Lovely days♪

☆★☆美男ですね!の二次小説☆★☆

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<82>思案

収録後、テギョンは自分の車で現場入りした為、メンバーと別れて単独で合宿所を目指していた。
 
たぶん、ミナムの話が真実なのだろう。
信じ難いが、記憶のない自分は受け入れるしか術がない。
 
ミニョへの感情は思い出せないが・・・・
 
しかし、俺の母親だと名乗るあの女。
「どういうつもりなんだ?」
 
病気のようのは見えないが・・・?
ミニョとの喧嘩の原因になったのであれば、相当な状況だったのでは?
 
「府に落ちん。分からないことだらけだ。」
 
ダイニングに入ると、ミニョとメンバーは夕食の準備中だった。
 
こいつらはミニョとは普通に接している。
なんか、楽しそうなのがイライラするが・・・・
 
ミナムと同じ顔のコ=ミニョ。
エラそうなミナムと違ってミニョは大人しい。
 
巷でいう理想の女像とは程遠いが、
メンバーの中心に、いつもこの女がいる。
 
俺に向けたことはない、リラックスした笑顔で。
恋人だったという話が一番解せないが。
 
どこが好きだったというのだろう?
甚だ疑問だ。
 
 
pipipipipppppp〜♪
 
「ヨボセヨ?」
ミナムの電話が急に鳴り出した。
 
「お〜ドンジュンじゃないか!!!除隊したのか?!」
 
シヌとジェルミはきょとんとしているが、ミニョは目を見開いている。
 
「そうだな。近々会おうか!うん?ミニョ??」
 
ミナムが電話で話ながらミニョに目線を移した。
 
「ミニョなら目の前にいるけど?変わろうか?」
 
ミナムがミニョに電話を渡した。
「キム=ドンジュンだ。覚えてるか?俺の高校の友達の。」
 
「うん。前にPV撮影の時に会ったよ。」
ミニョはミナムから電話を受け取った。
 
「ヨボセヨ?ミニョです。」
「うん・・うん。久しぶり。あの時は本当にありがとう。ドンジュン君が味方してくれなかったら今頃、大変なことになってた。」
「いつ帰ってきたの?どうなんだ・・・。オッパと会うの?え?私も?私は構わないけど・・?」
ミニョがミナムと目を合わせながら言う。
「・・・・うん。オッパに変わるね。」
 
「おう。じゃぁ予定が組めたらまた連絡するわ。じゃあな!」
ミナムは電話を切った。
 
「ミニョ、いつの間にドンジュンと?」
「言葉もなくのPV撮影にドンジュン君がいたの。」
「マジ?バレなかった?バレたの?」
「うん。ごめんね。バレちゃった。オッパと足の大きさが違ったのと、手に傷がなかったから・・・」
「まぁ無理もないよな。アイツ、昔からミニョに関しては超敏感だったからなw」
「?」
「まぁまぁ。面白そうだから一緒に会いに行こうぜ♪」
 
ミナムとミニョ、完全な二人の世界に
俺を含め、シヌやジェルミもポカンとしている。
 
「そういや、そのPVってさ。ヘイとテギョンも出てたやつだろ?」
「うん。どうだよ。」
「テギョン、お前も来る?」
ミナムがテギョンに話を振る。
 
「何で俺が。関係ない。」
PVの出演者だろうが、俺には記憶がない。
友達でも何でもないしな。
 
「いいのかな?未来のためにも来た方が良いような気もするけどw」
 
???????????
 
今度はミニョを含め、全員が「?」状態だった。
 
 
To be continued・・・・・・・・・・・・・・

<81>経緯

 

収録の休憩中、テギョンはミナムを呼び出しだ。
 
「おい、テギョン。何か用か?」
 
ミナムは欠伸を噛み殺してテギョンの後をついていく。
 
「ああ。お前に聞きたいことがある。今朝、モ=ファランに会ってきた。」
 
「まじ?大丈夫なの、あの人?」
 
「どういうことだ?」
 
「はぁ?じゃぁ何しに行ったんだよ。そもそも、お前がこうなった事の発端だろうが。」
 
「順を追って説明しろ。わけが分からないんだ!」
 
面倒くさいと言わんばかりに頭をかきながら、テギョンを下から睨みあげた。
 
「ミニョから聞いた話だけど、お前の母さんが倒れたってラジオで報道されてたらしいよ?」
「倒れた?病気なのか?」
 
「知らねぇよ!俺は見舞いに行ったのかと思っただけだよ。」
 
「話してて特に違和感はなかったが・・・。それで、事の発端とはどういう意味だ?」
 
「報道直後、お前とミニョが喧嘩になったんだよ。あいつは怒って修道院に帰って、お前はそれが寂しくて倒れたんだろ?」
 
「寂しくてとは何だ・・・!!ありえん!!」
 
「こんだけ周囲に迷惑かけといて、お前ふざけんなよ?」

「うっ・・・・・!!!」
 
記憶がないとはいえ、責任感の強いテギョンにはミナムの言葉に敵うわけがなかった。

「ミニョと何で喧嘩になったかとか、これからミニョをどうするのか、そりゃ兄といえど口ははさめねぇよ。」
(あいつが一番、納得しないしな。)
 
「あとは自分で何とかしろよ。その方が意味ってもんがあるだろ。」

ミナムはさっさと自分たちの休憩室に戻っていった。
 
残されたテギョンは、状況が分かったような、さらに分からなくなったような、複雑な気分だった・・・・・・
 
 

To be continued・・・・・・・・・

<80>核心

テギョンは車を走らせ、今日の収録現場に向かっていた。
(コ=ジュヒョン・・・どこかで聞いたような名前だ。だが、どうしても思い出せん・・・・)
コ=ミニョと関わりがあることは何となく分かる。
(あいつに関わることは全て霧がかったような感覚になるからな・・・・)
「ふん、<コ>という苗字なんてありふれている。<ファン>や<キム>と似たようなものだ。」
仮にコ=ジュヒョンとコー=ミニョが親子だったとして、だから何だというのだ?
昔、母親と面識があったからといってどうなる?
「そもそも、俺はあの人に会って何を確かめたかったんだ??」
何か確かめたかったはずなんだ。
何かが引っかかっている。
「くそっ気分が悪い!!!!」

ギョンセも、モ=ファランも、結局は俺の親であって親ではないのだろう。
アン社長の話や、さっき聞いた母親の恋愛話も、俺の存在は彼らにとって無関係のように感じた。
そもそも、モ=ファランがギョンセに対して、コ=ジュヒョンに対する想い程の感情を寄せていたわけではない気がする。
じゃあ、俺はいったい何なんだ・・・??
ただの偶然の産物か?
ちくしょう。
馬鹿にするな。
 
「そうだ。コ=ミナムがいる!ミニョの双子の兄なら何か知っているかもしれないな。」

しかし、あいつは明らかに俺を避けている。
特に用はなかったから気にしていなかったが、なぜだ?

「妹は何かにつけて話掛けてくるが、兄の方は全くだ。何か理由があるのか?」
(まぁいい。聞けば分かることだ。)
 
to be continued・・・・・・・

<79>策略

「ちょっと待ってくれ。」
テギョンは堪らず話を遮った。
「ギョンセの話?ふふ…彼の話はまだ先よ。」
モ=ファランは楽しそうにワインを口にした。
「俺はあなたの恋愛話に興味はない。俺とあなたが親子だろうが,それもどうでもいい。」
「そう・・・。じゃあ、あなたは何が聞きたいのかしら?」
「それは・・・・」
テギョン自身、何が訊きたいのか分からなかった。
しかし、何か確かめたかったことがあったはずだった。
「混乱しているようね。仕方ないわ、記憶がないんだもの。」
「・・・・・。」
「ミニョさんはどうしてるのかしら?」
「ミニョ?どうして彼女の名を?」
「あら、やだ。本当に何も覚えてないのね、彼女のことも。」
「!!それはどういう・・・?」
「ふふ。いいのよ、嫌な記憶までわざわざ掘り起こす必要はないわ。気にしないことね。」

コンコン
 

「モ=ファラン様、そろそろお時間です。」
キム支配人が声を掛けにきた。
「ごめんなさいね。テギョン、これから出掛けなくてはならないの。」
「いえ、それでは失礼します。」
テギョンは素直に部屋を後にした。

「ご病気のことは伝えなくて良かったのでしょうか・・・・・・?」
「たぶん、それを聞きにきたはずだけれど彼には本当に記憶がないようね。コ=ミニョのことも、コ=ジュヒョンのことも。」

(かえって好都合だわ。)
モ=ファランは嬉しそうに微笑んだ。

To be continued・・・・
 

<78>恋心

「そうね、何から話そうかしら・・・・・・」
モ=ファランは16歳でモデルとしてデビューし芸能界に入った。
多才だった彼女は歌手として、女優として韓国のメディアを楽しませた。
特に女優の才能は群を抜き、21歳にして世界のレッドカーペットを歩いた。
芸能活動は多忙を極め、普通の少女としての生活は送れなかった。
同級生達は普通に学校に通い、勉強して、遊んで、恋をしている。
それに対して自分は無機質なカメラに微笑み、もの言わぬマイクに語りかけた。
体裁を守り、上の立場に媚びをへつらう人間達との関わり。
心を、本当の気持ちを曝け出すような関わりなど得られるはずがなかった。
彼女は華々しい世界の中で、ひとり孤独を感じていた。
終わりのない世界。
光輝いて眩しいほどの世界にいるはずなのに、彼女の心はいつも暗闇だった。
美しく、スタイルの良い彼女の周囲には常に男の姿があった。
彼女自身、孤独を紛らわしてくれるなら、酒でも、男でも、薬でも構わなかった。
それらを容易く手に入れるだけのステータスも、金も持っていたからだ。
次第にプライベートは荒れていく。
彼女を人気を守るべく、事務所はスキャンダルを揉み消す。
彼女の孤独は深まり・・・・・・完全な悪循環だった。

<アイサレタイ・・・・・・>

そんな時だった。
平凡な青年と出会った。
コ=ジェヒョン

彼女よりも2つ年下の青年は、物静かだがどこか暖かい雰囲気を持っていた。
昔から通う、バーラウンジで彼と出会った。
静かな雰囲気で、内装はまるでカフェ・ラウンジ。
しかし深夜過ぎまで営業しているためアルコールや軽食も販売している。
収録や撮影で終わるのが深夜を過ぎることが常の彼女にとって、やすらぎの場所だった。
彼はいつも2階フロアの端にあるボックス席で、ギターを小脇に抱え曲の創作に励んでいた。
彼女は自然と近くに座り、彼の弾くギターの音色を楽しんでいた。
彼のバラードはどれもが切ない恋の歌だった。
まともな恋愛経験など、モ=ファランにはなかったが心が締め付けられた。
それは彼女の心深くに根付く孤独、誰にも理解されないことへの悲しみ、伝えたい叫びのような気持ちと共鳴したのかもしれない。
彼には不思議と、本心で話せている感覚があった。
何ともいえない、初めての安心感にモ=ファランは依存していった・・・・・・・・・・

To be continued・・・・・・・・

 

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