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(読者の声1)先日、憲政記念館に行ってきました。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 展示の目玉は坂本龍馬が明治維新政府のトップを○○○と伏せ字にした書状(新政府綱領八策)です。ドラマ龍馬伝の最終回で竜馬が広げていたもののオリジナルです。 木戸孝允、伊藤博文、大久保利通、児玉源太郎、陸奥宗光、岩倉具視、板垣退助、山県有朋、植木枝盛、秋山好古、元田永孚、明石元二郎、大隈重信、乃木大将、原敬、金子堅太郎、井上毅、西園寺公望、近衛篤麿、吉田茂、三木武吉などの書簡や揮毫、戊申詔書、旗艦三笠のZ旗、日英同盟協約のオリジナル、安重根の発した弾丸も陳列されていました。 長谷川辰之助が露国渡航に携えた海外旅券もありました。 先日の憂国忌シンポジウムで西尾先生が言及された二葉亭四迷は露国からの帰りの船内で絶命しました。その時所持していたパスポートかと思うとシンガポールにあるという四迷の墓に詣でたくなりました。旅券面に外務大臣林董の名がありますが日英同盟協約に日本政府を代表して調印したのは当時駐英公使だった林です。 その対英交渉に異を唱えることなく林に秘して対露協調の道を探っていたのは伊藤博文です。林がその伊藤への当惑の念を述べている書簡も展示されていて興味深いものがありました。 日本が英国と同盟したことで露国は伊藤に裏切られたとの思いを抱いたのは間違いありません。 これがハルビン駅頭で伊藤が彼の国から銃弾を浴びる一因となったのでしょう。 何処かこの国の首相がこの展観に出掛けて大久保利通の髭が凄かったと小学生レベルのコメントを発したそうです。
コメントするなら、「今日ここに来て明治期以降のすぐれた先達が必死の思いで政治に邁進し日本国の発展繁栄に尽くしたさまにつぶさに接しました。その偉業を汚さず遺徳をしっかり受け継いで国政に邁進すべしとの思いを新たにしました」くらいのことを言うべきですが、無理なんでしょうね。
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| 344ページ |
| ジョルダン・ブックス(2009/3/12) |
| 4915933113 |
| 978-4915933110 |
| 2009/3/12 |




