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『能楽入門講座』

 
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能楽入門講座が4月23日(土)に富士川町ますほ文化ホールにおいて催されました。主宰は観世流能楽師の佐久間次郎先生で、「花のみちしるべ」と題し、平成11年より山梨県下の中高勧学院など150回以上、能楽をわかり易く、親しんでもらうための活動をされています。
  舞台の中央の前の方に50㎝ほどの柱が2本、後ろに2本、能舞台にある柱に模して置かれて、その続きに廊下となる欄干を模した木の柵が置かれています。最初は祝いの席で行われる舞囃子という男舞でした。お囃子の笛、小鼓・大鼓を持った紋付袴姿の方が後ろの柱の間に端座され、シテの佐久間先生が右の柱の内側に中央正面に向って座ります。大鼓の方の気合とも取れる声からお囃子が始まり、シテがすり足で、上半身が固まったような、人形のような動きで粛々と舞われました。
  次に能楽の話となります。能は中国から伝来し、鎌倉時代を経て、室町時代に観阿弥、世阿弥が登場し集大成されました。先生は、ごく普通のサラリーマンの家庭に生まれ、3歳で能面に興味を持ち、能面見たさに能楽を見て、小学3年生になり能楽師になりたいと思ったそうです。高校まで山梨におり、卒業後観世喜之助に師事し、観世宗家より観世流能楽師の認定を受けられたそうです。能楽を山梨の地に根付かせようと奮闘中で、山梨県立大学の非常勤講師もしているそうです。
  能は決められたストーリーを淡々と流れていくように演じられ、客は役者がどう演じるかを見るものだそうです。「能はボケーッとして見ていると自然と舞台の中に入って行き、舞台の住人となれる。」と話されていました。亡くなった義父が、薪能を見に行く時、必ずストーリーをプリントしてくれていたのは、この境地に私たち素人に教えたかったのだと十年も経って分かりました。
 片手を目元にかざすと泣いているのを現し、両手をかざすとうちひしがれているのを現しています。手を振りかざすと、おこる動作。扇を下から上にひらひらさせると喜びの動作です。
 姿勢は腹を引っ込め、あごを引き、ひざを折る姿でいる事で、体にとっては辛いそうです。
すり足が基本ですが、そそと歩くのは女性の構え。広げて歩くとお男性の構え。ずかずかと歩くのは鬼の構えだそうです。
 女性の舞と男性の舞を先生が謡い舞われましたがはきいりと違いが分かりました。
  その後、能面や衣装の説明、最後に会場の皆さんで高砂やを習い楽しい講座でした。
 
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