今日は、シュタイナーの講演集「秘儀参入の道」を拾い読みしてました。気になるところがあったので、ゆっくりと自分の中で咀嚼しました。以下に掲載してみます。
(私のハンドルネーム、Parsifalは、ワグナーの神聖祝祭劇「パルジファル」から取ったものなのです。)
「魂が直接的に進化し、魂が内面で強い力を発展させるのが新しい秘儀参入の本質です。」
「人間は分別がつけばつくほど、魂の中で、現代では非常に高く評価される力が発達し、唯物的、一元論的な人生を意志するようになります。けれども、このことによって人体の中に存在するいきいきとした力が荒廃するのです。」
「知的で、「分別」があればあるほど、人は後の受肉において、ますます「愚か」になります。外的・感覚的存在のみに関連する範疇と概念に魂は力を奪われ、知はまだ有していながらも、頭脳に作用することができなくなります。物質生活において、頭脳に作用する力を失えば、確かに白痴といえましょう。」
脳は、・・もはや思考力を行使することができなくなるからです。
特に、意識魂の諸力の中に、内的、霊的な認識を受け入れなければなりません。パルジファルが通過した二つの領域、「鈍さ」と「疑い」を人間の魂は克服しなければなりません。
魂の中に、霊的な智、霊的な理解への衝動が存在するということが大事な点なのです。
パルジファルの物語の中に、意識魂に必要な様々な修行のすべてを読み取ることができます。
さまざまな学問を探求し、しばらく探求すると、自己を知ったと思います。探求するほど、ますます自己が分裂し、疑いの中に引き込まれます。そして、自分は何も知ることができないと告白します。
現代の魂は、この噛み付くような疑念を知らねばならないのです。そうして、初めて意識魂にとって本来的なものである霊的な智の中に力強く合流するのです。
パルジファルの徳性を模範として努力するものは、現代という時代の状況から、自分が傷を負ったアンフォルタスでもあることを知ります。
私たちの悟性魂の中において、私たちの内面深くにおいて、体と魂に傷を負った現代人、アンフォルタスと意識魂の養育者たるパルジファルが出会わなければなりません。
人間本性の中にパルジファルの力を育てるために、自分自身のアンフォルタスの本性を認識しなければならないのです。
自分の中で、同じような体験をしたことがあるかどうか、じっくり考えてみる価値のある内容でした。
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