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出演 小出恵介 峯村リエ 緒川たまき マギー 三宅弘城 犬山イヌコ みのすけ 大倉孝二 ほか 会場 下北沢本多劇場 ・・・・・・・・・・・・・ あるまちから「あんなこと」があって 住民が自分たちの街の名前すら覚えていない街に 救援活動にやってきた5人。 この国で一番ではないけれど 2番目、あるいは3番目にはひどいであろう街の惨状に 相当悲惨なことを想像していたが この町に住む人々はそれなりに幸せで 5人はまず何に苦労しているのか探すことを始める。 そりゃ、個々を見れば、モグラを食べてみたり 政府の役人が土地の収用や、あるいは心臓の提供を求めて 徘徊しているのだけれど。 でも、やっぱり来訪者もこの町の人たちも 「あんなこと」の前の過去に対してそれぞれの思いがあり生きていた。 主人は妻の帰りを待ち、老人は華やかなりし街を思い 来訪者は死んだ子供や妻のことを思い 街の画材屋の姉妹は昔の客のことを思った。 そんな安定した街も来訪者と隣町の人々によって 少しづつ乱されていく。 恋愛模様が巻き起こったり、 人間関係がこじれて、暴力沙汰になったり。 他の街の人々は、この街の人を虐げ その「虐げ」を無くそうとし、また諍いが起きる。 そんな街に政府は決断を下す 来訪者の出身した街と同じように 復興資金を捻出する為か、住民を立ち退かせ 家族の心臓を売り払い、街を売却しようと言うのだ。 家族と言っても、くじ引きで成立した家族はその輪を一時乱すが 最後は団結し、心臓を奪われることは回避する。 けれども、街を出ていくことは避けられず 家族と画材屋と来訪者は、街を出る。 人間は歩いていくのではなく 歩かされているのだという言葉を残して。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ KERAさんらしく、3時間半の長丁場の芝居。 前半は、巻き起こる事件・寸劇の終着点が見えず 見ていてつらくなることも。 でも後半は一気に芝居が動き出して 前半の事件が伏線になっていたりするので 結果、息を抜かなくてよかったと思ったしだいで。 KERAさんは差別のこととかを書いたとか言っていたけれど 一見そうとは分からず、こうやって文章に起こすと そうかもしれないと思ったり思わなかったり。 今回の芝居は、小出くん以外は ほとんどナイロンのいつもの役者さんなので 息もぴったり。 今回要所は、三宅さんより、みのすけさんより
大倉さんがもっていってました。 大倉さん相変わらず面白いねえ。 |
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