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掲示板で「うっかりミス」対策について聞かれました。
そのご質問に対して下記のような返事をしました。
>中位生にとって、上位生との違いのひとつに「うっかりミス」が
>挙げられると思うのですが(特に数学)、この対策などで
>実行されているようなことはありますか?
うっかりミスは
「気をつけてね。」
という講師は駄目講師の代表みたいなものです。
講師が報告書に「うっかりミスに気をつけましょう。」などと書くとよく注意をしたものです。
この掲示板の書き込みによく「級別トレーニング」というテキスト名が出てくると思います。
ただ漠然と1回くらいさあっとやっただけでは計算ミスをなくすことはできません。
計算力をつける学習手順として
1.生徒がどんな計算ミスをしているか講師が見つけてあげる
これは生徒には分からない、要するに自分では正解と思い込んでいる間違いが必ずあります。
生徒の「自己流のミス」です。
まずはこの発見をします。
2.級別トレーニングに間違えた問題に × をつける
×が2回、3回と続く問題があります。
その級のA,B,Cと見ていくと同じような問題で間違えていることが分かります。
3.生徒の自己流のミスの手直しをする
ここまでは普通の講師はやるかも知れません。
でもここで終えていたらミスはゼロにはなりません。
ミスをゼロにするには
4.同じ問題を2巡、3巡、4巡と何回も繰り返します
級別トレーニングには記録表を用意してあります。
それに
・日付
・点数(10題なので100点満点でつけています)
を記録します。
1回目、2日目、3日目…
例えば4級AからHまで 10題 × 8
80題あります。
これを何巡もするまで繰り返して、ノーミスが続くまで継続します。
ここで100点をとったかと思うとまた80点をとったりしている限りは本番のテストではミスをゼロにすることはできません。
私はこの記録表を見れば生徒がテストでミスがどのくらいか見当がつくようになりました。
このテキスト十数年使っていますからね。(笑)
1.練習量
2.ミスの推移
だいたいこの2点で分かります。
あとはどこまで徹底できるかです。
前学年のテストの点数が50点以下でも1学期の中間テストでは別人のように80、90点くらい取らせることは可能です。
ただし、その前提として上記のような練習量が必要です。
教科書チェックやノート指導については「向山型算数」の資料が秀逸です。
ネットで詳しい資料が読めますので、ぜひご参考にして下さい。
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