中川輝光の眼

美術家の眼で日常を記録しています(paraparaart.com_ArtDirector)

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北国新聞社から取材がありました
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曳山交流館「みよっさ」の外壁にアニメーションを投影することに、北国新聞社から取材がありました。事前の取材と言うことで、どのような記事になるのか、楽しみです。3DCGアニメーションの制作にこだわってきたparaparaart.comですから、そこを理解していただけたらありがたいのです。当日は、多くの人に楽しんでいただけたらいいのですが、野外での放映(壁への投影)になりますから、土曜日の天候(予報では雨天)が今から心配です。
「日展」 篆刻の審査事情「会派別入選数厳守の指示」
国内最大の公募美術展「日展」で、入選作品の数を事前に有力会派に割り振っていた疑いが出ている問題で、日展は、今年度は大臣賞などの選考を自粛することを決めた。
 この問題は、2009年度の日展で「篆刻」の入選作品の数を審査が行われる前に有力会派に割り振っていたと、当時の審査員が指摘しているもの。当時の篆刻の審査員は、入選作が発表される前に有力会派の幹部に手紙を送り、「顧問より、昨年度の会派別入選数厳守の指示が伝達され、これに従った決定となった」などと説明していた。これについて日展は先月31日の記者会見で「大変驚いている」とした上で、外部の有識者を含めた調査委員会を設置して調査を始めた。また、「指示をした」と指摘された顧問は先月31日、騒動を起こしたことへの責任を取り、日展を退会する意向を示した。
「篆刻部門だけではない」、少なくとも美術系の大学を出ている者にとっては、周知の事実です。絵画・彫塑・工芸など、すべてに師弟関係(コネ)が存在しています。特選(大臣賞など)の選考にも特定会派による「たらいまわし」が常識になっています。わたしもそうでしたが、大学在学中(画学生)の悩みの多くは、「師弟関係を離脱して将来を明確に描けるか」でした。とはいうものの、自立しないで優れた絵は描けないのも事実です。25人の同期生(油専攻)の多くは、日展には同調しなかった。ふりかえると、それぞれの道で「困難を極める」ことになりましたが・・・。こういうのを「画壇」と言うのですが、こういった組織による「しめつけ」が、美術界だけでなく、音楽や文学の世界にも見られます。日本特有の文化構造かもしれないと思っていましたが、個人意識の強いヨーロッパにも散見されたのには、少なからず驚きでした、困ったことです。言うまでもないことですが、こういった環境では若い人の感性が育たないのです。
2007年NHK朝ドラ「ちりとてちん」が、10月7日からBSプレミアムで再放送されています。

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わたしは「ちりとてちん」がお気に入りで、前回の再放送をも見ています。今回が二度目ということで、正確には「再々放送」になります。NHKの「朝ドラ」は、わたしの朝食時間と重なることもあり、いつもそれとなく見ているのです。サッカーの実況以外、あまりテレビを見ないわたしが、この2007年NHK朝ドラ「ちりとてちん」に魅せられたのは、落語の世界がドラマのベースになっていたからです。ヒロイン喜代美役の貫地谷しほりさんの演技が無理なく自然で、わきを固めた配役もよかった、なによりも脚本が秀逸でした。
本の紹介・梅原猛著「隠された十字架」
多くの読書家がそうであるように、「広く浅く」から「狭く深い」領域に、いつしか傾斜していくようです。わたしの「古書店・月映書房」には、梅原猛さんの本が整然と並んでいる。20代の頃から継続して読んでいたのですが、この書棚を眺めながら、不思議な感覚にとらわれます。
中学・高校時代は、三島由紀夫・川端康成・谷崎潤一郎さらに亀井勝一郎を読んでいました、まさに「広く浅く」です。美大時代は、芸術・絵画論を軸に、これも「広く浅く」ですが、許される時間が多いこともあり「乱読」に近いものでした。「左翼」が主流の学内でしたから、マルクスも一通り読んでいました。わたしも「左翼」を自認していたのですが、マルクスの「芸術論」には違和感を覚えていました。
梅原猛さんの「隠された十字架」を読んだのは、文芸雑誌「すばる」で連載されていた頃ですから、大学を卒業してからになります。この連載を、待ち望んで読んだことを今も懐かしく想い出します。梅原猛さんが京都美大(現京都芸大)の学長になった頃に、わたしは友人の紹介でお会いしていたのですが、穏やかなその表情からはとうてい結びつかない内容に、驚かされたのです。それ以来、梅原猛さんの著作はすべて読んでいると言っていいのです。見つめる「眼」の確かさを、わたしはこの人に感じたのかもしれません。「古代史」をこれほどリアルに(生臭く)描いた人は、わたしは他に知りません。
梅原猛さんも高齢になられて、筆勢がやや衰え始めたのかもしれません・・・しかし、穏やかなエッセイもいいものです。
ジブリ資料集・アニメーションの制作現場を見る

    Ⅰ
風の谷のナウシカ+天空の城ラピュタ
Ⅱ となりのトトロ+火垂れるの墓
  Ⅲ 魔女の宅急便+おもいでぽろぽろ
Ⅳ 紅の豚+海がきこえる
Ⅴ 平成狸合戦ぽんぽこ+耳をすませば
 


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アニメーション制作に関わっていると、宮崎駿さんとジブリの仕事がどうしても気になります。世界のアニメーション映画の先駆的活躍に注目が集まるのは当然ですが、その制作スタイル(姿勢)や技術(工夫)には、見習う要素が多い。こういった資料集は、制作現場の人だけでなく、若い人たちにも見てほしいと思います。ポスター・パンフレット・美術ボードなど制作の周辺がよくわかる資料集になっています。

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