Jiro Jiroの日記

誰も踏み入ったことのない深い森へ足を踏み入れる。人生とは、そんな感じ。

JiroJiro詩集

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深夜の窓の畔にて

深夜の窓辺は海のように
 
草の吐息を含んだ風が
カーテンを行ったり来たりさせる。
 
両足でカーテンに触れたら
そこは海辺。
 
月明かりの下で
足を何度も何度も
波に打たれる。
 
何のために生きてるの?
どう 生きるの?
 
来る波が何度も言うので
知らない
と言った。
 
そしたら大きな波がやってきて
さわりと
私を越えてまた戻って行った。
 
立ち上がって窓を閉めた。
 
月の光は草海原を
キラキラと照らしている。
 
 
 
 
 
 

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ぽっかり

ポッカリ開いた胸の穴から
 
幾度も春風が行ったり来たりした。
 
春風は
 
嵐のようだったり
つむじ風のようだったり
ささやく様なものだったりして
 
 
そんなある日
雨上がりの午後に
 
香ばしい
土の匂いが漂う中で
深呼吸した。
 
呼吸は
やっぱり
胸の穴から逃げ出して
 
また大地の香りの中へ
戻って行った。
 
 
魔女は杖を大地に置いて
目を閉じてじっと
星の定めに
耳を傾ける。
 
風は春なのに厳しく
 
でも
 
厳しいからこそ
 
その人の最も捨てがたいモノを
容易にする
愛のようなものがある。
 
胸に手を当てたら
強い風が
魔女の背中を強く押した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

緑の呪文

緑の呪文が
くだけて散った。


凍るような月夜の下で
祈るように
耳を澄ます。



一片一片の緑の呪文は
みむ、とか、しし、とか。
とても素敵な羽音を立てて
だけど
冷え切った
夜の窓辺に消えて行った。


届かない。

この胸のうちは
もう。

月明かりの無い
静かな闇の中で

影が忍び寄ってきて
肩をたたいて
目配せをした。


首を横に振ったら
影は


夜の湖畔の風景へと
変わってゆき

私は
ますます
孤独と出遭った。


静寂は
騒がしく

ざわざわと
私の胸で
小波となる。



私は
成す術もなく

ただ

闇の中の影に
翻弄される。


月明かりが
欲しい。

きりきり

手のひら一杯の
幸福を
日に透かして見ていたら


幸福は
手の隙間から零れ落ちて

光の中へ消えていった。


夜だったら良かったのに。

夜に零れ落ちる幸福を
見てみたかった。

そう思って
腹をたてたら


まだ手の平に残っていた
私の幸福が


どうしても?
っていうような
幸福語をつぶやいて

それから
一行の
幸福な
光の羅列となって


それから。


大粒の涙になって
目から零れ落ちた。


夜でなくてよかった。

今度は
そう思った。

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