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邦文堂だより No.319

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国指定重要文化財・門西家
 
 今月は旧下部町の旧家門西家を訪ねました。下部温泉街を通り過ぎ15分ほど山道を行きますと、湯の奥地区に着きます。民家のある場所は石畳となっており、両側に水路が通っています。坂道で、水量があるため、水が飛び散り水路のまわりもシダなどの植物が緑を添え、落ち着いた雰囲気があります。この道は昔甲州と駿河を結ぶ往還で、左右に古民家が建ち並んでいます。門西家には入口に国の重要文化財の看板があるのですぐわかります。昭和39年に指定されたそうです。現在もお住まいになっているようすで縁側の上の物干し竿に洗濯物がありました。広い前庭があり、入母屋造りのかやぶきの屋根で、柱、梁、桁など太く大きな部材が使われた平屋作りです。大戸が閉まっており、くぐり戸は白い障子戸で、板壁は濃い目のこげ茶となっていて、その白さといいコントラストになっています。西側の壁沿いには、切りそろえてあるまきが積まれており、囲炉裏で煙をくゆらせ、かやぶき屋根の虫退治につかわれているそうです。この家は江戸中期初頭のもので、間取りは土間が広く、台所には囲炉裏があり、上がり場、座敷、奥の間、納戸があります。
 門西家は、室町時代からの旧家で、佐野氏として穴山家の代官を勤め、慶長2年に門西と姓を改めました。江戸時代は湯の奥金山(中山・内山・茅小屋の三金山)を管理し、関守や名主をしていました。また、湯の奥の木材を伐採して筏を組み、川や海を通り、江戸まで搬出し幕府に納めました。
 下部を案内してくれた橋本屋のご主人が「おとっときの場所」へ連れてってくれました。湯の奥地区を通り細い道をくねくねと私は毛無山登山口を越え、細い曲がりくねった道をはるか乗って、湯の奥猪頭トンネルを抜けました。そこに雪をかぶり、長い裾野を広げた富士山の姿が見えました。息を呑む景色でした。
 
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               * 門西家 平面図

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