなってしまった事を嘆き悲しみ、星ごと悪霊と成り、
地球の様な豊かな生態系を持つ惑星を、妬み呪う存在となっていた。
未来に至るまで幾つもの可能性をもつ因果律。
そして最悪の因果結果の忌まわしきビジョン。
何万年、何千万年とどれだけの時間が流れたか分からない、
未来の地球の姿。
生物が住めず、生命の生まれない死の暗黒惑星。
豊かで美しかった過去の姿を思い出し、
怨霊のように自らの運命を嘆き苦しみながら、
宇宙空間に呪いを振りまき続ける地球。
宇宙中の生命体に共通する敵の形というのは、
この様な惑星の怨霊ができてしまう未来そのもの。。。
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