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【すべてのことに感謝】
お釈迦様の教えのひとつに六方拝というのがあるのだそうです。 友人と話をしていてそんな話になりました。 それは 「東西南北天地」に向かって感謝を表明するという、いわば祈りの形です。 東へ向かって 両親・先祖・子孫へ感謝 西へ向かって 家族・夫婦・親戚へ感謝 南へ向かって 先生・師匠・許せない人へ感謝 北へ向かって 友人・同僚へ感謝 天へ向かって 太陽・月・すべての自然に感謝 地へ向かって 動物・植物に感謝 こういうふうに具体的にその方角を向いたり、意識して感謝の対象を思い描くことは確かに わかりやすく、実行する際に便利かもしれません。 キリスト教的には「すべてのことについて感謝しなさい」という言葉があるので、「感謝」すべきことは 同じように教えられています。でも、「すべてのこと」という言い方ですと、個々の出来事ではなく 「すべてのことについて感謝します」の一言で終わってしまうことも少なくありません。 これはちょっと残念なことです。「感謝の心がもたらす平安な気持ち」が育ちにくいからです。 キリスト教的には「その対象に対する感謝で終わらず」それらをお造りくださった神への感謝にまで向かう意識が育てられます。 つまり「東西南北天地」への感謝を意識した後に「これらすべてをお造りくださった神さま、ありがとうございます。これらすべてのことをあなたに感謝します。」と感謝の連鎖が上に向かっていくのです。 六方拝における感謝はいわば「被造物」に対する感謝、この地における感謝と言えるかもしれません。 確かにこの部分について私達はまだまだ不足していると思います。もっともっと言葉にすべきものだと思います。 造られたものすべてについての「いてくれてありがとう」はまだまだ不足しています。 そして、さらにいえば、被造物の世界と創造主の世界に結びつける感謝が育てられたらもっともっと豊かな世界を 味わうことになると思います。これは神様への「いてくれてありがとう」ですね。 「神様へのいてくれてありがとう」は別の言葉で「礼拝」と呼びます。 神への感謝、そして人を始め、地にあるすべてのもの、絆、いのちに感謝。どちらも育てたいですね。 祝福がありますように。 読者の皆様に、心から感謝します。いてくれてありがとうございます。 そして、神様にも。 |
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