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2005年05月12日
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本記事は、ミサイル防衛に関連するため、あるいはミサイル防衛が必要かどうかを考える上で重要な背景を含む資料と私が認定したので「ミサイル防衛アーカイブ」に保存します。皆様がミサイル防衛の意見をまとめる際、参考資料となれば、嬉しく思います。 読売新聞 (2005/5/12)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050512it01.htm ミサイル防衛、共同作戦センターを横田に…日米調整 日米両政府が、ミサイル防衛(MD)システムの2006年度末からの導入に合わせて、米軍と自衛隊による「統合共同作戦センター」を米軍横田基地(東京都)に設置する方向で調整していることがわかった。
同センターでは、北朝鮮からの弾道ミサイル発射を探知する米軍の早期警戒衛星の情報を日米で同時に把握し、迎撃能力を持つ日本のイージス艦や地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)部隊に即時に伝達、迎撃する方針だ。 在日米軍のブルース・ライト司令官が11日、都内の講演で明らかにした。 現在のシステムでは、北朝鮮のミサイル発射から日本側に情報が伝わるまでに「10分弱かかることもある」(防衛庁幹部)という。 北朝鮮からの弾道ミサイルは日本まで約10分で到達するため、米軍の早期警戒情報を直接、イージス艦に伝達する必要性が指摘されていた。 ライト司令官によると、同センターは新たな「統合共同指揮統制システム」を導入。早期警戒情報は、同センターで在日米軍と在日米陸軍両司令部、航空総隊司令部に共有され、同時に、通信衛星を通じて迎撃を行うイージス艦やPAC3部隊に伝達されるという。 日米両政府は来月末、「統合共同指揮統制サミット」を日本で開催し、同センターの設立に向けた準備を本格化させる考えだ。 北朝鮮のミサイル攻撃、迎撃決断は7分で…米軍司令官 【ワシントン=伊藤俊行】戦略核やミサイル防衛網を運用する米戦略軍のジェームズ・カートライト司令官は11日、上院歳出委員会の国防小委員会で証言し、北朝鮮の長距離弾道ミサイルがアラスカ州やハワイ州を標的にした場合、迎撃の決断をするまでの時間は約7分だと指摘、この時間内に大統領や国防長官、軍司令官と対応を協議するのは困難だとして、意思決定のルール作りを急いでいることを強調した。
また、2004年に始まった実戦配備では、アラスカ州の米軍基地フォートグリーリーに6基の迎撃ミサイルが設置されるなどしたが、この初期配備についてカートライト司令官は、「限定的な脅威に対する基本的な備えで、その脅威とは北朝鮮から飛来する2〜5発の弾道ミサイルだった」と述べた。そのうえで、運用開始に向けた兵士の訓練が続く現状でも、「緊急事態があれば対処できる」と強調、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に対応できるとの考えを示した。フォートグリーリー基地では、年内に迎撃ミサイルを16基態勢にする予定だ。 ミサイル防衛 新レーダー沖縄配備 全国4基、中朝に対応 北朝鮮の弾道ミサイルに対処するミサイル防衛(MD)の要となる警戒レーダー網の全容が十五日、明らかになった。弾道ミサイルを追尾できる初の新型地上レーダー「FPS−XX」を新潟県佐渡や沖縄など四カ所に配備、現行レーダー六基も改修して計十基で警戒する。北朝鮮が核兵器をミサイルに搭載可能な小型弾頭化に成功すれば日本への脅威は深刻で、防衛庁は平成二十三年度までにレーダー網完備を目指す。
全国に二十八カ所ある航空自衛隊のレーダーサイトには、「FPS−3」レーダーなどが配備されているが、対象は航空機。FPS−XXは、高速で落下し、反射面積も小さい弾道ミサイルを探知・追尾できるよう性能を向上させているのが特徴で、探知距離もFPS−3の倍近いという。 FPS−XXは北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」を国内の基地から追尾できる日本初の地上配備型レーダー。海上自衛隊のイージス艦搭載レーダーとともに、「弾道ミサイルに対処する警戒レーダー網の中核」(防衛庁幹部)と位置づけられる。 防衛庁はFPS−XXを二十年度から毎年一基ずつ配備する予定で、(1)大湊(青森県)(2)佐渡(新潟県)(3)下甑島(鹿児島県)(4)与座岳(沖縄県)−に配備する。 南西方面にも二基配備するのは、中国も「東風21」など中距離弾道ミサイルを百基以上も保有。防衛庁はシミュレーションの結果、北朝鮮と中国から弾道ミサイルが発射されても、日本全土をカバーできるレーダー網の整備が必要と判断した。 また、現行のFPS−3レーダーのうち、六基も探知性能を向上させ、FPS−XXとあわせ、十基の地上レーダーを連動して運用する。 MDシステムは、地上レーダーとイージス艦のレーダーでミサイルを追尾。軌道を割り出し、イージス艦がスタンダードミサイル3(SM3)で大気圏外で撃ち落とす。失敗すれば、大気圏内に落下した段階で空自高射群がパトリオット3(PAC3)で迎撃する。 防衛庁はMD対応のためイージス艦四隻の改修とPAC3の導入に加え、FPS−XXの四基目の配備が終わる二十三年度を「MDシステムの完成時期」としている。ただ、地上レーダーが完備されないと、迎撃の実効性は限定的なため、「FPS−XXの配備を前倒しすべきだ」(政府筋)との指摘もある。 ◇ FPS−XXレーダー 北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が高まるのを受け、防衛庁技術研究本部が平成11年度から開発に着手、15年度に試験用1号機を完成させた。高さ約30メートルで三角柱の形状。約4000個のアンテナ素子を備えた亀の甲羅のようなレーダーを2面に張り付け、片面が弾道ミサイル用、もう片面が航空機や空対地ミサイル用になっている。昨年度から機能試験を実施し、来年度にも生産態勢に入る。 民主政調会長「ミサイル防衛手続き法案、反対も」 民主党の仙谷由人政調会長は18日の記者会見で、弾道ミサイルの迎撃手続きを定める自衛隊法改正案への対応について「自民党がかたくなな場合は反対もありうる」と表明した。民主党は迎撃手続きを取った場合、国会の事後承認を義務づけるなどの修正を求めているが、与党は応じない方針だ。
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