トルコの旅

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トルコ最終日。

フライトの時間に合わせて、午後2時にはイスタンブール市街を後にしないといけません。


この日は 郊外のカーリエ博物館に行く予定だったんだけど

 カーリエ博物館は、もともと4世紀に建てられた“コーラ教会”
 フレスコ画と 見事なモザイク画が公開されているそうです (^^)b

モザイク画は モザイク博物館(こちら)で十分楽しんで満足してしまったのと

前日夜の キリム・ショッピングで
お店のご主人から 絨毯やキリムのことをいろいろ教えていただいたので

19世紀までのトルコやイスラム圏の美術工芸品や 古い絨毯をたくさん展示してあるという
トルコ・イスラム美術博物館に行くことにしました。


館内には コーランの教典や秘宝がたくさん

絨毯は 1800年代のものを中心にずらりと並んでいました。
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“お祈り用の絨毯”もたくさんありました!

お祈り用は、一人用サイズから2〜3人用、
座るときにメッカの方角がわかるように 矢印のような方向を示す模様が織り込まれていたり
祈りの姿勢の図案化…おしりに手を添えている…模様があったり
(これは お店のご主人に教えてもらった)

大きな絨毯も、
実際に各地のモスクで使われていたものが展示されていたり

絨毯は
イスラムの人々にとっては “神聖な”必需品だったんだろうなぁ。

そういう意味では
キリムのほうがもう少しカジュアルで、生活に密着している感じがしました。
だから“遊び心”も多いのかも。


興味深かったのは、産地によって色合いや模様の特徴が違うこと
ここに説明できるほど理解はできていないのですが…

でも、いくつか眺めていると
「あ、これはコンヤの絨毯」、「これはペルシャ」、「これはイラン」と
想像できてくるから、不思議!

ご主人の話を聞いたから、いっそう楽しめたのかもな〜♪


美術博物館を後に いよいよボスフォラス海峡を渡って来た道をもどり、空港へ。

まだまだ見どころもたくさん、
ゆっくり散策してみたい場所もたくさん。

機会があったらまた来たい!と これまで以上に強く感じた街でした!


そうそう、“もう少し柄を見てみたい”というリクエストにおこたえして
旅の記念に買ってきた スカーフを 再び公開
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シルクの光沢感たっぷりのスカーフは、初夏になるのを楽しみに
まだ大事にしまってあります (*^^*)

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セマーを見た後、ほとんど店じまいをしたアラスタ・バザールをもどりました。

買い物のチャンスは、明日の午前中だけだなぁ。
結局 絨毯やキリムは買えないかも…と思いながら歩いて行くと

ウィンドーにかかっている絨毯やキリムが わたしの好みとピッタリのお店を発見。
お店の雰囲気もいいし♪

 ちなみにキリムは 平織りのラグのことで、
 遊牧民が持ち歩いて 家の内壁や床に敷いて風よけや断熱・保温として使っていたようです。


ちょうどご主人が店じまいの準備をしていたけれど、
「元旦で 今日の最後のお客さんだから」と、中に案内してくれました。


話を聞いてみると
そのお店は“オールドやアンティークの専門店”で“新作”は扱っていないとのこと。

“オールド絨毯&キリム”は50年〜100年くらい前のもの
“アンティーク”は100年以上前のもの…というカテゴリーがあるみたい。


別にアンティーク・コレクターではないから
生活の中で 気に入って使えるものだったら何でもいいんだけど…


でも、話しはじめたら ご主人の話が止まらない止まらない!

模様のこと、染色のこと、産地のこと、オールドやアンティークの楽しみ方 etc.etc...

アンティークがずらりと載った図鑑まで出してきて、いろいろ教えてくれるんですょ〜


単なる営業トークじゃなくて、
“バカ”がつくんじゃないか(ゴメンナサイ!)というくらい純粋に 絨毯やキリムのことが好きで、
それを仕事にしているんだろなぁ。


何枚か出してくれた中で、
主人もわたしも コレ!と思った1枚。

*産地は ベルガマ

*年代は 80年くらい前のもの


*素材は 手で縒ったウール…“ナチュラル”な縦糸と“ベジタブル”で染色した横糸
 
 純粋なウールは燃えないのだとか。
 縦糸の端にライターを寄せて、“燃えない”実演をしてくれました…
 (見ているこちらが ハラハラする!)
 
 “ナチュラル”な色は、羊さんの毛そのままの色
 オフ・ホワイト、黒、茶色の3色があるそうです。

 “ベジタブル・カラー”は 草木染めのこと
 ご主人の故郷のキリムは、“アプリコットで染めた”鮮やかなオレンジを使っていました。
 すてきだったんだけど、わたしたちには鮮やかすぎるかも…で、購入は断念

 ちなみに化学染料のものは、時と共に表面が色あせてくるのだそう
 実際 毛足のある絨毯では、表面と根元の色がまったく違いました。


*模様は ベルガマの伝統的な幾何学模様
 
 織り込んであるのではなく、刺繍なんです。もちろん すべて手作業
 

このキリム、織り始めと終わりで色合いが違うんですよ
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どちらが最初でどちらが終わりかはわからないけれど、
左のほうが 黄緑を基調にした スッキリと寒色系
右は 赤やブルー、オレンジなどはっきりとした色が 狭い間隔で織られています。

織り子さんの気持ちが 織っている途中でどんどん変化しているんですって。


イスラムの女性は 織物の色や模様に自分の気持ちを託して織るのだとか

だから織っている途中で 色合いが変化したり
一見 連続していたり対照的に見える模様にも 微妙な変化があったり

ときには 織っている表情まで変わってしまったり

どんな気持ちを込めながら織ったのか…すべてイマジネーションの世界でしかないけれど、
その無限の想像が オールドやアンティークでは楽しいのだと
ご主人が 目をキラキラさせながら説明してくれました!


気に入ったキリムもあったし ご主人の絨毯やキリムにかける情熱も楽しいし
さて、このお店で買おうか…と値段を聞いてみたら

高い!高すぎる!!
1,700トルコリラ…


まぁ日本で買ったらそういう値段(10万円強)は当たり前だろうけれど、
ここはトルコ…と思うから余計に高い!

だって、物価の基準はやっぱり 日本は100円、イギリスなら1ポンド、トルコだったら1リラでしょ〜


キリムも、ご主人のことも 心底気に入ったのと
ご主人がこのキリムをお店に連れてきたときのことも想像すると
これは、お金を出せないのなら 残念な出会いだったのだと諦めるしかないな…と本気で思い

そのことをご主人に伝えて「予算は○○リラで ○○リラまでしか払えません」と言うと
ご主人しばらく考え…「今日は今年最初の日で 今日最後のお客さんだから」と
その言い値でOK!!

ヤッター!!!

言い値は言えません、ご主人との約束なので…
「こんな値段でみんなに売っていたら、お店やっていけない」のだとか


お店とも、キリムとも、そしてご主人とも
“偶然”の積み重ねでわたしたちの元にくることになった、このキリム

ほんとうに心に残る、楽しい旅の買い物でした (^o^)/

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トルコのお土産公開♪

*まずはトルコのお酒 ラク (ラクについては こちら


*おやつに食べようと思って結局食べなかった トルコ版ポッキー


*カッパドキアの窯業の街、アヴァノスの陶器工場で買った サラダボウル
 (カッパドキアの陶器工場については こちら

 染付のブルーのお皿が好きで 有田のものをいくつか持っているので
 “トルコのブルー”ということで、青の濃淡のサラダボウルをチョイス!
 
 チューリップとザクロ、カーネーションの模様は、トルコの伝統的な図柄のようですね〜
 建物のタイル、絨毯などのモチーフにもよく登場していました。

 チューリップはトルコが原産、トルコの国花でもあるようです (^^)b


*ブルサの シルクとウールのストール
 
 ブルサは イスタンブールからボスフォラス海峡を渡って南下したところにある街
 絹織物の産地として有名なよう

 お店のご主人が何枚か出してくれた中で いろいろ色違いで試したんだけれど…
 結局最初に出してくれた数枚が気に入ったし、顔映えがするのよ〜。
 不思議!


このストールのお店は、ストール専門店かと思って入ったら…
(変な呼び込みもしていないし、お店の雰囲気もよかったの♪)

隣に絨毯のお店があった!

それで絨毯部門に連れて行かれたんだけど、どうもピンとくるものがなくて
「一晩考えます」とお茶を濁し、お店をあとに。


ブルー・モスクの裏手にひっそりとある アラスタ・バザール

ガイドブックに堂々と載っている
グランド・バザールや エジプシャン・バザールのように 賑やかではないけれど

静かな分、ゆっくりウィンドー・ショッピングができる通りです〜


この通りに 雰囲気のいい(趣味もいい)絨毯のお店が何軒かあったので、そちらに行ってみることに。

もう夜の8時近く
ほとんどのお店は閉まりかけていて ショッピングは無理かな〜


半分あきらめながら バザールを抜けたら
そこのレストランで セマーのデモンストレーションをしていました
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セマーは イスラム神秘主義の一派、メヴレヴィー教団の 祈りの舞だそう。
基本的には 音楽に合わせてくるくると回り続ける

ガイドブックで見て 激しい旋舞を思い浮かべていたけれど、
実際は静かで 無心な(緊張感や緊迫感、集中力や陶酔感みたいなものは伝わってこない)印象でした!


この後、偶然開いていたお店で、結局キリムを買うことになるのですが…
続きはまた!

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エジプシャン・バザールにある トルコスイーツ(ターキッシュ・デライト)のお店

固いグミのような食感、フルーツ果汁でできていて、ナッツが入っているものも。
以外に甘さ控えめ、噛みごたえがあって 見た目以上においしかった!


クルーズを終えて、おなかがペコペコ!

ガイド・ブックを見て
エジプシャン・バザール入口にある トルコ料理のお店に行くことに決定。


この日エミノニュ埠頭は 地元の人、観光客で大賑わいです。
サバサンドのお店も 大繁盛!

サバサンド以外にも、まあるいゴマ付きパンや トウモロコシを売る屋台が出ています
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あまりにおなかがすきすぎて、レストランまで我慢できない!
主人がビデオ撮影しているすきに 焼きトウモロコシをパクリ
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いい色しているでしょう〜。でも あまり甘くなかったんだなぁ、少しがっかり


さて前菜もすんだことだし (*^^*)
トルコレストラン、ハムディHamdiへ GO!

最上階の4階からは、金角湾やボスフォラス海峡がよく見えます。


スターターは トルコのミニピザ、主人はレンズ豆のスープ。
何回かレンズ豆のスープを注文したけれど、一番濃厚でおいしかった!

メインは 羊肉と牛肉のケバブ
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主人は ヨーグルトソースの羊肉ケバブ
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このケバブ、適度にスパイスが効いていておいしい!

いい眺めも手伝って、少しリッチな気分での食事でした。

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イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶ ガラタ橋、新市街のガラタ塔を臨む


この日は暖かく(気温17℃!) 天気もよく、絶好のクルーズ日和♪

トプカプ宮殿で出会った 絨毯屋の客引きおじさん(あ、しつこい?)のススメにしたがって
ボスフォラス海峡クルーズに行くことにしました (^o^)/


私たちの旅は 1ヵ所じっくり滞在&見学型
ガイドブックに“見学所要1時間”と書いてあったら、たいてい2〜3時間はじっくり居座る!

だからイスタンブールに合計4日滞在したけれど、専ら旧市街を観光。
これでもまだ 行きたいところを廻りきれなかったの〜


ボスフォラス海峡クルーズは
旧市街のエミノニュ埠頭を出発し 新市街の岸を眺めながら 黒海方面に北上

海峡を5分の2ほど進んだメフメット大橋のところで折り返して
今度はアジア・サイドの岸を眺めながらもどってくる、約2時間のコース


そういうわけで 新市街とアジア・サイドは 海の上から観光です!


クルーズで一番楽しみにしていたのが
コンスタンティノープル攻撃のために トルコ軍がたった4ヶ月で造りあげたというルメリ・ヒサル


まずは 出発後しばらくして
その昔はスルタンの居城、新制トルコ政府の官邸、
現在は迎賓館としても使われている ドルマバフチェ宮殿
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NHK教育テレビで スーパー・ピアノレッスンという番組があるでしょ?

現在放映されている フセイン・セルメットのレッスンは
この宮殿で行われたものなんですょ〜 (^^)b


さていよいよ期待の ルメリ・ヒサル “ヨーロッパの要塞”という意味だそうな。

見えてきた要塞は 期待ほどではない様子
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このルメリ・ヒサルは
最後に残ったビザンチン帝国の都市コンスタンティノープル(現イスタンブール)に
戦いを挑む決意をしたトルコのスルタン、マホメット2世が
1452年、4人の宰相に命じて 競わせるようにして短期間で完成させた要塞


塩野七生さんの『コンスタンティノープルの陥落』を読んでいたので 期待もふくらんだけど

なーんだ、大したことない(たいして残っていない)んだ…


…と思ったそのとき 船が進むにつれあらわれたその全貌は
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驚愕の大きさ、土地の起伏に合わせて 延々と続く石の壁!(写真はほんの一部で、全長250mだとか)
これを、たった4ヶ月で完成させたの!?

スルタンの決意、というか 殺気立ったすさまじさを感じます...


このルメリ・ヒサルの対岸には もう一つ“アジアの要塞” アナドル・ヒサルがあります
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こちらは 1390年頃の建設、一部が残るのみ


この両要塞に挟まれた海峡部分は 約700m、
ボスフォラス海峡でも 最も幅の狭いところだそうです。

両側から挟みうちにして、
黒海からコンスタンティノープルに向かう商船等に 不法な通行税を要求したり(従わなかったら発砲!)
コンスタンティノープル攻略の拠点にしたり


これで結局 1453年にコンスタンティノープルは陥落し、
トルコ軍によるオスマン帝国建設、イスラム文化が花ひらく…と時代がすすむんですね。


絨毯屋の客引きおじさんのアドバイスにも、素直に乗ってみるもんだゎ〜

眺めもよく チャイを飲みながらボスフォラス海峡クルーズ、満喫しました!

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