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ちょうど1ヶ月前になりますが、観て来ました。
ホントは 『BROTHERS OF THE HEAD』と言う 【結合体双生児】の
映画を観るはずだったのですが、
時間が空くのと、この 『善き人のためのソナタ』という邦題に魅かれて
直前で変更。
その変更が当たりでした!
何せその1週間後の、第79回アカデミー賞で見事
?H1> 外国語映画賞でオスカー受賞ですからね。
軽くストーリーを。
1984年、東西冷戦下の東ベルリンが舞台。
国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと
舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠を
つかむよう命じられる。成功すれば出世が待っていた。
しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで
監視する側である自分自身が変えられてしまうということだった。
国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、
自由、愛、音楽、文学に影響を受け、
いつの間にか今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく。
ふたりの男女を通じて、壁の向こう側へと世界が開かれていく・・・
といった感じ。
今更言うまでもありませんが、舞台は東ドイツ。
当時はここまで非情な監視体制が組まれていたのかと考えると、
本当に寒気がするし、社会主義は嫌だなぁと心から思う。
でも、そんな社会の体制でも信じる人がいたんだなぁと。
まぁ、そうでなければ壁は崩壊されなかった!?
冷め切っていた主人公が、盗聴器から聞こえる「自由な愛の声」により
どんどん、変わっていく様。
その変わっていく自分を抑えようと、娼婦を呼んだり葛藤もあり、でも
やっぱり『愛』です。
主人公がクリスタに恋をすることによって、徐々にのしかかる政府の圧力にも屈せず
最後のあの行動に出たのでしょう。
サブタイトルに
「この曲を本気で聴いた者は、悪人にはなれない」とあります。
ってか、人間 根っからの悪人はいないんだなって思った。
そうあって欲しい。
号泣するような映画ではなく
じんわりと涙が出てくるような、本当に良い映画です。
自由の大切さ、今自分が生きていることの喜び。
この映画を見て、今一度それを実感するのも悪くないのでは?
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