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東欧諸国は鉄道網がはりめぐらされていて、列車で旅することができます。
「ワンワールド」にお世話になりっぱなしの旅も、ここではすっかり列車がメインに。
それぞれの国の首都ばかりを次々駆け足でめぐるだけでしたが、
それでもはじめての東欧を自分たちの目で見られたことはとっても貴重な体験でした。
訪ねたのは、ブカレスト(ルーマニア)、ブダペスト(ハンガリー)、プラハ(チェコ)、
そして旧東ドイツのドレスデン、ベルリン(ドイツ)へ。
当初、東欧(最近は中欧というのだそうです)=どんな見所があるのかもよく分からない、
興味があまり湧かないエリアでした。
私たちはもともと、ツアーに入ってヨーロッパで教会や古城を見て回ったり、
オペラやコンサートを鑑賞したり、といったことにはほとんど興味がなく、
もっぱら市場や大衆食堂に入り浸って、スーパーで買い物をし、
その地に暮らす人々の日常をのぞかせてもらうのが好きなのです。
そういう楽しみ方が、東欧諸国ではできるのかどうか。
8年前にロシアに行った時には人々の冷たさに驚きました。
東欧と8年前のロシアを知らず知らずのうちに重ね合わせていたのでしょう。
あまり、いいイメージが持てなかったのです。
しかし、ここでも一冊の本との出会いが私たちの初めての東欧訪問のきっかけとなりました。
CHARKHA著、「チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記」という本です。
この本は、チャルカという大阪の雑貨屋さんが買いつけのために訪れているベルリン、
プラハ、ブダペストのことが中心に書かれています。
旧社会主義圏は、ヨーロッパとアジアの中間のようなセンスを持ち、
ちょっとあか抜けない、懐かしい感じのする雑貨がいっぱい。
ハンガリーのカロチャ刺繍のクロス、水玉のティーセット、毛糸の帽子、籐のかご。
チェコのハンドメイドのボタン、赤い毒キノコの切手、クネドリーキ、ビアホール。
ベルリンのレトロな車、大胆な花柄の食器、カラフルな切手、蚤の市。
洗練されすぎていないから、親しみやすい。
色づかいは、けっこう派手なのに、なぜかあたたかくて飽きが来ない感じ。
デザインはシンプルなのに、インパクトあり。
写真はチャルカの本に載っていて、実際ハンガリーの蚤の市でも見つけた太陽の柄のマグです。
「なるほど・・・」と思いませんか??
東欧の雑貨、買いに行こう。
私たちは迷わずチャルカの真似をしてハンガリー、チェコ、ドイツを行き先に。
トルコからブダペスト(ハンガリー)に直接行くには距離があるので、
途中でブカレスト(ルーマニア)にも寄ることにしました。
ドイツは、ベルリンの前に、大きな蚤の市が開催されるドレスデンにも。
こうして、東欧旅行のルートが決まりました。
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