本って。

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   『神様』川上弘美

友達に勧められて、初めて川上弘美をよんだ。

ずっと、神様なんていないと思って生きてきた。
というより、神様を信じてしまうことが
とても危ういことのような気がしていて。
信じたいと、心のどこかで願いながら、それでも「いない」といっていた。

この本が私のそばにきてから、私に、奇跡のようなことが起きる。
偶然のタイミングだった。
たまたまの話、だった。

けれど、その偶然を、ただの偶然にさせない何か、
そう思わせる何かが、この本には漂っている。


私には、私の神様がいる。
あなたにも、あなたの神様がいる。
世間一般の「神様」と同じでなくたっていい。
自分の神様を、自分で、信じる。


すごくシンプルなこと。

けれど、神様の存在を確信するのは
自分の神様に出逢ったとき、ではない。

 大切な人のその中に、神様を感じた瞬間、

 ああ、神様は、いる。

そう、思えるのだと。


本を読み終わって、そんなことを考えていたら、
私の元へ、ふらりと神様がやってきた。
そして見えたんだ。
大切なあの人の、神様が。

ふふふ。神様はいると思ったんだよ。

美しい人。

「週刊朝日」の表紙が、松雪泰子さん、だった。
着物姿で、紫色の、とても美しかった。

ボートに乗ってのカットだったが、よく見ると
帯にもボートの絵が。着物の柄は水面の模様。
ストーリー性のある、コーディネートって好きです。

わたしも洋服を着るときに
木のモチーフのあるスカートに鳥のブローチを合わせたり・・・・
乙女は、物語が好きなんです。

話は週刊朝日に戻って・・・
表紙の写真のカメラマンは、藤代冥砂さん、という方。
奥様がモデルの田辺あゆみさんなのですが
その日常の瞬間を集めた写真集、

「もう、家に帰ろう」  ロッキング・オン

愛し、愛され、その人と自分がそばにいる。
その奇跡のような平凡が、何とも、美しいのです。
藤代冥砂さんの写真は、いつも濃密でこっくりとした時間が漂う気配がします。
妖しい時空。
それでもこの写真集には、なんだか、お日様のようなにおいがして。
とまどったのでした。
それでも理由なんかなくただとても、美しいのでした。


週刊朝日の表紙を観て、そんなことを考えておりました。

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今日は久々にカレンダー通りの休日・・・ってことで、
お出かけするはずが、気が付けば部屋でぐうたら。

だって雨だし。
そういやワンピース衝動買いしちゃってお金ないし。

ってなわけで本棚を物色、本を読みました。

「象さんの素敵な生活」クリスティーネ・ネストリンガー著 荒井良二 絵
児童書好き、象好き、荒井良二さんファン、そんな要素が出会わせてくれた本です。
5年前くらいかな。
「僕は静かに平和に暮らしたいのさ。
 だからぜーんぶ忘れることに決めたんだ」
という白い象が主人公。

確かに。すべてを忘れてしまったら楽なんだろうと、思う。
平和なんだろうと思う。
そういう生き方をしている人もいるよね?

そんな象の元に一匹の鴨が訪れる。
「ぜんぶ忘れてしまって、うまくいっているのかい?」
鴨は問う。
二人はいろいろな話をし、いろいろな人に出会い、
そして象は大切なモノを思い出していく。

・・さながらドイツ版「セロ弾きのゴーシュ」といった作品。
でもそこは、その土地に漂う空気の色が違うから。

ドイツの物語作家は、なんともすっとんきょうな発想をお持ちのようで、
思わず「うそやん!!」とツッコミを入れたくなる展開もありーので楽しい。

いやぁ、よい本だ。
お出かけしなくてよかった。
今日この本をまた読めて。
ぐうたらって、すばらしい。

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