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「卒園テスト:解答」
解説
この「たとえ話」を よい地に落ちたタネだけが成長して実をつける、
よい地を作れ、よいタネを得よ!・・・とだけ受け取るのは まだまだで
ある。また 私は道ばたに落ちたタネ…努力したけどみんな失敗 などと
思うのは性急すぎるし、私は石地に落ちたタネ…熱しやすく すぐ冷める
私はいばらの中に落ちたタネ…結局 あがいて 腐ってく などと ひとつ
ひとつに自分を当てはめてしまうのも 間違いだろう。
この4タイプの土は 成長を目指す ひとりの人の心に起こる 4つの
時代・・・とも言える。
学んでも 明るい未来を信じて 努力を重ねても、少しもチャンスが
めぐってこないし、根がないので 長続きしない・・・つい 他のこと、
ラクな方に目が行って、ダメになることはある。
では あきらめるな! と「たとえ話」は 訴えるのか。そうかもしれない。
しかし、これは 聖書に書かれた イエスの言葉 である。ドラマで
よく聞くように、アイドルスターが かっこよく決めるセリフとは 違う。
ドラマは 言うだけである。それを 「かなえる力」 は 当然のように
与えてくれない。
タネは、鳥に食べられたら おしまいなのか!
枯れたら 終わるのか!
いばらに邪魔され 腐って 終わりなのか!
そうではない。遠くに運ばれ、フンといっしょに地面に落ちて 新しい芽を
出すことは 普通に起こる。枯れて土になり、土を育てる。時間をかけて
土を増やし、次のタネを待つ。いばらの中で腐るけれど、いばらを育てる
いのちとなる。イエスのひたいをつらぬいた「いばらのカンムリ」も、その
ようにして育った。良い地に落ちたタネのように、順調には育たないが
必ずチャンスを生かしている。
どのタネも、死を乗り越えて、新しい生き方を手に入れているのである。
実を結ぶ生き方は どのようにして 手に入るのか!
それは いのちに 触れること! これにつきる。
どのタネも、一度は 死んでいることに 注目せよ。死んでこそ、タネは
次の成長を得ている。
タネの「死」とは なにか。自分の中の いのちをふるい起こすための
眠りと発動・・・目覚めなのである。
そして、あなたの中にも 目覚めを待つ いのちの輝きがある。それは
いのちに触れたときにのみ、揺り動かされるのである。
幼い いのちの誕生を、泣きながら 喜び 迎える人がいる。
小さな いのちが 手足をふるわせ、病魔と闘う姿に 自分のいのちを
差し出し、身代わりにしてください…と 祈る人がいる。
人は いのちの現場に立ったとき、自分のいのちに立ち返り、心を
ふるわせる。生きる力は、いのちの目覚めとふるえ…その輝きから
生れてくるのである。
模範解答
たとえ話を いのちの現場で 読むこと。聞く人が いのちの
躍動を感じるほどに、あざやかに描き出すこと。そのように読め。
噴火し、溶岩におおわれた火山島に、どうして花が咲くのかを
考えなさい。
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『[信]の幼稚園』
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