|
原石の魅力(その3)
「硫黄の原石」というか、硫黄の塊といったほうが正しいかもしれません。わたしの原石コレクションは、ほとんどが購入したものですが、これは少々ためらった。阿蘇の火口付近で売っていたのですが、なんとなく持ち帰るほどの「魅力」に欠ける、それに異様な匂いがする、わたしは迷ったのです。まだまだ、旅の途中であることも・・・この石を持ち歩くことの負担を想ったのです。もう一度ここへ戻るかどうかを考えたとき、「まっいいか」と・・・歩くに難儀しましたが、若き頃の「思い出」にはなりました。時折、眺めてみるのですが、なかなかいい買い物でした(高いものではありませんが)、このようなものは思い出と共にあります。
|
鉱物・金属
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
原石の魅力(その2)
原石の魅力は、その色と質感にあると言っていい。わたしたち絵描きにとって、その昔、絵具の原料でもあったことを併せて考えれば、その美しい色も即「色彩材料」として貴重なものになります。これら原石を、水に浸すとより色彩を増します、わたしは熱帯魚と一緒に水槽に入れていました。
|
|
原石の魅力(その1)
わたしのコレクション、子どもの頃から好奇心が強く、気になるものを見るとついつい「集めてしまう」癖がありました。「石集め」もそのひとつでした、その形や色すべてが興味の中心でしたが、絵描きを職業にしてからはその色だけが「宇宙」のように想えたものです。「原石の色がひとつの宇宙」だという観念がわたしを支配するに至り、一時、原石でアトリエが狭くなるほどでした。一種の探検心が薄れ、原石が単なる鉱物に思えるようになった頃、それがひとつのコレクションになったと言えます。
|
全1ページ
[1]





