邦文堂ブログ

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能面に魅せられて  佐久間 二郎先生
 2月22日に下部ホテルにおいて一般社団法人山梨県法人会連合会女性部連絡会が行われました。神宮寺会長が昨年の全国女性フォーラムが成功裏に終わったことへのお礼も含めて挨拶され、その後議事が滞りなく終わりました。
 交流会で佐久間二郎先生による能教室が行われました。先生は甲府市に生まれ両親も能に興味がある方ではなく、小学3年生の時に般若の能面に魅入られて、能を学びたいと思ったそうです。中学生で観世流・中森晶三師に弟子になりたいとお願いしたところ、一般家庭出身は能で生活できるのは、まれであるから、もし違う道に進むようになってもいいように高校へ進学するようにと勧められたそうです。高校在学中から中森師に師事し、卒業後、観世喜之師のもとに内弟子となりました。現在は、観世流能楽師として武田神社で「薪能」を開催し能教室を各地や学校大学等で開いています。
 能は650年前に観阿弥・世阿弥により完成し、その後変わらないで伝承されてきているそうです。セリフは謡となり、しかも低い声で謡われ、また、お面を付けていることが多いので、ストーリーがよくわからないという印象です。道中の表し方も「京に参ろう」と言って2、3歩進み、「着いたで候」とセリフで言って、観客が舞台背景を想像するようになっています。扇を広げて、目元に近づけるようにする動作は、悲しみを表し、右手に扇を持ち胸に持ってきて、右の上に挙げると喜び・歓喜を表します。また、お面は、若い女性(18歳頃)と、成人女性(30歳頃)とあり違いは、若い方が鼻に目や口が寄っていて、成人の方は、目も切れ長になっています。鬼の面は角の無いのは男で、角がある般若は女だそうです。髪が中央に左右に分かれています。檜や桐から作られていて、面裏は漆が塗られています。お面を付けると真正面は分かるけど横や下が見えないようです。また、能面は、耳のところしか持ってはいけないそうです。白い布袋に綿が入ったものを内側に添えて、緞子のような布の袋に大切に入れてありました。
 小鼓は、馬の皮でできていて、中央に小さな円が鹿の皮で張られています。小鼓を左手で持ちまして、右肩に乗せ、右手で打ちますと、4つの音が出るようです。芯棒の漆で塗られている所は桜の木を使用しています。
 先生が自ら謡をしながら舞ってくれましたが、朗々と大きな低い声で、すり足で上体が左右に揺れずにスーッと動きます。武士を演ずるときには、大きな動作で、女性を演ずるときは小さめに、鬼は、宙を舞いくるっと一回転するなど無駄な動きがなく圧巻でした。もっと観たいと皆さんが言っていました。

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