中川輝光の眼

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森氏、前原外相に返還と帰属の並行協議提案 北方領土問題

10日からロシアを訪問する前原誠司外相が自民党の森喜朗元首相と北方領土問題をめぐり3日に会談し、森氏が日ソ共同宣言を土台に色丹島と歯舞群島については具体的な返還を、国後、択捉両島に関しては帰属問題をロシア側と同時並行で協議するよう提案していたことが4日、分かった。前原氏は北方四島の帰属確認の重要性を強調したとみられる。関係筋が明らかにした。会談は前原氏から要請した。日ロ間最大の懸案である北方領土問題でロシア側の強硬姿勢に苦慮した前原氏がロシア政府の実力者であるプーチン首相とのパイプを維持している森氏に助言を求めた格好だ。前原氏は今回の訪ロでラブロフ外相との会談のほか、メドベージェフ大統領、プーチン氏との会談も申し入れているが、実現の見通しは立っていない。森氏は昨年9月、ロシアを訪れ、プーチン氏と会談している。関係筋によると、森氏はプーチン氏に対し、日ソ共同宣言に基づいて色丹島など2島返還を確認した上で、国後、択捉両島については科学技術拠点として日ロ両政府が共同開発しながら帰属協議を継続することを提案したと、前原氏に明かした。プーチン氏は「大統領に伝える」と森氏に答えたという。北方領土問題について政府は、四島の帰属問題を解決して平和条約を締結するという基本的立場を崩していない。(共同)

プーチン・メドベージェフ指導体制のロシアを相手に、「北方四島返還」交渉は極めて難しいことは周知のこと。前原誠司外相と森喜朗元首相との会談(情報交換)は、近々の情勢をみれば当然のこと。ロシアは日本の経済支援を要請している、「領土問題」は棚上げにしたい、虫のいい話ではあるがそれが現状です。選択肢は狭く、国益を損なわずに話を進めることは極めて難しい。森喜朗さんのお父さんはシベリア抑留体験があり、日露交流に尽力された方です、そういった信頼感は外交に欠かせない要素です。「領土問題」は、二国間の歴史上の問題であり、「国民感情」の問題でもある、だからこそ丁寧に扱うことが優先されるのです。森喜朗さんの党を超えた「協力要請」も考えられるのでは。「財政再建」も「外交」も、重要・緊急課題は超党派で解決してもらいたい、それが国民の願いだと思います。

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