TORAのブログ

BMI26、体脂肪率22%の肥満初心者クライマーの記録です、たまに知財、弁理士試験関係も

知的財産関係

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ノーベル化学賞

嬉しいですね。 しかも、日本のお家芸、有機化学。
ま〜研究の世界から逃げ出した私がいうのもなんですが、
有機化学に限らず、日本人研究者のレベルは高いと思います。

でも、日本国内での特に若手の待遇が悪すぎだと思います。
こーいうニュースがでるたびに思います。
企業研究者ならまだしも、大学で研究するとヒドイですから。
ノーベル賞受賞者の人は、若者に向けて、どうとかよりも、
今の若手研究者の夢のない現状をなんとかして欲しいといつも思いますね。

この手のことを言うと、シニアの研究者たちは、
「自分も無給研究員をしてた」とか、
それこそ過去の貧乏自慢が始まるので、
イヤになった経験が何度もあるのですが、、


博士号取得者が余りに余っているご時世です。
それに不況とは言え、豊かになった日本と、
御自分の高度成長期のころを重ねられてもって感じですね。。
はっきり言ってそういう時代ではないと思うのですがねぇ。

そもそも、研究者の最低限のライセンスである
博士号をとったら、なぜか普通に就職がなくなるのもオカシイし。。
(まあ、実学の研究職ならありますよ)
多くの人の場合、博士とったら、
博士研究員として、何年か世界中の研究室で研究した後、
自分の研究室を持つって感じなんですが、、
まず、国内に自分の研究室を持てる可能性が限りなく低い。

まあ、これは運と能力次第ですから、ある程度は仕方ないですが、
それにしても、ハードルが高すぎます。それに、
負けた時のいわゆるセーフティーネットが全くないんですよね。
下手すると、一生、一年契約や、3〜5年契約の、
研究員や特任教授みたいなのをやらないといけません。
シンドイですよねぇ。。しかもその待遇が、よろしくないのです。
しかも日本でやるとなると年齢制限があるし。。結局、研究員やるなら国外へ行くことになります。

私の場合は、2回目の博士研究員をする時に、
外国と国内の2つの研究室から声をかけられていたのですが、
ともかく先が見えないのと、あと現実問題、収入が低い
(世間的には悪くないかもしれませんが、たとえば、企業に行った同級生と比較して)
ということで、シンドクて辞めてしまいました。
(もちろん、自分に能力がないのはわかってましたが。)
声を掛けられているうちに「足を洗おう」ということもあったかもしれませんね。

で、特許の世界に来たら、ぶっちゃけ、研究室にいたころと比べて、
労働時間は半分以下で、給与は○倍以上です。。
私は、器用貧乏で研究者タイプでないので、今の方が向いているのは
明らかなのですが、でも、なんかオカシイですよねぇ。。

私の同級生たちや少し上の先輩も、
まだ、研究室を持っている人はいません。
良くて助手クラスです。(あーなぜか優秀でもなんでもない人が
一人だけ助教授になっているけど。。こーいうのが萎えるんですよね^^)
たとえば、、
学生時代からほぼ独立して研究して一流の雑誌に論文を複数投稿しているような優秀な同級生でも、
日本に帰ってくると居場所がなかったりします。
で、アメリカの研究室を転々とみたいな。。

アメリカの研究室を転々が悪いわけではないのですが、
その彼は、日本に帰りたがっているのに、、受け皿がないのです。。
おそらく、その彼はそのうち諦めて?アメリカで研究室を持つでしょう。
こーいう話は、私の周りにごろごろしています。
(ちなみに、企業に行った同級生達は(私も含めて)ほぼ全員それなりにハッピーなようです。)

優秀でない人なら、まあ分かるのですが、
かなり優秀な人でもこれだと、
普通は、夢があるとかそういう以前に、逃げますよね。
科学の世界に国境がなく、どこの国でも職はあると言っても、
自分の国に選択肢があるのと、ないのでは全く違います。

科学技術立国なんぞ言うなら、
少なくとも、それなりに優秀な人材、
少なくとも日本で研究をしたい優秀な人材の受け皿くらいは、
なんとかならんのか?と思います。
それが国益にもなるでしょうに。

ただ、職がないから博士課程に行ったような奴は、
放置で良いとは思います。。その辺の競争原理はあって当然です。
まあ、それは知ったことではない、、
でも、世界中でそこそこ研究していて、
日本に帰りたがっている研究者ぐらいは救えるくらいの受け皿が欲しいと思います。
その辺のお金の使い方って、この国の官僚って下手なんだよねぇ。
 
あと、、特許取ってないのですね、この鈴木先生も。。

そーいえば、以前ノーベル賞とった、クラゲの先生も
特許とってなかったような。
有機は門外漢なので、少しわかりませんでしたが、
クラゲの先生のときは、専門に近いだけに猛烈に違和感がありました。
「なんか特許って勘違いされてるなぁ」、、って思いました。
特許をとるのと、その研究が広がるのは又別問題だと思いますがね。


うーーーん、なんかなぁ。。
キレイごとも良いけれど、取るべきところから、取るべきお金は取るべきだと思うけど。
お金持ちになってほしいなぁ、それなりに研究で成功した人は。
アメリカの研究者はみんな取ってるし、ノーベル賞クラスならそれなりにお金持ちだったと思うけど。。
 
なんか、このあたりの感覚って、
上に書いた貧乏自慢と同じで、
「好きなことしてるから貧乏当然」みたいなキレイごとと根っこは同じような気がするなぁ。。
飛躍しすぎ??

まあ、特許とったからって、どうなっていたかは、不明ですが。

 
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特許出願の手数料が総額15万円以下、
中間処理が3万円以下。
そして商標出願の初期手数料が1万円以下、
そして中間処理が1万円以下。
 
私が見かけた中でもっとも安い弁理士手数料です。
 
この時代です。
出願件数は毎年減ってますし、弁理士も毎年500人以上増えて競争が激しくなっています。
たしかに安くしてクライアントを呼びたい気持ちは分かります。。が
あのですね、、
 
「時給1000円でアルバイトでもしたら?」
 
というのが本音です。。
たとえば、特許の中間処理ですと、、
難しい仕事になると2日程度はかかります。いや、場合によっては3日以上かかることもあります。
それを3万円の手数料で請け負って良いのでしょうか?
 
一応、弁理士は法律と技術の両方のプロです。
自分の仕事にプライドってものがないのでしょうか?
それが、たとえば、2日かけて3万円にしかならない。
しかも、ここから経費を抜くと。。
もうアルバイト以下ですね。
趣味でやってるのでしょうかね?
いや趣味でやっていようが、善意だろうが、仕事は仕事です。
夢や希望を売るような仕事でもあるまいし、
この手の仕事においては、所詮時給1000円以下の仕事は、時給1000円以下の仕事にしかなりません。
膨大な研究開発費を投じた発明に付随する権利を、
時給1000円以下の弁理士にお願いできるのでしょうか?
 
別に他の弁理士がいくらで仕事を請けようが、知ったことではありませんし、
私は、独立してるわけでもありませんし、独立した弁理士の方の苦しさはわかりません。
ですが、独立してこの報酬で仕事するなら、南の島で遊んでいたほうがマシです、
いやそれこそ乞食の方がマシです。
自分の仕事にプライドを持ってこそ、だからこその、士業だと思いますが。
 
別に価格破壊に怒ってるわけでもありません。(呆れてはいますが)
この時代でも、ちゃんと仕事をしている事務所(弁理士)には、
手数料が高くても仕事は来ています。
 
質の高いクライアントはちゃんと仕事の中身を見てます。
私ならこんな弁理士に頼みませんよ。普通に。
 
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椿山荘

昨日は、弁理士関係の集まりがあり
椿山荘に初めて行ってきました。

東京の真ん中なのに、めちゃくちゃ広い庭園もあり、なんだか別世界。。
ついでに神田川沿いの花見もできてご機嫌です。

緩やかな繋がりのある弁理士さん数人とお話ができてよかったです。
私と同じような年で独立して、
文字通り「バリバリ」働いて、経営者として頑張ってる方もおられました。

そーいう方は、こういう場所での挨拶も上手くて、
私にはいろいろな面で真似できそうにありません。

事務所以外で、こーいう繋がりができるのが、
弁理士の良さかもしれません。
私としては、みなさんが頑張っているお話を聞くだけで十分楽しかったです。
が、独立する方は、こーいうところからも色々繋がりを見つけて、
仕事を増やしていかれるんでしょうね。

まあ、自分ができることからゆっくりやるべ。

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たまには、仕事の備忘録を。

昨日、筑波大学で理系大学院生の戦略的キャリアパスセミナーという、
セミナーでお話してきました。

対象者は、主に博士課程の学生さん。
講師陣は、全員博士持ちで、
起業した人、製薬研究者、アカデミアの研究者等々。

しかし、「戦略的キャリアパス」と言われても、
ポスドク→弁理士と単調な経歴で、戦略も、
何もないわたくしは、特許のお話を主にさせていただきました。

今の学生さんは、経済状況の厳しさもあり、
本当にまじめで真摯なんですね。
質問をいくつか受けましたが、かなり細かいところまで、
つっこまれて驚いてしまいました。
普段接することない、若い人たちとお話ができて、
エネルギーをいただき、それなりに楽しませていただきました。
最近すこしづつお話させていただく機会がありますが、
毎回、講師で話をしてるはずのこちらが、勉強になり感謝しております。

特に、勉強になったのは、他の方の講演。
いや〜皆さん本当に「戦略的」。
そして転職回数が多いこと。多いこと。しかもそれが戦略的かつグローバル。
「行き当りばったり」の私とは大違い。

弁理士を取った後、ひたすら、ドイツ語と実務に
追われ、ここ数か月は趣味の世界(クライミング)に没頭している
わたくしとしては、なんというか目から鱗。

「弁理士以後」のキャリアパスについて少し考えてみようかなという、
意欲が、久しぶりに少し湧いてきました。
と、言っても、
明日から何をするというわけでもなく、
パキってもクライミングに行ってしまいそうですが。

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