邦文堂ブログ

よろしくお願いします。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

トヨタの未来車「i−unit」



八月六日に愛知県のトヨタ自動車蟾場見学に行って来ました。
 山梨県立大学の黒羽雅子教授の経営学の授業に関連したものでした。事前勉強会でトヨタ生産方式の特徴であるムダの徹底的排除の思想と造り方の合理性、不良品を作らないために異常が発生したら機械を停止する「自働化」や各工程で必要なものを必要な時に必要な量だけを流れるように停滞なく生産・運搬する「ジャスト・イン・タイム」を学びました。
 「かんばん方式」や「ジャスト・イン・タイム」はよく耳にしましたが、「自働化」は、今回の勉強会で知りました。自働化とは機械に人間の知恵を与える。という意味の命名だそうです。ラインの所定の距離内で機械設備の異常や、品質の異常、作業遅れなど何らかの異常が生じたら、作業者や班長がラインを止めて原因を取り除き平常の作業に戻すやり方です。技術力のある班長の果たす役割は重要です。どんな感じで作業されるのか興味がわいてきました。
 集合場所はトヨタ会館でした。会館内の展示はハイブリット車を詳しく展示してあり、目を引いたのは未来の乗り物『i-unit』でした。椅子が乗り物というか、ロボットの内部に入るという感覚のものです。ホールでインストラクターの女性が『i-unit』に乗って運転しました。右の手でドアノブのようなものを軽く回すだけで操縦し、三六〇度の回転も、ほとんど同位置でできます。椅子に座った状態の低速モードでは四キロ程度の早さで、F1カーのように変形した高速モードでは四五キロほど出るそうです。その変形もアッという間の出来事でした。動力は電気で、充電に一時間かかり、一時間動くことができるそうです。まだまだ実用には遠いものですが、これは見ものでした。トヨタ・パートナーロボットのトランペット演奏も有名でこの次はぜひ見たいと思います。
 目的の工場見学は、ここからバスに乗って元町工場まで行きました。ガイドさんの話では、車はプレスから組み立てまでは二十時間かかり、部品は三万個あるそうです。組み立てと溶接を見ました。溶接は総て機械化され、機械ロボットが恐竜のように首を動かし、スピーディに動いて火花を散らして溶接し終わるとじっと静止しているさまはSF映画のロボットのようでした。組み立ては、ドアを取り外したいろいろな車種がライン上に整然と並んでいました。担当者がその機種にあわせた部品をライン脇にワゴンを置き滞りなく取り付けていきます。「自働化」の様子は作業者がラインに添って頭の上に紐が張られているのを引くと異常を知らせる黄色のアンドンが点灯します。班長が来て異常を解決し、アンドンを消灯します。異常を解決できないときには、赤のアンドンを点灯し、ラインを止めて異常を解決します。班長は、制服を着てヘルメットを付けていました。
 各車の屋根にIDナビをつけて管理され、エンジンは車の心臓部にふさわしい姿で五五〇点の部品で組み立てられ、検査は千項目あるなどいろいろな驚きがありました。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事