米国知的財産権(特許、意匠、商標、著作権、トレードシーク、訴訟)

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以前、図面中に断面図がある場合は、断面図の前にある図面中にカットする場所を点線で示す矢印をいれ、その先端に番号をつける必要がある旨ご説明いたしました。

最近、断面である箇所を示す数字はアラビア文字でなければならず、ローマ数字をしてはいけないとして、図面が拒絶されたケースがございますのでご紹介いたします。(この拒絶されたケースでは、断面を示すラインにローマ数字を記載しておりました)。

CFR1.84(h)(3)に以下のように記載されております。

(3) Sectional views. The plane upon which a sectional view is taken should be indicated on the view from which the section is cut by a broken line. The ends of the broken line should be designated by Arabic or Roman numerals corresponding to the view number of the sectional view, and should have arrows to indicate the direction of sight.

このように、図面で断面図を示す場合、ローマ数字(I、II、III、IV...)かアラビア数字(1、2、3、4....)で示す必要があると規定しておりますので、ローマ数字をアラビア数字に訂正しろとする審査官の主張は誤りです。

このように、アメリカの審査官は、ルールをよく調べずに拒絶してまいりますので注意が必要です。このような審査官に対しては、ルールを説明することで、拒絶を回避することはできます。

ただし、図面の番号は、アラビア数字でFIG.1、FIG.2といったように記載する必要があります。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

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