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鳥羽半島と渥美半島の間に 神島という島が浮かんでいる。 いわゆる絶海の孤島。 神島は三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった島。 東京から行こうと思うと、 名古屋まで新幹線で1時間強 鳥羽まで近鉄でさらに1時間強 そしてとっても揺れる船で1時間 すごい疲れるけれど、鳥羽湾に沈む夕日は美しい。 昼ごろ東京を出て神島についたのは18時前だった。 「なぎさ」という民宿に泊まったのだけれど 8,000円でこの食事。 伊勢海老のバター鍋。タイの船盛。サザエの壷焼 メバルの煮付け。カレイのあんかけ。ナマコの酢物… いやー満腹。 斜面に張り付く集落。 人口約700人。 どう見ても漁業の島。 建築基準法ってどこの話だろうっていう気がしてくる。 半地下とかいろんな家が所狭しと並んでいる 接道しているのかとかそんなことが気になるのが 職業病といえる 島一周を周回できる。 島を廻ると水仙は咲き乱れている。 ナルキッソス 三島由紀夫の島になんとなくふさわしい気がする。 対岸の渥美半島の伊良湖岬はすぐそこのようで 速い潮流であるようだ。 陸軍が砲撃訓練の際の着弾地点を見るための施設だったが いまは三島の小説の中で主人公二人が薪火をはさんで 裸で向かい合った官能的なシーンの舞台のほうで有名。 絶対のアダルトビデオとかそっちのほうが セクシャルだと思うんだけれど、 かなりこのシーンは読んでいると官能的。 帰りの船はあんまり揺れなくて良かった。 |

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初めて神島を訪れ滞在した三島は、次のように述べている。
人口千二、三百、戸数二百戸、映画館もパチンコ屋も、呑屋も、喫茶店も、すべて「よごれた」ものは何もありません。
この僕まで忽ち浄化されて、毎朝六時半に起きてゐる始末です。ここには本当の人間の生活がありさうです。たとへ一週間でも、本当の人間の生活をまねして暮すのは、快適でした。(中略)明朝ここを発つて、三重賢島の志摩観光ホテルへまゐります。
そこで僕はまた、乙りきにすまして、フォークとナイフで、ごはんをたべるだらうと想像すると、自分で自分にゲツソリします。
— 三島由紀夫「川端康成宛ての書簡」(昭和28年3月10日付)
2019/1/6(日) 午前 8:51 [ 歴史を学び未来の平和を繁栄を祈る ]