邦文堂ブログ

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『二葉屋で保存活動の一環』

 昨年の4月号でお知らせしました旧二葉屋酒造の建物保存活動の一環として、3月5.6日に二葉屋の見学と町並みウォッチングをします。鰍沢法人会が公益法人に申請中のため、『富士川』の冊子に法人会の方だけでなく一般の方にも向けたものをと企画されました。
二葉屋酒造の銘柄は栴檀で、玄関の脇に栴檀の大きな木があります。建物は木造瓦葺2階建で1階が149㎡で2階が95㎡と大きな大正初期の建物です。玄関の土間が奥の庭まで続いており、中庭には大きな桜と柿があり、栴檀の木もあります。また、鯉が泳いでいる池もあります。三方がいくつもの蔵で囲まれ、杜氏の宿舎の一部も残っています。この屋敷は、明治の終わりまで、民権運動家、後に郡長になった依田孝の生家であり、代々依田伊祖右衛門が酒造を営まれた家柄です。また、この酒造場の3棟続きのお蔵は江戸時代の末期安政の時代のもので、今尚現存しています。
母屋の見所はけやきの太い大黒柱、細かな格子の欄間と書院造りの明かり障子、けやきの床の間や廊下、2階の床の間は黒柿の床柱で、天井の左右対称の1枚板、明治から昭和初期まで製造していたという細かな模様のガラス、居間の明り取り、中二階などです。
また、5月に塩山の石川工務所の手配で、工学院大学の後藤教授のゼミ生が調査し、図面に落とし、登録文化財として申請中です。11月に文化庁からの審査官も調査に来られました。
 審査員の方や工学院大学の後藤教授、学生さんたちは「大正の時代の建物ということですが、柱の状態や細工の様式などからもう少し遡るものではないでしょうか?今では求むこともできない材料やそれを加工した高度な技術の粋があつまっています。」と話していました。東郡かまたは南部から、一階部分は移築されたと考えられています。
この家は、石原慎太郎が『私の好きな日本人』で最後にあげた奥野肇の生家で、慎太郎も学生時代に訪れており、肇氏の結婚式の写真にも入っています。画家・書家・蒐集家で有名な中村不折もこの家に滞在し竹筆での「二葉屋」「栴檀」の額字を残しています。
また、市川大門地区の町並みウオッチングは名所旧跡や「代々受け継がれている家」「ひや」など市川の風情が楽しめるをものです。

見学 3月5・6日(土・日)10時〜17時
☆市川大門地区町並みウォッチング
3月5日午前10時30分〜12時予約必要
集合 二葉屋酒造
会費 500円(冊子代等)
昼食 1,000円(碑林寿司・希望者のみ)
 (碑林寿司はゆばや季節の山菜のにぎりです。)
 
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