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Au 20 Juillet 2010
7月19日、桐朋高が今大会第1シード校の日大鶴ヶ丘高と対戦する
西東京大会5回戦を観戦するため、多摩一本杉球場へ向かった。
気温35度に迫る灼熱の陽差しが痛いスタンドは試合開始30分前には
バックネット裏が、ほぼ満席状態。
一塁側の応援スタンドは日鶴のロゴカラー(?)のピンク一色に染まっていた。
やはり男女共学のメリットであろう、
チアーリーディング部の女子たちが、華やか雰囲気を放っていた。
逆に3塁側の桐朋応援席は男子校らしく、
汗を楽しむ武骨な応援スタイルが伝統。
こちらは、野球部・父母会の女子たちが、伝統的に元気だ。
僕はこの試合へ向かう前、正直に言うと、
「ベスト16入りした桐朋ナインには、
コールド・ゲームだけは避けて、この夏の最後を楽しく戦ってくれれば良い。
それで善戦できれば更に良いか・・・」と、
日鶴に勝つという期待は、ほとんど持っていなかった。
しかし、試合が始まると、
先攻の桐朋は初回から日鶴のエース岡崎投手を攻め、
得点こそできなかったが、溌剌としたバッティングを見せた。
強豪校に臆することなく、自信にあふれたプレーは、
桐朋先発のエース初馬投手のピッチングや守備にも表れていた。
好投の初馬投手
3回の裏に1点は先制されたが、日鶴との互角の戦いは続いた。
4回表、柳川、左翼へ2塁打を放つ
4回表に桐朋は、4番キャプテンの柳川の二塁打を足がかりに、
一死三塁のチャンスを迎えたが、スクイズ失敗で無得点。
このプレーは、強豪校を相手に意気消沈しそうな展開ではあるが、
桐朋は、続く5回表に、二死満塁の好機を作り、3番藤野が右前にタイムリーヒットを
放ち、1−1の同点とした。(二塁ランナーは本塁憤死)
藤野、ライト前に同点打
更に、6回表にも4番柳川がエラーで出塁して二盗。5番の横野がこのチャンスに
左中間にタイムリー・ヒットを放ち2−1と逆転。
横野の左中間タイムリーで2-1と逆転
試合は、下馬評を覆し、圧倒的に桐朋のペースで進んだ。
そして、7回。
桐朋の攻撃は、先頭打者の俊足大谷が出塁。
積極的な攻撃で大谷は二塁へ盗塁を試みる。
しかし、ジャッジはアウト。
とても、とても(×100)微妙なタイミングで、追加点のチャンスを潰した。
僕はこの時、「この盗塁死が、この試合の展開の流れを変えるのではないか?」と、
不吉なイメージが一瞬、脳裏に浮かんだのを記憶している。
7回裏の日大鶴ヶ丘の攻撃。
先頭の東濱がレフト線の2塁打を放つ。
牽制悪投で無死三塁とした後、好投の初馬が痛恨のワイルド・ピッチ。
日鶴は労せずして2−2に同点に追いついた。
続く打者の外野飛球を野手が処理を誤り、打者走者はそのまま塁を駆けてホームイン。
ついに、3−2と桐朋を逆転した。
自分のイヤな予感が的中してしまった。
スポーツには、不思議と<試合の流れ>という実力とは別の力が働くことがある。
そして、試合はそのまま3−2で日鶴が勝ち、
第1シードの面目を躍如してベスト8に進出した。
日鶴には是非、西東京の代表として甲子園に出場してもらいたい。
桐朋ナインの戦前の予想を裏切る大健闘の戦いは、僕も含めた桐朋応援団に
大きな興奮と感動を与えてくれた。
特に、この試合では最後の夏を迎えた三年生選手・・・
攻守にわたりチームを引っ張った主将の柳川三塁手。
強豪を最後まで苦しめた好投の初馬投手。
執念のタイムリー打を放った藤野遊撃手と横野捕手。
再三の好守備を見せた大谷中堅手・・・たちの活躍が印象的だった。
そして、ミスの怖さも知らされた試合だった。
後輩たちも、この試合の自信を糧に
先輩越えを目指して、今秋の大会に向かってほしい。
試合終了後にグラウンドに伏して涙する選手たちの姿を見ていると、
負ける悔しさの度合いは、点差に反比例すると思える。
1点差の負けは、一番悔いが残るのだ。
そして対戦相手の野球偏差値(強豪度)が高いと尚更である。
でも、この夏の想い出は悔しさの度合いが強いほど、
人生の青春アイコンになるはずだ。
その体験は、ちょっと羨ましい・・・。
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話し違いますが、あれからずっと毎日「Stop the Music」の曲が頭の中でリピートし続けてます。(ユーチューヴで聞くショーケンの声もハスキーでなかなかです。)Vraimentええ歌やな〜。ライヴの選曲よかったです(涙)。
2010/7/21(水) 午前 3:17 [ ジャンヌ ]
Merci!
2010/7/21(水) 午前 10:29 [ PAUL ]
コメントを投稿すると、通常、自分のコメントの最後に
削除用の「×」印が現れるのですが、何故か私のPCの場合、
他の人のコメントにまで「×」が現われます。
(全員分ではないのですが…。)
これって、皆さんのPCでも起こる現象ですか?
試しに、誰かのコメントを削除してみたい誘惑に
駆られるのですが、本当に消えてしまったら怖いし…。
2010/7/22(木) 午前 0:32 [ Wendy ]
先日、桐朋に春のブロック予選を観戦しにいったのですがこのブログでも紹介されていた柳川朔主将が見に来ていましたよ。浪人を経て、地元の大阪大学に進学して野球を続けるそうですよ。私も、近年で稀にみる優れた選手&キャプテンとして応援していましたので、大学での彼に期待しています。
いちファンとして、彼がまたブログに登場する日を楽しみにしています。
2012/3/25(日) 午前 11:35 [ 桐朋関係 ]
桐朋関係さま
柳川選手は大阪大合格ですか?!
残念ながら阪大の硬式野球部は近畿学生野球リーグ一部所属で関西学生リーグの京大に
比べて少々地味な印象がありますが、昨年秋季リーグ戦では3位のようですが、優勝の
強豪チームの奈良産業大を破る健闘を見せています。
都立国立高出身の選手が2名いるのも心強いかもしれません。
頑張ってほしいですね。
正直、桐朋高時代の柳川クンは東大の初馬選手より存在感がありましたからね。
2012/3/25(日) 午後 1:53 [ PAUL ]