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剣岳 点の記を読んでhttp://www.tsurugidake.jp/blog/
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今年6月に全国上映された映画剣岳 点の記の原作本が読みだくなり図書館へ!や
ること沢山あるはずなのにf^_^;
死んだ母が新田次郎の作品を愛読していたので我が家にも探せばあるのではない
かと思うのですが手っ取り早く() 
もうご存知でしょうが直木賞作家として知られる新田次郎は多くの山にまつわる
ノンフィクションを書き下ろして来ました。
山にまつわる土地の人々の考え方や軍部のことなどを取り上げ官僚機構の姿を描
写したり科学と迷信のはざまを様々な視点から比べたものなど登山、民俗、官僚
、冒険、歴史果てはSFともとれそうな内容が散りばめられ長くないので読みや
すい本だと思います。
お話は明治39年陸軍省陸地測量部という部署で持ち上がった計画!日本地図を
作成するのが任務で元々は内務省の直属機関であった陸地測量部が強引に陸軍省
された機関であった。
20年前から民間に五万分の1地図を委託販売させて一般国民に日本地図を公開
してきたのだが日本中の全ての山に三角点が置かれたわけではなくその三角点を
もとに測量が行われるため日本中の山々におかれなくてはならないがしかし、最
後の前人未到の山がこの剣岳と言うことそしてその最初の征服を狙う発足間もな
い日本山岳会(当時はただ山岳会と呼ばれていた)
が度重なる中部山岳地帯の地図公開の要望書を提出していたことから民間人に先
を越されまいと焦りにも似た感情の中測量旗を立てるがためその任務選定が行わ
れるこの主人公である柴崎芳太郎が部署内で決められていたのであった。
陸地測量部には3つのセクションがありそのもっとも過酷な実働部隊となるのが
三角点科となるそうです。
日本中の山々に三角点を埋設しなければならないので一年中出張を繰り返し険し
い山々を登り重い測量機材を運び過酷な登山を繰り返ながら時として野営をし大
変重労働であったそうな                             
軍内部にあって軍人と同じ待遇はうけられない事など任務の割には日陰の身でも
あったようです。
時代は日露戦争が終わり世論が国内に目を向け始めたころでこの登頂はだれが最
初にやるのか国民的関心事だったとのこと軍の威信をかけたという誠勝手な任務
であったそうです。
この立山連峰で唯一標高が記されているのは立山のみあとは山名のみが記載され
ているだけでしたので剣岳他周りに20数個の三角点を埋設しなければならいた
めしかも短い期間に終わらせなければならない時間との戦いでもあるのです。
そして立山信仰と言う山岳信仰がこれを困難にしている理由として剣岳は登って
はいけない針の山と伝承され奉られてきた経緯もあって険しく近づく事さえも出
来ない程山がその行く手を阻み弘法大師が三千足の草鞋を使っても登れなかった
という伝説が残されている容易にはたどり
つけない山なのです。あらかじめ直属の上司でもある玉井大尉から元三角点科で
立山周辺を調査し大日岳に三角点を埋設した古田盛造に会うよう指示受け助言を
貰います。その助言とはかつて三回三角点科が調査のために宿坊とした芦くら寺
からの協力は宗教上期待しないことその縛りを受けない隣村の案内人宇治長次郎
を雇うよう推薦されたことなどであった。里から見ても目の前の沢山の山々にさ
えぎられるようにその全景すらまともに見ることも出来ない神秘の山しかしその
山に登ったという伝説が残っていて修験者が登り下山したところを投獄され獄死
したという話と立山信仰に疑問を持つ加賀藩の武士が自ら実証すべく登頂し下山
直後に薬殺されたはては芦くら寺の宿坊の内3つの宿坊が秘密の登山道を知って
いて金子百両払えば案内人をつけて連れていったといった話これは未踏ではなく
人が登っている可能性があり不可能ではないと言う期待でもし登るとしたらどの
ルートなのかと言うルートファインディングもまた見所の一つそして玉殿の洞窟
で修行を続けている老行者のところに立ち寄り挨拶をし剣岳登頂を説明したとこ
ろ自分は登っていないが師匠は登りその極意を伝え
られていてそれは『雪を背にして登り雪を背にして下りろ』と言いのこしていた
という事でした。
その意味に登頂の鍵が隠されていると俄かに思い場面の所々にその意味を解こう
と思考錯誤するが中々発見には至らず時間ばかりが経過し虎視眈々と登頂の日を
待つ山岳会新潟支部のパーティーが山周辺の村に入り案内人を雇いベースキャン
プを張るのです。
それまで周辺の山々を調査しながら登山口を探りいくつもの想定をしまた接近を
試しみるのですが登る事が出来ずまた登る事ができたとしても測量に必要な物質
を如何にして運び込むかで相当に悩むわけです。
先を越されたくない測量隊の微妙な心理と緊張感が伝わってきますがそんな測量
隊を宥め功名心を煽り英雄となることが任務ではないと諭す柴崎自身内面では絶
対に遅れをとりたくない葛藤もあり調査を続けるなかその答えをもう一度誰もい
なくなった玉殿の洞窟に行く事を願い出た長次郎に同行し行者の残した言葉を思
い出し残された可能性を確信するのです。
長次郎は死んだ行者の霊に尋ね春から夏にかけて僅かに頂上付近まで続く雪渓を
登るとよいと言霊を授かるのです。
それは柴崎と長次郎が兼ねてから確信していた登山道そしてそれを登る事が出来
るのは梅雨の中明けのほんの1日か2日と大変短くこれを逃したら登れなくなる
という切羽詰まった状態で計画は二人だけの秘密としアタックは当日に発表する
ということでした。
事前に気圧計で晴れを予測しながら長次郎の着ている箕の中が乾いていたら明日
は晴れると言う言葉が一致翌朝4時に起床し緊急発表しアタック隊を発表し最終
人選で選ばれた4人が登る事となり出発しかしその中には柴崎は含まれてはおら
ず測量官として当然とは言え浮き足立つことのない姿勢がなんとも素晴らしかっ
たと拍手したいと思いました。
その4人を見に柴崎ら残ったものが見守る中遅れをとった山岳会が現れ祝辞を述
べたことは山を愛する者としてその紳士的態度に張り合っていた柴崎も自分の丁
見の狭さに恥ずかしさを覚えまた祝電を打ってくれた山岳会幹事小島烏水に対し
ても以前のような対抗心ではなく友情のような感情を覚えた事むしろこれだけの
大儀に対しあまりに素っ気ない上層部の態度や傲慢な態度をとった富山県庁の土
木課の態度などプレッシャーをかけておきながら身内とも言える陸軍省の世間体
(四等三角点は簡易三角点なので記録には残らないことや先人に踏破されていた
ことなどで返って今までやれなかったことを世論に追求されるおそれなど)を気
にしてこの話を世間に忘れて貰おうと隠そうとする態度や一時の休息を働いた仲
間にとらせてやりたい為に2、3日ひと部屋譲ってほしいと嘆願しても接待で芸
者遊びして絶対に部屋を譲らなかったこの憎い小役人の振るまいなど返って役所
の方が冷たい態度に柴崎以外測量隊皆が立腹する様は読んでいる側にもよく伝わ
ってきました。
軍人の言うことに振り回されないことと言った古田の言葉は死んでも実行する事
を美徳とする軍人の考えをのむのではなく文官として事故や犠牲をはらわない事
が仕事であると同じく思う柴崎の流されないこと強い責任感や部下を労う気持ち
仕事の節目に待機と命令を出し休息をとらせたり危険な仕事の後で長次郎に自腹
で毛糸のシャツを贈ったりまた地雇いの人夫たちに簑の防水性を考え領収書にう
まく書いて貰い与えたりそれでいて突風で飛ばされたテントを自腹で責任をとろ
うとする潔さなどどこかのお役人さんや税金泥棒代議士さん見習ってほしいです
() 
この偉業のもうひとりの立役者宇治長次郎の律義な性格とよく働き仕事を迅速効
率的に進め情報収集や地理や山の天候に詳しい者や岩登りを得意とするものを手
配し物資の調達輸送をさせ必要な準備に怠りがなく自ら柴崎らの荷物を運びまた
それでいて雇い主と雇われ人の領分をわきまえていること危険な雪崩や暴風雨な
ど 察知し仕事の続行や撤退の予知や霧の中で退路を見失ってもその土地勘で無事
帰還出来たり村社会の複雑な関係から顔を立ててほしいと遠慮がちに柴崎に頼ん
で周りの協力や理解を得る根回しまで八面六臂の大活躍で初登頂を柴崎の為にわ
ざと登らずとっておくなどなしには語れないことばかりで長次郎谷といわれる谷
が剣岳にあるほどこの人物の下支えが認められうれしく思いました。犠牲者や怪
我人が一人も出ないのも当たり前のようですごいことだと思います。映画との違
いは立山の門前芦鞍寺の宿坊や人々から強い反発をうけて妨げになるのではな
く中には腐った生卵をぶつける輩がボソッと出るくらいで前回までの測量隊の前
線基地があった芦鞍寺の総代や宿坊宝泉坊に挨拶し経緯を説明すると決して冷
たい態度でむかえられわけでなく移したこ
とへの理解は得られ信仰上協力出来ないが妨げにはならない配慮や管理する山小
屋の使用許可や燃料となる薪や食料の搬送の約束はしてくれるなど以外に好意的
であったりし長次郎に一度は命が惜しければやめることだと釘をさすのですがそ
れまでで国のやることに反対するつもりはないと言う姿勢をとって静観している
事や柴崎の奥さんと長次郎の奥さんが手紙でやり取りしている様は書いておらず
沢山届く手紙の事からふと思い出したり危険が迫った時覚悟の回想だったりと深
くは触れていない点でしょうか!
これは人知れず作り上げられた陰の歴史それが語られるようになったと言うこと

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私もこれの映画見たんですよね〜!!
でもあの映画じゃ満足できないと言うか、もっとこんなもんじゃないというか、
きっともっと苦労があって、素晴らしいのではないかと思っていました。
いつか原作を・・・と思って時間がすぎてしまいましたが、さっそく本屋で探してみます!!

2010/12/25(土) 午前 0:59 Saori☆

PCG

めり〜くりすま〜す!
お仕事おつかれさま〜

寒いね
風邪引かないようあったかくしてね

2010/12/25(土) 午前 1:28 Chierain

長文の記事ですね。

何とかして、全部読みました。

2010/12/25(土) 午前 11:07 O

メリークリスマス♪☆
記事と関係ないコメントになりますが、北海道の天候は如何なものでしょうか?
お身体、ご自愛下さいね♪

2010/12/25(土) 午後 10:13 *:.。.reika  .。.:*

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私も今度、読んでみたいと思います^^
今年もお世話になりました♪
良いお年を〜^^

2010/12/27(月) 午後 8:37 はんこ

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こんばんは〜。
大変遅くなりましたぁ〜
映画も見ましたが昨年の黒部、立山のツアーで実際に
剣岳を見た時には、鋸の刃のような形にビックリしたのを
今でも覚えています。
本はまだ読んでいませんが今のように移動手段のない中で
よくぞ、到達したかと行った時の距離を想像しただけで
その時代の人間の素晴らしさに感動しましたよ(*^ー^)o凸☆っち。
良いお年をお迎え下さいね!

2010/12/29(水) 午後 10:30 nonon

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新年あけましておめでとうございます。本年を宜しくお願い申し上げます。

2011/1/1(土) 午後 9:16 New カロム45

あけましておめでとう

どんなお正月を過ごしてますか?
私と一緒でお仕事かな

今日、明日、あさってと仕事だけどそのあと3連休が待ってるので頑張るわ

今年もよろしくね!

2011/1/1(土) 午後 10:39 Chierain

smk様
たいへんおそくなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
機会がございましたら是非ご覧になって下さい♪
良い1日となりますように

2011/1/30(日) 午後 1:19 pcg

Saoriさん
こんなにおそくなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
この原作是非一読して下さい♪
映画の方はご覧になったのですねo(^-^)oいつもありがとうございます

2011/1/30(日) 午後 1:27 pcg

○さん
こんなにおそくなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
これを全て読んでいただいて恐縮しております。
長いとご指摘多い問題の記事本当にありがとうございます

2011/1/30(日) 午後 1:47 pcg

reikaりん☆
こんなにおそくなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
寒い寒い冬を迎えております(ToT)
鼻の穴がくっついちゃうんです
reikaりんもご自愛下さいね
今年もよろしく

2011/1/30(日) 午後 2:02 pcg

はんこさん
おそくなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
私の方こそ昨年はたいへんお世話になりました。
良いお正月でしたか(`∇´ゞ
本も機会がございましたら是非一読下さい

2011/1/30(日) 午後 2:35 pcg

nonon様
おそくなりまして申し訳ございませんでしたm(_ _)m
映画はご覧になられたのですね(`∇´ゞ
立山にもいかれたようですばらしいです。
いつもポチまでありがとうございます

2011/1/30(日) 午後 3:24 pcg

ととろさん
遅らせながら明けましておめでとうございます
きっといい年となりますよ(^O^)

2011/1/30(日) 午後 3:35 pcg

ととろさん
長すぎてごめんなさい
読んでくれてうれしいです。
良い一年となりますように

2011/1/30(日) 午後 3:38 pcg

ととろさん
ダブルサンキューです

2011/1/30(日) 午後 3:51 pcg

遅らせながら明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
カロムがいっそう反映しますように

2011/1/30(日) 午後 3:57 pcg

ちえりんへ☆
明けましておめでとうございます
おそくなってごめんね
今年は仕事に始まった一年です!
ちえりんいんふる大丈夫?
今年もよろしくお願いします

2011/1/30(日) 午後 3:59 pcg

ととろさん
ありがとう(ToT)

2011/1/30(日) 午後 4:00 pcg

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