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【Fado】ファドは、ラテン語の【fatum】=英語【fate】からきたもので、 【運命】を意味するらしい.... 私は、このファドと言う音楽世界を勉強し始め、昔読んだ本を思い出しました。 宮本輝【ここに地終わり海始まる】.... ポルトガルのロカ岬。 そこから始まる海を見てみたい.... 『ポルトガルのロカ岬はヨーロッパ最西端の地なのですが、 そこに【ここに地終わり海始まる】という碑文が刻まれていて、 私はこの文章になぜか烈しく心を揺すられました。 どうしてなのか、私にはよくわかりません。』(宮本 輝) ※ここには、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアダス」の一節 「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」と刻まれた石碑が立っています。 私はこの小説を初めて手にした時、宮本輝があとがきで言っている言葉と同じく 「なぜか烈しく心を揺すられ」買ってしまった...そうなの。 この【ここに地終わり海始まる】は、1988年、宮本輝41歳の時、 東ドイツ、スペイン、ポルトガル、トルコに取材旅行をした際、 このポルトガル・ロカ岬の「碑文」に魅せられ、1991年に書き上げた小説です。 このロカ岬の石碑は、昨夜の記事【Lagrima】に使用した太陽が海に沈む画像ですね。 ロカ岬の解説はグアイさんのところでじっくり読んで下さいね。 これまた心揺すられる曲も聴けます♪ 宮本輝は、私の好きな作家のひとり。 なぜ私が宮本文学が好きなのか。 それは、宮本輝の描き出す主人公たちは、驚くほどのたくさんの「手紙」を書きます。 「手紙」を書く者と、それを読む者。愛した亡き者が残した手紙。 密かに「日記」を書く者。託された「日記」をもとに、謎解きの旅に出る者。 私も宮本文学に登場してもいいくらい、手紙も日記もFAXもメールもね、、、 長くなりそうなので、またにしますね♪ そしてこの【ここで地終わり海始まる】は題名でもわかるように この物語も主人公たちの「再生」の軌跡です。 そして、【FADO=運命】にぴったりな物語... 18年もの長い病気療養をしたひとりの女の子に 「人違い」で届いた一枚の絵葉書。 それはロカ岬に立ち、生き方に迷ったひとりの男が 恋の想いを綴ったものだった。 その「人違い」と言う【偶然】が、運命的に二人を導き また二人に新しい道を歩かせる力を与えるの。 ここにも理屈ではない【愛】が存在しています。 そして、その女の子は『私もいつかロカ岬に行ってみたい...。』と言うの。 ユーラシア大陸・最東端の日本から、最西端ポルトガルへ... 簡単に説明すると、そんな物語です。 宮本文学は、人生に立ち止まってしまった者や、立ち止まりそうになった者が また希望を見出して、ひとりで歩き始めるといった物語が多いのよね。 だから、読み終わった後、なぜか自分も歩けそうな気がする... 私がこの【ここで地終わり海始まる】を読んでいた時、 人生の長い道のりの中で、立ち止まっていた頃なんでしょうね。 きっとそう思う。 今では、こうしてロカ岬に立つことを忘れていたけど、 今回ファドを学びはじめ、記憶の隅に残してきた「想い」を思い出しました。 だから、いつの日かリジュボアのバイロ・アルトでファドを聴きながら ポルト酒を飲み、翌日は二日酔いの身体でロカ岬に立ってみたいと... |
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トラバ有難うございます。先程帰ってきて ワールドカップ見ています。後でまたゆっくり伺います。じゃまた。
2006/7/2(日) 午前 5:01 [ - ]
グアイさん、W杯。。ポルトガル、イングランドをくだしちゃいましたね。いい試合でした。もうアイドルでないベッカムの涙が印象的で、フィーゴが素敵に見えました。グアイさんのトコの曲を聞きながら、フィーゴの顔が浮かんだユキです!ポルトガルのフィーゴは情熱的な顔です。
2006/7/2(日) 午後 9:26
グアイさん、TBありがとうございます。みんなワールドカップ観てるんですね。私は運動音痴だし、観戦すら苦手です。ルールを知らないから楽しく見れないのでしょうね♪バトミントンと卓球が関の山です♪卓球の最初のサーブしか決められません...ではまた♪
2006/7/2(日) 午後 10:53
ユキさんもワールドカップに燃えてたわね♪あ〜ベッカム様が出場していたのね。初めて知りました...。ダメなブランカです。スポーツマンの涙は素敵ですね。あの涙を見ただけで、運動神経ゼロの私も何か始めたくなります。「フィーゴ」?情熱的な顔なの?惹かれます...検索してみよ〜♪
2006/7/2(日) 午後 10:57
ポルトガルも気候自然の風景と良い国ですね。でも実際に暮らしてる方には大変のようですね。グーグル・アース時々見ます。実家が地図に載ってます。
2006/7/3(月) 午後 2:20
手紙じゃないけれど、色んなものに書き残した言葉は大切にしてます♪ちょっぴり私にとっては文学かな。。。♪もう、ブランカさんの影響で、ロカ岬・・・ポルトガルの街へ行ってみたくなってしまいます!そう、大航海時代に東インド会社と貿易をしてた、日本の西の果て、むか〜しの港町長崎に似てない、ですよね。。無理矢理長崎とくっつけてみました*^ ^*
2006/7/3(月) 午後 2:22
良い文章ですね!!今度宮本さんの本を探してみましょう。
2006/7/4(火) 午後 5:43
mitさん、私の叔父がポルトガルに旅行行ったときの土産話しをちゃんと聞いておくんだったと後悔してます。旅は、「旅行」ではなく、その土地に暮らす人たちの生活を見て、体験したいですね。私の数少ない「旅」もそうでした。グーグル・アースで世界旅行、いいですよね。mitさんのご実家ですね。遠くに暮らしていても、そうして遥か上空から一目見て安心...mitさんの気持ちわかりま〜す♪
2006/7/4(火) 午後 8:04
ユキさん、手紙もメモも、日記も全部大切ですね。「言葉」を書き残すって、そこに自分の気持ちをそこに残す事と同じだからね。私はたくさんの言葉を友達たちに、好きな人に送り(贈り)つけて来たけど、ひとりだけ、私に書いて投函した手紙が私の手元へ届く前に、私の部屋のチャイムを鳴らした人がいましたね。きっと、投函した後「やっぱり...」って思ったんでしょうね。「手紙」は手元と心に残る「言葉」ですね〜♪ロカ岬...行ってみたくなった?目的のある「旅」もひとつの物語ですね。...港町、大好きです。長崎もよ♪
2006/7/4(火) 午後 8:13
ミモさん、褒めていただき嬉しいです♪私は男性作家さんも大好きです。...本棚を見ると、男性作家さんの方が多いのかな??特に宮本氏の小説は、私を物語の世界に引きずり込みます。夢中になって読める作品が多いですね。それに、宮本氏は海外を舞台に物語を展開させるから興味が湧きます。この【ここに地終わり海始まる】爽やかな気分で新たな道を歩けそう...と思える物語でした。
2006/7/4(火) 午後 8:20
この記事読んでると宮本さんの小説(?)読んで見たくなりました。小説自体時々しか読まなくて、人から教えて貰った作者の本を読むことが結構多いです。それで1人ずつ好きな作者の幅が広がってる感じです。この本のタイトルも何かいい感じですね。じっくり読んでみたい気がしました。
2006/7/6(木) 午前 2:10
Hiroさんおはよう〜♪宮本文学読みたくなった?嬉し〜。きっとHiroさんも気に入ると思います。そしてこの【ここに地..】読み終えたらロカ岬に行きたくなるかも♪...宮本文学には二つの作風がありますから、好きな方を...眠る前に10分でもいいから読むといいですよ。10分で結構読めますからね。それに、私はポルトガルの【詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアダス」】が読みたくなりましたよ。ひとつの事を知ると、たくさんの素敵な事に出逢ったり夢をみれるから楽しいですね。
2006/7/6(木) 午前 6:52