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写真
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【パンダのお昼寝】
新しいカメラを買ったのでぜひ一緒にという約束があり、彼と雨の中、不忍池と上野動物園界隈を歩きました。
動物園の入口にパンダ舎の待ち時間20分と書いてありました。
せっかくだから、まずはパンダを見に行こうということになり、そこに直行しました。
確かに並んでいる人は今までで一番少なく、なんとなく、こんなに楽にパンダを見ることができて良いのかなと思うほどでした。
いよいよパンダ舎が近くなり、カメラを構えて進みました。
最初の部屋は留守。次の部屋も留守。そのまた次の部屋もガラスの向こうには何も見えません。
おかしいなぁと、周囲の人たちも声を上げ始め、「いなくなちゃったのかな」などという声が聞こえてきました。
もうここから先は屋外というところに来て、前を歩いていたカップルが「あ、いたいた」と指さしました。
指先を見ると木の上にまるまって昼寝をしているパンダ、シャンシャンのおしりだけがちょこっと見えました。
こちらに背中を向けて寝ているわけです。
「これじゃ写真にならないよねぇ」と苦笑い。
でももう一頭いるからね、と期待していましたが、今度は木の台の下のところにうずくまり、それこそ真っ暗なところでお昼寝しているお母さんパンダ。
「パンダ舎のところではフラッシュは禁止だし、無理だなぁ」
ということで、20分待ってでかけたパンダ舎でしたが、確かにパンダがいることは確認できましたが、お昼寝中で写真は撮れませんでした。通過時間約1分くらいかな。
そんな客たちのフラストレーションをよそに、整理係をしているお姉さん、お兄さんは、「はい、立ち止まらないで先に進んでください」を繰り返すばかり。お客さんたちは苦笑いだけを残して散っていきました。
「毎日毎日大勢の人たちに見られっぱなしのパンダだから、きっと神経も使うんでしょうねぇ。お昼寝も必要ですよね。
僕も駅ナカで一人で仕事をしていますから、朝から晩まで大勢の人が通っていて、いつ声をかけられるかわからないのですごく緊張して、ストレスが溜まるんですよね。だからパンダの気持ちわかります。」
彼は、お昼寝のパンダの理解者でした。
「また、ここに来る理由ができたから、良かったですよ」
カメラマンにはこういう、ゆったり感と優しい心で状況を理解する姿勢が必要なんでしょうね。彼はきっとカメラを楽しめると思いました。
いてくれてありがとう。
そんな気持ちで撮ったプレーリードッグ。
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【善福寺公園に咲いた蓮の花】
2019/07/12
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