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少(わか)くして学べば壮にして為(な)すあり。
壮にして学べば老いて衰えず。 老いて学べば死して朽ちず。 (佐藤一斎 言志晩録) 若い者の怠(なま)けて勉学せぬ者を見る程不快なものはない。
ろくな者にならぬことは言うまでもないが、まあまあよほどのろくでなしでなければ それ相応の志くらいはあるものである。 壮年になると、もう学ばぬ、学ぼうとせぬ者が随分多い。 生活に逐(お)われてだんだん志まで失ってしまうのである。 そうすると案外老衰が早く来る。いわゆる若朽(じゃっきゅう)である。 能(よ)く学ぶ人は老来ますます妙である。ただし学は心性の学を肝腎(かんじん)とする。雑学では駄目である。 細井平洲(へいしゅう)も敬重した川越在の郷長老、奥貫(おくぬき)友山の歌に 「道を聞く夕に死すも可なりとの言葉にすがる老(おい)の日暮し」と。 |
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