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まんがで読破 資本論 ㈱イースト・プレイス発行
高校生からわかる「資本論」 池上彰著 の2冊を読んでみた。 「資本論」は、1867年に出版されたそうだ。今から140余年前のこと。
この「資本論」で語られる世界は、現在の世界情勢と不思議に符合している。 社会構造の分析と研究をして、マルクスは資本主義を批判し共産党宣言をした。 それから50年後には、ロシア革命が起こり共産主義国家が誕生した。しかし・・・ 「資本論」でマルクスが主張したのは、資本主義が発展すると必ず革命が起こると言うものだ。
資本主義の体制では、労働者は一定の発展と豊かさを得るとともに、団結と教育的な向上がある。
一方で、資本家の資本の蓄積の過程では、労働者からの搾取が必須であり、 搾取され続けた労働者はそれに耐え切れず、体制を打倒する行動に出る。というもの。 この意味で、アメリカの現状を見ると、一部の巨大資本家が搾取を続けているにも拘らず、抑圧された労働者に革命が起こる様子が感じられないのは、アメリカが資本主義の代名詞のようであり、同時に国民には共産主義を批判する思想が行き渡っている。
この資本主義に革命を起こす事は、共産主義に転換する事を意味しており、そうなる事を誰も臨んでいないためだろうと思う。
この点では、巨大資本家の情報操作も巧みだと思う。
さて、「資本論」を学んだロシアのレーニンは、およそ90年前に革命に立ち上がったのだが、その時点で革命は、労働者が主導したのではなく、一握りのインテリ層だったと言う。
ロシアの資本主義社会はまだ未熟で、労働者は豊かさと搾取を実感するに至っていなかった。 共産主義(マルクス主義)と言うと、資本主義の国家の対極にあるように思われ、あまりいい印象はない。
しかし、池上氏の解説によれば、マルクスが主張したのは民主的な共産主義である。 にも拘らず、現在の共産主義国家は、独裁的ではないだろうか。 民主主義と対極にある独裁は、資本主義における資本家と同じである。 と“おっさんライダー”は考える。
マルクスは、資本主義における巨大な一握りの資本家は、多くの抑圧された労働者からの搾取によって成り立っていると考えたわけだから、現在の共産主義を標榜する国家の、富を独占する独裁政権となんら変わりないと映るのだ。
これらの国家では、独裁者(共産党員)に労働者は搾取されているように感じる。 現在は、情報操作によって押さえ込んでいるようだが、いつまで持ちこたえられるだろう。 資本主義であろうが、独裁政権であろうが、必要以上に労働者(民衆)を圧迫すれば、いずれ爆発するのだろう。 今、日本の小学校では、運動会で1着を決めない所があるそうだ。 劇をする時には、主役が複数で行うと言う事例もあると言う。共産主義的ではないだろうか。 しかも、それらは親のエゴによるもののようだ。こうなると、独裁的共産主義国家と同じである。 このようなヒズミは、拡大すれば必ずほころびを生むだろう。その子の将来が危ぶまれる。 労働者或いは民衆が主体となり、一部の富を独占する者や独裁を排した安定した社会が、これからの高福祉社会の目指すべき姿なのかもしれない。
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共産主義を生み出したのがユダヤ人の
マルクスで、レ−ニン、スタ−リンもユダヤ人。
資本主義で君臨しているのもユダヤ人ですよね。
日本は成功した社会主義国家と言ったのは誰でしたっけ・・・
ゴルバチョフ?〔要確認〕 日本はずっとそうだったのかも・・・・
それにしても、日本の教育の変わり様はすざましいですね。
日本で一番嫌だった事は、自由な競争を認めない変な平等主義。
それに、女の癖にという言葉。
これで勉強なんかしたくなくなる人もいるでしょう。
2012/3/24(土) 午前 9:38
いつも見識高いコメントありがとうございます。
マルクスの「資本論」から言うと、“民主的な”共産主義として、日本は優れているように思えてきます。
しかし“不当に”権力行使と富を搾取する一握りの者が、支配力を行使している点ではまだまだ未熟でしょう。
自由な競争を奨励しつつ、敗者・弱者へのセーフティーネットが必要だと思います。
競争や価値観の多様性を認めないまま平等を叫ぶのは、資本主義でもないし、共産主義でもないし・・・
両者のいいとこ取りをするならいいけど、悪いところを選んでいる感じです。
2012/3/25(日) 午後 0:39 [ 走るおっさんライダー ]
初めまして。
TBさせていただいた記事をご笑覧の上、ご高評を頂ければ、なによりです。
2012/6/24(日) 午前 11:45 [ 阿蘇地☆曳人 ]
コメントありがとうございます。
“おっさんライダー”は専門家でも研究者でもないので、コメントを期待されても困りますが、今度、拝見させていただきます。
2012/6/26(火) 午後 11:37 [ 走るおっさんライダー ]