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こどものころ 本が大好きでした
本を読み出すと とまらなくて
暗くなっても気がつかずに
ずっと 読み続けていたものです
どうして「本」が好きだったか・・・
今 考えてみると 絵本もふくめて
ページを開くと 新しい言葉の世界
お話の世界が 広がって どんどん 引き込まれていく!
お話の世界に どっぷりと つかりたい・・・
というより 言葉やその本の「絵」が
ぐいぐいと自分をひきつけて
自分の世界に 集中していける・・・
そのとき 住んでいた世界 いえ 住んでいた家 環境から
どこかへ逃げ出したい・・・そんな潜在意識が あったからかもしれません
逃げたくても逃げ出せないから 「本」に逃げ込んだ・・・
だったような 気がします
そんなことをしているうちに 面白いことを見つけました
いろいろな言葉が 心に飛び込んでくるのですが
それぞれの言葉には 入り込む深さがあって
耳に届くだけのもの 心のすきまに ちこっと 入ってくるもの
入ったあと ず〜んと重みをまして じわっ じわっと
ふかいところに下りていく・・・
まるで 空中に ばらまかれた手紙が 突然 止まって
スローモーションで それぞれの高さの その言葉の下りたい場所に
静かに 降りつもっていく・・・
そんな 言葉のシャワーが 楽しくて
そんな ひとつひとつの お話が 静かに つもるのを
見ていたかったのかもしれません
「言葉」って 聞こえる高さがある 入り込む時の 強弱がある
「言葉」って 耳に響くのじゃない
音は 耳に 届くけれど 心に降らせるのは
別な 誰かかもしれない
・・・ ・・・
誰かや 何かを 信頼する気持ちは
言葉を 聞いたときに 生れます
良い言葉を聞いたときだけ 心は その気持ちを
そのまま 育てていくのでしょう
素敵な言葉 聞こえていますか?
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