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川口淳一郎
(宇宙航空研究開発機構「はやぶさ」プロジェクトマネージャ) 「はやぶさ」プロジェクトは、確かに我々には大ジャンプでした。
自然科学の分野に限らず、人文社会でも、 そういうハイリスク・ハイリターンの計画は 運に支配されるものだと思いますが、次の段階に進むためには同じことをなぞってばかりでなく、大ジャンプをしてみなければダメですよね。 そこで大事になるのは、やはり具体的で分かりやすい目標を共有していること。 「はやぶさ」でいえば、「ゴールは地球へのサンプルリターン」ということを全員一致で理解していた。これが大きかったと思います。
また、その上でどんな時でも私が最後まで目標をブレさずにいたのが良かったと思います。リーダーでしたからね。 それは闇雲に妄信するということではなく、状況を客観視して打つべき手を打っていく。誰よりもです。 だけどどんな状態であっても、「もうダメだ」とか「この辺で十分じゃないか」と思わず、最終ゴールを指し示すことが大事だったのではないかと思います。 そして、いい意見であれば立場にとらわれず、積極的に採用する土壌がチーム内にあったことも、チームの強さに繋がったかなと感じています。 (中略) 私はよく 「高い塔を建ててみなければ新しい水平線は見えない」 と申させていただくのですが、いまのレベルに安住して、足元を固めることばかりに一所懸命になっていたら、 絶対にその先にある地平線は見えません。 私たち「はやぶさ」プロジェクトも客観的に見れば成功するかどうかは未知数でした。まして途中ではいろんなトラブルがあって、帰って来られる可能性はものすごく低かったわけです。 失敗するかもしれない。途中で壊れてしまうかもしれない。 それでも前人未踏の境地に挑戦しようと発心し、一度やると決めたら挫けずに、ゴールを目指し続ける。それがこのプロジェクトを成し遂げられた要因ではないかと思います。 「未来」とは「未だ来ない」と書きます。未来は見えないわけです。その水平線の向こうの、見えないものを自分たちの手で見ようとする活動が未来をつくるのです。 この「はやぶさ」の挑戦を通して、先人の後を追うだけでなく、誰も成しえなかったことに挑戦する世界があることを、日本の若い人たちに伝えられたらと思っています。 日本文化と頑張る日本人を小馬鹿にした、子育ても含め全て中途半端な帰化仕分け人にはこれだけのことは言えまい。
れん(あ)ほうを、日本から叩き出せ!
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