邦文堂ブログ

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二葉屋を登録文化財に

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『二葉屋を登録文化財に』
 
市川大門にある元造り酒屋の二葉屋さんの建物を後世に伝えたいと弊社の社長が引き継ぎました。二葉屋さんは邦文堂だよりの代々受け継がれた家シリーズの第一弾(平成2年2月80号)で取材し、また、「市川マップの会」で行った町並みウォッチングによく協力していただいたお家です。栴檀の大きな木が玄関の脇にあり木造瓦葺2階建で1階が149㎡で2階が95㎡と大きな大正初期の建物です。玄関の土間が奥の庭まで続いており、中庭には大きな桜と栴檀・柿があり、鯉が泳いでいる池もあります。また、三方がいくつものお蔵で囲まれています。
石原慎太郎が『私の好きな日本人』で紹介した奥野肇の生家であり、若い時の慎太郎も訪れて、肇さんの結婚式の写真にも入っています。書家の中村不折も滞在し「二葉屋」「栴檀」の額字も書かれています。
このように市川大門にとっても大切なお宅です。手を入れて保存しなくてはと思っていましたが、3月の終わり頃より社長の同級生の七倉さんが母屋の屋根の傷んだところを修復してくださることになり、雨漏りでの破損は防ぐことができそうです。七倉さんは、土を置いて瓦を止める建設当初の手法を用いることになり、市川大門は腕のいい職人さんに恵まれています。また、弊社の事務員さんのご主人の丸山大工さんに母屋の修繕をしてもらえます。少しずつではありますが保存への歩みを始めました。
また、5月の連休過ぎに塩山の石川工務所さんの手配のおかげで、工学院大学の学生さんが調査し、図面に落とす作業をしてくれます。その図面と石川工務所の社長さんに推薦文を書いていただき、町から国の文化庁へと登録文化財として申請してもらおうと計画しています。
代々大切に伝えられ、今では求むこともできない材料やそれを加工した高度な技術の跡を残し、この情緒ある佇まいを何時までも残すことができればと思います。
日本家屋が少なくなる昨今、子どもたちに日本家屋の木のぬくもりや夏の涼しさが体感でき、暮らしの習慣の移り変わりも伝えることができる場となればと思います。
 
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