米国知的財産権(特許、意匠、商標、著作権、トレードシーク、訴訟)

特許(Patent)、意匠(Design)、商標(Trademark)、著作権、トレードシークレット等の情報提供型ブログです。

図面(特許、意匠)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

本日は、少しマニアックな話です。マニアックといっても特許図面にかかわるプロフェッショナル向けブログです。

日本出願に基づき、米国特許、米国意匠を出願をする際、図面の修正が必要になるケースが多々あります。米国の特許事務所で修正することも可能なのですが、図面修正費用がかかります。日本から米国に図面を送る際、米国の手続きにあった図面を送ることで、図面修正費用を削減することができます。

特許図面では、矢印を使用しても構いませんが、以下のように使用する必要があります。

(1) 矢印が図面のどこにも触れていない場合、その矢印がさす方向における全セクションを示します。そのため、一部の構成を示すために、矢印を少し離して記載した場合、MPEPの規定にあっていません。

(2) また、もし、矢印の先端が図面のラインに触れている場合、矢印方向に見た平面を意味します。そのため、ある構成を矢印と番号で示す場合、ライン上ではなく、ラインのないところに矢印の先端を位置させる必要があります。

(3) あるいは、矢印は移動方向を示すためにも使用されます。移動方向を示す場合、上記(1)および(2)のルールを違反しないよう気をつける必要があります。

ちなみに、以上のルールを守らなかったからといって、必ずしも拒絶されるわけではございません。しかし、無用な拒絶を避けるため、可能な限りルールに従うことをお勧めいたします。

ご質問、コメント大歓迎です。何かご質問がございましたら、e-mailにご質問いただいても結構です。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

前回は、図面を入れるシート(紙)に番号を付ける必要がある旨、ご説明いたしましたが、今回は、図の番号(図番)を付ける際の注意点についてお話します。

図面は、「FIG.」の後にアラビア数字の1から通し番号で図番をつける必要があります。「Fig.1」や「Figure 1]としたからとって、拒絶されることはございませんが、発行された特許では、FIG.1、FIG.2といったように修正されていると思います。もし、1件の特許出願に、1つの図面しかない場合、図番はつけてはいけません。もし、「Figure」あるいは「FIG.1」と記入した場合、訂正を求められます。37 CFR1.84 (u)

シートナンバーとは独立していますので、シートナンバーに関係なく通番で図番を付ける必要があります。また、シートに並べられている順番に、図番を付けるよう求められていますが、これは、可能であればということで、順番に記載しなかったからといって、拒絶される訳ではありません。

また、重要なのは、図番にカッコや○数字を使用してはいけません。例えば、FIG.1(a)は、Fig.1Aというように修正する必要があります。

日本の特許図面では、カッコが頻繁に使用されますが、可能な限りカッコはさけ連番で数字をお付けになることをお勧めいたします。

何かご質問がございましたらご遠慮なくご連絡ください。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

少しお休みしていました図面について、本日はお話します。

以前にもご説明いたしましたが、特許出願あるいは意匠出願として図面を米国特許庁に提出する場合、各シートに番号を記入しなければいけません。(以降、この番号をシートナンバー(Sheet Number)と呼びます。)

シートナンバーは、連番でかつアラビア数字で記載しなければなりません。もちろん、1から連番で無ければなりません。

シートナンバーをつける位置は、図面の上方かつトップマージン以外の場所に記入しなければいけません(マージンについては、最後にご説明いたします。)。

もし、図がトップマージン近くまで描かれているようでしたら、図面の右側(上方)に記載することも可能です。

また、シートナンバーは、1/5, 2/5, 3/5, 4/5, 5/5といったように記載するすべきであるとCFRは規定しています。すなわち、スラッシュをはさみ、右側に通し番号、左側にシートの合計枚数を記載します。また、アンダーライン等のマーキングを付ける事はできません。


[マージンとは]
以前ご説明いたしましたように、図面の各シートにはマージン(余白)が必要です。マージンとは、少なくとも、トップ余白 2.5 cm. (1 inch) 、ボトム余白 1.0 cm. (3/8 inch)、右余白 1.5 cm. (5/8 inch)、左余白 2.5 cm. (1 inch)を有していなければなりません。

以上、米国施行規則に規定されていますが、特許庁の運用は厳格ではなく、シートナンバーがついていなかったからといって、Notice of non-compliance等の通知が発行されることはございませんが、いつその方針が変更になるかわかりませんので、施行規則に従い図面を提出する必要があります。37 CFR 1.84(t)

何かご質問がございましたらご遠慮なくご連絡ください。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

先週お休みしていましたが、2週間ぶりに米国特許、意匠用図面の話をいたします。

米国特許あるいは意匠の図面に、参照番号を付ける際、同じ構成には同じ番号、異なる構成には異なる参照番号をつけなければなりません。

参照番号は特許に頻繁に使用されますが、意匠図面では通常使用いたしません。しかし、意匠であっても引き出し線と参照番号を付した図面を参照図面として添付することがございます。

施行規則では以下のように規定しています。

§ 1.84 Standards for drawings.

....

(4) The same part of an invention appearing in more than one viewof the drawing must always be designated by the same referencecharacter, and the same reference character must never be used to designate different parts.

このように、同じ構成には同じ番号をつけなければなりません。

もし、実施例が複数あり、その実施例の一部が少しずつ異なるような場合、異なる番号をつけることをお勧めいたします。この規定にある「different parts」の解釈の仕方によりどちらでも良いように取れますが、他の実施例との混同を避けるという意味で異なる番号を使用されることをお勧めいたします。

何かご意見がございましたら、ご遠慮なく私のe-mailまたは、ブログのコメント欄にご記入ください。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

 先週のブログで、特許、意匠図面の参照番号(reference characters)等の文字の大きさについてお話いたしました。本日は、参照番号等を記載すべき位置についてご説明いたします。

 参照番号についてMPEPは以下のように記載しています。(ちなみに、参照番号とは、図面に示される構成(エレメント)示す番号のことです。)
 
 参照番号は、図面に描かれた線にかかったり、入り混じったりしてはならない。また、断面図等で八チングを記載する場合、その八チング上に記載できない。また、影付けの上に参照番号を記載してはいけない。ただし、そのような八チング、影付けに参照番号をつけたい場合(例えば表面、あるいは、断面を番号で示したい場合)、八チング、影付けに空白の部分を設け、その空白にアンダーラインを引いた参照番号を入れることができます。

 日本の図面も同様でしょうか。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらコメントください。また、何かご質問、ご意見がございましたら、ご遠慮なく私のe-mailまたは、ブログのコメント欄にご記入ください。

米国特許弁護士
今泉俊克

patentblog@yahoo.co.jp

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事