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本記事は、ミサイル防衛に関連するため、あるいはミサイル防衛が必要かどうかを考える上で重要な背景を含む資料と私が認定したので「ミサイル防衛アーカイブ」に保存します。皆様がミサイル防衛の意見をまとめる際、参考資料となれば、嬉しく思います。 【ワシントン和田浩明】米国防総省ミサイル防衛局は14日、地上配備型ミサイル防衛(MD)システムの弾道ミサイル迎撃実験で、迎撃ミサイルが発射されなかったと発表した。迎撃実験の失敗は02年12月以来3回連続となった。米国は当初、北朝鮮などの弾道ミサイルに対抗するため、04年末までのシステム稼働を目指していたが、相次ぐ失敗でシステム稼働がさらに遅れそうだ。
実験では、米アラスカ州から模擬弾頭を装備した標的ミサイルを発射。太平洋中西部のマーシャル諸島から迎撃する予定だった。同局で原因を調査中だが、「迎撃ミサイルではなく、地上施設の問題とみられる」と説明している。 前回の昨年12月の実験でも、迎撃ミサイルが発射されなかった。同局が今年1月に発表した調査結果によると、発射直前の迎撃ミサイルの自己診断テストで、第1段ロケットブースター(推進装置)の計測値が規定値を満たさず、飛行管理コンピューターが自動的に発射を中止したことが原因。機器間の通信タイミングのずれによるもので、「仮に発射していても飛行に問題はなかったはず」(同局)といい、関連ソフトウエアの修正で対処した。 02年12月の実験では、ブースターと、標的に激突して破壊する弾頭部の切り離しがうまく行われなかった。 国防総省は06会計年度(05年10月〜06年9月)の国防予算案で、ミサイル防衛予算を88億ドルと前年度比で約10%削減して要求している。 毎日新聞 2005年2月15日 10時55分 |
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