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朝の通勤時間帯の電車でのことだ。乗車した私は4人掛けシートのそばに立っていた。
すると、私の横に座っていた男子高校生が私の顔を見て、どうぞというジェスチャーで
立ちあがった。私はとっさのことで少し驚いたが、彼の折角の厚意なので「ありがとう」と
言って座らせてもらった。そこは優先座席のカバーが掛けてある席だったのだ。私自身は
まだ高齢意識はないので初めて席を譲ってもらったことが面はゆい。でも若い人から
見れば65歳の私の見た目はれっきとした高齢者の枠だろうなと苦笑した。
優先座席のそばにお年寄りが立っていても、そこに座っている若い人が席を譲ろうとしない
のを見ると、替わってあげればいいのに、と思うことがしばしばある。せっかく優先座席を
設けているのだから、弱者に対して思いやる気持ちも大事だろう。しかし・・
一方、弱者の方でも謙虚さがなくてはいけないのでは、と感じたこともある。つい先日も
座席の若い女性に向い「あんた、そこ優先座席やろ」といきなり居丈高に言って席を
譲らせたおばちゃんがいた。娘さんはムッとした顔で立ち上がって席を離れた。せめて・・
「ありがとう」とか「すみません」の言葉がないと見ていても後味が悪い。
年齢を重ね、この先私も人様の厚意に頼ることが多くなるだろう。そのときは・・
謙虚に甘えさせてもらいたいと思っている。。
「主婦65歳>コラムより」
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