私は、長年ドイツにすんでいますが、この国のよさのひとつに動物愛護の精神が挙げられます。むやみに動物を殺処分しません。もちろん、動物を捨る心無い人もいますし、主人との死別や離婚などの諸事情で飼い主と別れる悲しい運命の動物も多くいるのが現状です。
でも、ここには、ティーアハイムと呼ばれる動物の保護施設があります。
この施設、捨てられた動物や、主人と別れた動物を収容させるだけではなく、不適切な環境で育てられた動物も新しい環境で受け入れられるような、矯正を行ったり、本当に手厚く育てられます。また、動物をテレビ出演させて新たな飼い主を探す手配なども行います。
人に危害を与える闘犬などに育成された犬でない限り、処分されることは、ありません。毎日の散歩なども、ボランティアがやりますし、街の援助、動物愛護団体の募金などで運営をまかなっています。大きなペットショップなどに行くと出口などに必ず大型の寄付のコンテナーがあり、購入した餌の一部を寄付するコーナーもあります。(この寄付の量の多さに驚きます。ペットショップといっても犬、猫は、ほとんど販売されません。)
中学生の時期に行われる社会実習などの期間に3週間ほど学校に行かず、各種の職業体験を行う時期がありますが、このようなティ-アハイムの施設で社会体験を行う生徒も多く、深く一般生活と結びついています。
ここに入った動物は、安易に捨てられないように希望者があっても、その家族の適正や環境などを面接して適性価格で引き取られます。これは動物を捨てないための防止策で、足の1本ない犬や、目の見えない猫などを特に引き取って面倒をみる人たちも多く、引き取られた後もその幸せな生活が、テレビで放映されたりします。
リンクは、ベルリンのティーアハイム是非みてください。左上の航空写真、ただただ圧巻!素晴らしい。
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