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エーリッヒ・フロム,, ユダヤ人、精神分析、思想家、その他色々な呼び方がされるユニークな人物。(1980年没)
小生が牧師になりたての頃、1970年代のはじめ、「自由からの逃走」を読んで、引き込まれてしまった人物。
書店で見た背表紙のエーリッヒ。フロムの名が目に飛び込んできた。何のためらいもなく、「あ、あ、」とりあえず手に取り、すぐに購入した。
楽しみながら、そう御馳走をゆっくりと味わいながら食べるように読んできた。
読み終わって、裏切られなかった、というよりも、何か懐かしい人に再開したような喜びと感慨に浸ることが出来た。
副題の「旧約聖書を読む」も、興味を引き付けられたところがある。
この本は、1968年だそうだ。原題は、「汝ら神のごとくなるべし」と言うものだったと言う。副題が「旧約聖書およびその伝統の確信的解釈」と言うのだそうだ。
ずいぶんと固く苦しい題だが、今の再販本(2010年12月)の方がよいと思った。
前の「自由からの逃走」とは、表と裏のような関係だとも感じた。
最後の補論、「詩篇22篇とイエスの受難」まで、一瞬たりとも興味をそがれることはなかった。
久しぶりに充実した、読後感に浸ることが出来た。
こう言ってはなんだけれど、カズオ・イシグロの「日の名残り」とは比較にならない充実感を味わてた。
それにしても今年の秋は美しかったですね。
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